教育目標・教育課程
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統一校名 ・ 統一校章 ・ 統一校歌
●統一校名 小中一貫教育校の統一校名を募集したところ、児童・生徒、保護者、教職員、地域の方々から、延べ498件の応募がありました。 応募件数の多かったものは、1)大泉桜学園(47件)、2)桜学園(34件)3)大泉学園桜小中学校(21件)桜小中学校(21件)でした。 募集結果を参考に推進委員会において検討し、統一校名候補を2つに絞り込みました。その後、教育委員会での協議を経て、より使いやすくわかりやすい校名などの観点から、統一校名を「練馬区立小中一貫教育校 大泉桜学園」とすることになりました。なお、統一校名は、小中学校9学年の児童・生徒の一体感を醸成するとともに、一元的な学校経営を推進するために使用するものであり、練馬区立学校設置条例上の名称については、大泉学園桜小学校・大泉学園桜中学校で変わりません。
●統一校章 推進委員会での検討の結果、斬新で新しい時代の学校をイメージできる校章(表紙参照) に決めました。 《校章のコンセプト》 9つのラインは、9年間の成長していく過程を木の年輪に重ねたもので、3つの球体は 、1年生〜4年生・5年生〜7年生・8年生〜9年生へのステップと無限に広がる可能性、宇宙空間を表現しています。
●統一校歌 大泉学園桜小・中学校の児童・生徒を対象に統一校歌に入れたい言葉を募集したところ、245件の応募がありました。 応募件数の多かったものは、1)桜(84件)、2)元気(11件)、3)未来(10件)でした。募集結果および教職員の意見を参考に推進委員会において検討しました。推進委員会での意見や「校歌に入れたい言葉」の募集結果などを、校歌を制作する際の参考としていただくために、校歌制作者に伝えることにしました。
なお、校歌の作詞は村田幸子氏(明治学院大学英文科卒業。平成元年より幼児による合唱団「ひまわりキッズ」主宰)に、作曲は西澤健治氏(武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。同大学院作曲科終了。日本作曲家協議会、日本童謡協会、日本音楽著作権協会、各会員)に依頼しました。
大泉桜学園の教育
●教育目標・・・・「桜学精神」 知・徳・体の調和のとれた児童・生徒の育成を目指し教育目標を「桜学精神」と定めました。 桜は、人々に愛され親しまれ、その四季の移ろいの風情は、勇気と希望とうるおいをもたらしてきました。桜から学ぶとは、森羅万象の偉大さを桜という樹木を通して謙虚に学び、自らを成長させる心構えと実践力を養うことを言います。
教育目標の実現に向け、「3つの指針」を定めました。 【1〜4年生】 【5〜9年生】 元 気 桜の花よりも華ある人 チャレンジ 桜の花よりも時機を知る人 思いやり 桜の花よりも愛される人
1〜4年生の児童には、分かりやすさに配慮するため、文言は現在の大泉学園桜小学校の教育目標を生かしました。 5〜9年生の児童・生徒には、卒業後も人生の指針として記憶にとどめやすいよう桜にちなんだ象徴的な表現としました。
- 「3つの指針の考え方」
- ・第1に、華ある人とは、自分の良さを発揮して他の人と共に幸せに生きようと心がけることで成し得ることができ、元気であることが基本となります。
・第2に、満開の桜の花は美しく、咲く時機 (チャンスとタイミング) を心得ているかのようです。 また、木枯らし吹く寒さの頃に、既に花のつぼみはあります。苦難の時を越え、新たな大地を開拓するようなチャレンジの大切さを言います。 ・第3に、桜の木の存在は人々に潤いと癒しをもたらしてくれます。自分の命の役割を自覚し自らの存在を大切にしていける児童・生徒は、周囲の人々に対しても思いやりの姿勢を示せるものです。
- ●学校経営体制等
- ・校長は、学校経営の一元化を図るため、1人とします。
・副校長は、3人体制とし、校長の学校経営を支えていきます。 ・教職員の兼務発令により、全教職員が連携・協力して、1年生から9年生までの児童・生徒の9年間の成長を見守り、 一貫して教育指導できる体制を整えていきます。
- ●大泉桜学園の特色
- 児童・生徒が自分のあるべき姿を知り、自らを大切にする 「 命の教育 」 をその根幹に、生活指導の徹底・学習活動の充実を目指します。
特色ある教育活動
- ●言語能力を高める教育活動
- ・低学年からかるた、百人一首、俳句、短歌に触れて、日本語の素晴らしさや良さを体験するとともに漢字学習、四字熟語、ことわざ、故事成語にも触れて言語能力を高める教育活動の一層の充実を図ります。
- ●英語によるコミュニケーション活動の重視
- ・3・4年生でも英語の音声などに慣れ親しむことを目標としたコミュニケーション活動や英語の音声に触れる英語活動を行います。
- ●5・6年生の一部教科担任制
- ・中学校の教科担任制へのスムーズな移行や学習内容のより一層の充実を目指し、図工・音楽な どに加え5・6年生の理科と社会で教科担任制を取り入れます。
・中学校の教員が5・6年生を指導する授業を一部実施していきます。
- ●少人数指導の充実
- ・小学校の算数の授業を充実させることにより、個に応じたきめ細かな指導が可能になります。
・7年生から9年生では、数学と英語でより一層充実した少人数指導を取り入れていきます。
- ●個別補充学習(フォロー学習)の充実
- ・その日の授業はその日のうちに分かるまで教える学校を目指すため、個別学習室を3室用意し、学力向上支援講師およびeラーニングによる学習システムを確立します。
・基礎的・基本的な補習が必要な7〜9年生には小学校の教員が指導したり、中学校の教員が小学校のチームティーチングによる授業に参加します。
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