2月16日(木)牛乳 さつまいものホットサラダ 日本の、「ミートソース」はスパゲッティ・ソースの定番として広く知られています。 「ミートソース」はイタリアのパスタ料理の「ボロネーゼ」が「アメリカ」に渡ったのちに、そこでアメリカンスタイルに変化したものです。「ボロネーゼ」はトマトペーストを使うのに対し、アメリカの「ミートソース」はトマトケチャップを使い、砂糖やウスターソースなどで甘みを加えることで、「ボロネーゼ」よりも甘めに仕上げています。茹でたままのパスタの上にのせて食べるのが日本スタイルです。ナス、ピーマン、きのこなどを具材に加えることも一般的です。 給食ではケチャップだけでなく、トマトを裏ごしした加工食品の、トマトピューレも加えて、味に深みを加えています。 2月15日(水)牛乳 かぼちゃ団子汁 「すき焼き」の語源は、江戸時代のころの農夫たちが仕事中にお腹がへると、土を掘り起こす農具の鋤の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから「鋤焼」と呼ばれるようになりました。この他にも、薄く切った肉を意味する「剥身」から「剝き焼き」となったとする説もあります。 「すき焼き」とはもともと関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていましたが、現在では一般的に「すき焼き」として親しまれています。「すき焼き」は肉に砂糖と醤油の甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。ネギや豆腐、白滝などの具が用いられ、溶き卵をつけて食べます。関西地方と関東地方で調理法が少し異なることが特徴です。寿司や天ぷらと並んで、代表的な日本料理として世界中に知られています。 2月14日(火)ガーリックフランス 牛乳 キャベツのポトフ 大根サラダ チョコプリン バレンタインの歴史は、西暦1207年2月14日、ローマの皇帝クラウディウスが結婚を禁じたのにキリスト教の司祭であったバレンチヌスが抵抗したため、2月14日に処刑されてしまったのです。当時の人々はこの勇気ある行動に感動し、ヴァレンチノ司祭が処刑された日を「聖バレンタインデー」と呼ぶようになりました。 バレンタインデーは、14世紀頃から男女の恋愛に結びつけられるようになり、日本には戦後、アメリカから伝えられたといわれています。今では、知らない人がいないくらい普及してきた外国の風習の一つです。日本ではチョコレートを贈る場合が多いようです。最近は和風のバレンタインとして、和菓子屋でも各種バレンタインにちなんだ和菓子が作られるようになりました。 給食ではチョコプリンを作りました。 2月13日(月)牛乳 チーズダッカルビ もやしのナムル チゲスープ 今日の献立の「チーズダッカルビ」の「ダッカルビ」とは韓国の焼き肉料理で、鶏肉と野菜を使った料理です。「ダッ」は鶏を、「カルビ」はあばら骨をあらわし、「骨のまわりの肉を食べる鶏料理」という意味です。韓国ではぶつ切りにした鶏のもも肉とにんじん、玉ねぎなどの野菜を、甘辛いコチュジャンをもとにしたタレをかけて鉄板の上で炒めて食べます。給食は「ダッカルビ」の上にチーズをのせてオーブンで焼きました。 2月10日(金)牛乳 ジャンボシューマイ 広東スープ シューマイ(焼売)は、中国語で「シャオマイ」といい、中国南部・広東省発祥で春巻とともに中国料理を代表する点心(軽食)のひとつです。日本でシューマイが販売されたのは、1899年に横浜にある中華料理店であったといわれています。横浜はご存知の通り、日本最大の中華街がある地域です。古くから、港町だったこともあり、海外からの人の出入りが多かったため、元祖シューマイを販売した店も中国広東省から渡ってきたシェフが開いた店だといわれています。好評を博したシューマイは、横浜から日本各地に広がっていきました。 2月9日(木)牛乳 大根きんぴら 鶏肉と厚揚げのうま煮 「うま煮」には和食の料理と中華の料理があります。 「和食の場合」は、いも・野菜・肉・魚介などを、「だし・しょうゆ・砂糖・みりん」 などの味付けで、しっかりと味を付けて煮た料理で、 濃い味つけでつやよく仕上げ、おふくろの味と言われている「煮物料理」です。いも類や、たけのこなどと鶏肉を一緒に煮ることが多いです。 「中華の場合」は、 スープで具材を煮含めて、でん粉でとろみをつけた料理の事です。 おもに、野菜や魚介をつかったもので、干ししいたけやキクラゲなどの乾物も使います。味付けは醤油味ですが、オイスターソースや塩味のものもあります。 今日の給食は「和食のうま煮」です。 2月8日(水)牛乳 浦上そぼろ(長崎県) オレンジケーキ およそ400年前ポルトガル人の宣教師が長崎の浦上村でカトリックの布教活動を始めました。当時ヨーロッパではお肉を食べる習慣があったのに対し、日本では野菜中心の食生活でお肉はごく一部の人の食べ物とされていました。そこで宣教師たちは家畜として飼われていた豚とごぼうや人参、コンニャクなど残り物の野菜に当時貴重だった砂糖を贅沢に使って甘く煮込んだ料理を作って集まった人々に振舞ったとされています。 この「そぼろ」と言う名前の由来はポルトガル語で残り物を意味する「ソブラード」とする説やこの地方の方言である、「千切り」を「おぼろ」と言っていたため、「おぼろ」より更に粗く切った「粗おぼろ」という方言が訛って「そぼろ」となったとする説などがあるようです。 2月7日(火)牛乳 白身魚のから揚げレモンソース 生揚げの辛味炒め しめじの味噌汁 「しめじ」には、エネルギー代謝に必要なビタミンB群や骨や歯を強くするビタミンDや高血圧を予防するカリウムやお通じを改善する食物繊維が豊富に含まれています。「しめじ」に含まれるビタミンDは脂溶性ビタミンといい、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。 きのこ類には脂質がほとんど含まれませんので、油を使った炒め物などのメニューにするか、ほかのメニューに油を使ったものを取り入れるようにしましょう。 2月6日(月)牛乳 鶏肉のトマトソースがけ 小松菜とポテトのスープ カフェオレゼリー 「ピラフ」はトルコ料理として有名ですが、米食の盛んな中近東で広く食べられるもので、原産はインドとも言われています。 元々は、ペルシャ語やトルコ語で「煮た米と肉」を意味する「プラウ」や「ピラヴ」と呼ばれる料理でした。インドの「プラーカ」が西に伝わり、中東のトルコで「プラウ」になり、 そこからさらに西に伝わり、フランスで「ピラフ」と呼ばれるようになったそうです。「プラーカ」は、鶏肉や豚肉を煮込んだ煮汁で米を炊き、炊きあがった米と肉を炒めた料理です。 今日の「ピラフ」は、ツナや玉ねぎ、にんじん、コーンなどを炒めて、バターを入れて炊いたご飯と混ぜて、カレー味に仕上げました。 2月3日(金)ご飯 牛乳 大豆とかじきのかりんとがらめ もやしとわかめのしょうゆ和え いわしのつみれ汁 「節分」は立春の前日を言います。立春の日付が前後することにあわせて、前日の節分も動くことになるので、「2月4日」や「2月2日」になったりします。ほとんどの年で「2月3日」が節分に当たりますが、一昨年の「節分」は、明治30年(1897年)以来、124年ぶりに「2月2日」でした。今年は2月3日が節分です。 節分には、豆をまいたり、イワシの料理を食べたり、恵方を向いて無言で恵方巻きを食べる習慣があります。今年の恵方は「南南東のやや南」の方角です。 今日の献立は「節分」と言うことで大豆もイワシも使った献立です。 2月2日(木)牛乳 えのきのとろとろ卵スープ 今日の献立のスープに入っている「えのき」は「えのきだけ」のことです。 日本で1番生産されて食べられているきのこです。1990年頃に「しいたけ」を抜いてからずっと生産量1位をキープしています。日本のきのこ界のエースで、味がほんのりした甘みで誰でも食べやすいからだと思われます。クセが無いので定番の鍋料理の他、炒め物、焼き物、スープなどいろいろな料理にあいます。他のきのこに比べて安いことも理由に入っているようです。 2月1日(水)牛乳 ごぼうサラダ 野菜とポテトのスープ 「ジャンバラヤ」はアメリカ南部のルイジアナ州発祥の炊き込みご飯のことです。肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、コショーやチリペッパーなどの香辛料を加えて炊き上げ、ピリッと刺激的な味わいに仕上げます。そんなジャンバラヤですが、日本でいうところの焼きそばやお好み焼きのように親しまれていて、普段の食事だけでなく、バーベキューやお祭りなど、大勢の人が集まるイベントでも非常に重宝されています。大きな鍋を使い、多いときには一度に千人分以上の「ジャンバラヤ」を作ることもあるそうです。 1月31日(火)牛乳 ベーコンソテー 鶏肉のカレーポトフ 「ビスキュイパン」は丸いパンの表面にビスケットの生地をのせて焼きます。ビスケットのことをフランス語でビスキュイと言います。ビスは二度、キュイは焼いたという意味です。ビスキュイパンの材料はバター、卵、砂糖、バニラエッセンス、小麦粉です。小麦粉以外の材料を練るようによく混ぜ、ざるでふるった小麦粉を加えて混ざったら、パンの表面に塗って、へらでのばします。それをオーブンで焼くと、表面のクッキーが固まり、パンがふんわりします。甘くて美味しいパンの出来上がりです。 1月30日(月)日本の郷土料理を知ろう!!◆ かてめし(埼玉県) 牛乳 みそポテト(埼玉県) キャベツのそぼろ炒め ゆきんこ汁 「かてめし」は混ぜ合わせるという意味の「糅てる」が語源で、埼玉県全域に伝わる郷土料理の一つです。 昔、お米は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜、きのこなどをまぜて、量を増やして食べたことからこの名前がついたと言われています。特に米の生産量が比較的少ない地域で、ご飯の量を増やすために具材を加えたことからできた料理です。埼玉県の地域や家庭によってご飯の味や具材が異なるのが特徴です。「かてめし」は家庭料理として親しまれていますが、農家にとっては年中行事やお祭りなどの特別な日に食べられることも多かったようです。 1月27日(金)日本の郷土料理を知ろう!!◆ こうしめし(高知県) 牛乳 鶏の照焼き キャベツのおかかあえ 根菜のごま味噌汁 「こうしめし」は、冬に旬をむかえるめのりを使い、年越しの時期に食べられます。 めのりとは岩のりのことで、旬が冬なので、年越しの時期に食べるのです。 「こうしめし」は、「年越しめし」が「越しめし」になり、「こうしめし」という呼び方に変わっていったようです。全国では「高知」が「こうし」に なったのかと思っている人も多いようです。 「こうしめし」が年越しの定番だったため、ひと昔前までは「年越しそば」を食べる習慣がほとんどなかったと言います。近年は、めのりも手に入りにくくなり、もみのりで代用する家庭もあるようです。 給食の「こうしめし」ももみのりを使いました。 1月26日(木)日本の郷土料理を知ろう!!◆ 盛岡じゃじゃ麺(岩手県・盛岡) 牛乳 チンゲン菜のスープ がんづき(宮城県) 「がんづき」は、宮城県民にとってはおなじみのおやつです。 小麦粉、ベーキングパウダー、黒砂糖、水だけでつくるシンプルな蒸しパンです。 ふんわりしつつも、しっかりした食べ応えがあるのが特徴で、手づくり感覚あふれる素朴な郷土菓子となっています。仙台地方の秋の農家の収穫の際の祝い菓子が原形です。 基本的には農家の台所にある、あり合わせのものを集めて精一杯の祝いの気持ちを表わし、喜びを分かち合う素朴なお菓子です。 1月25日(水)日本の郷土料理を知ろう!!◆ 味噌カツ丼(愛知県・名古屋) 牛乳 ゆで野菜 五目汁 今日の献立は「味噌カツ丼」です。愛知県のトンカツ屋さんでは“味噌カツ”を置かない店はほとんどないそうです。特に名古屋ではそれぐらいポピュラーなメニューで、「名古屋めし」と呼ばれる料理のひとつです。 味噌だれは、八丁味噌や赤味噌やかつおだし、砂糖などをベースにした独特のたれです。 今日の味噌だれは赤味噌に、にんにくやごま油、ごまなどを入れて作りました。 1月24日(火)日本の郷土料理を知ろう!!◆ とり飯(北海道・美唄) 牛乳 鮭の焼きづけ はりはり漬け どさんこ汁(北海道) 1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。学校給食は今から約130年前、山形県ではじまりました。「おべんとう」を持ってこられない子供のために、学校でお昼ごはんを作ったのが始まりです。このころの献立は おにぎり・焼き魚・つけもの・みそしるといったものでした。戦争で、給食は一時期中断しましたが、アメリカからの援助をうけてまた給食を出せるようになりました。給食は、いつでもみなさんが好き嫌いなく食べて元気にすごせることを願って、作られています。食べられることに感謝をして食べてくださいね。 1月23日(月)牛乳 野菜のペペロンチーノソテー 果物 ハヤシライスの名前の由来は諸説ありますが、その中で「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」または「ハッシュド・アンド・ライス 」などといった名前が、訛って「ハヤシライス」となったと言う説があります。 ハッシュとは「薄く切った」という意味で、薄く切った牛肉と玉ねぎを炒めてドミグラスソースで煮込んだ料理です。 ちなみに丸善の創始者の早矢仕さんが、「ご飯」と「おかず」が1皿で済む料理として考案し、幕末から明治の始めにかけて社内食堂で出したのが始まりと言う説もあります。 給食では豚肉を使い、にんじんやマッシュルーム、ほうれん草などを入れて野菜がたくさん食べられるように作りました。 1月20日(金)牛乳 豚肉の甘みそかけ さつまいものきんぴら うすくず汁 「さつまいも」は中南米の原産で、ヨーロッパ、中国、日本などへ広まり、各地で栽培されています。 「さつまいも」は荒れた土地でも作れることから、昔は食べ物が不足した時にお米のかわりに作られた食べ物でした。現在では煮物や天ぷらや汁物やお菓子などいろいろと活用できます。 「さつまいも」には体を動かすエネルギーになるほかに、体の調子を整えたり、お腹のそうじをしたりと、とってもすぐれた食べ物です。 |
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