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3月2日(月)

本日送信した学校からのメールの内容です。

臨時休業中の対応について

◎先日の練馬区教育委員会からのメールにもありましたように、家庭での健康管理を毎日よろしくお願いいたします。発熱などの風邪の症状がみられるときは、学校に連絡をお願いいたします。
◎シルバー人材による施設管理員の勤務は、しばらく行わないことになりました。土日祝日は、全日機械警備がかかり、校内に入ることができません。また、平日の16時45分以降も機械警備となります。
◎学校への電話連絡は、8時15分〜16時45分にお願いいたします。


2月28日(金) その3

 本日の5校時の後半に、全校児童に向けて放送で話をしました。以下の内容です。

 みなさんもすでにテレビのニュースなどで聞いていると思いますが、来週月曜日(3月2日)から、全国の小学校・中学校など全ての学校が臨時休校するようにという通達が出されました。来週からお休みに入りますが、練馬区では、修了式と卒業式は予定していた日に行うことになりました。3月24日に修了式があり、通知表をその日に渡す予定です。卒業式は、3月25日です。どのように行うかは、これから話し合いをして決めるそうです。それまで、必要があれば登校する日があるかもしれませんが、今のところしばらくの間、学校がお休みになります。
 これは、今広がりつつある新型コロナウイルスから、全国の子ども達を守るために行う特別な措置です。今まで日本の学校で、こういうことは行われたことがありませんでした。それだけ重大なことであり、自分自身の健康を守るためのものであるととらえてください。
 みなさんにとっても、とても急なことで、いろいろ心配になることが多いかもしれません。まずは自分自身の健康を第一に考えるようにしてください。新型コロナウイルスの感染を防ぐためには、大勢の人が集まる場所になるべく行かないようにすることが大切です。また、こまめに手洗い・うがいをするようにしてください。来週からは、家で過ごす時間が長くなります。家の人の言うことをしっかり聞いて、必要のない外出はしないように心がけましょう。
 3月は、大切な一年間のまとめの時期ですが、3学期の学習を最後までやらずに終えてしまうことになります。教科書やドリル・ワークテストなどを使って、自分で学習を進めていくようにしてください。今日、全ての道具類を持ち帰ることはできません。学習用具や作品類、サクラ草などは、今後持ち帰り方を決めて家の人に連絡して取りに来てもらうようにします。
 それにしても、今日は「6年生を送る会」や「お別れ給食会」を通じて、みんなで楽しい時間を過ごすことができてよかったですね。今日の送る会での各学年の出し物の様子を見ていて、立派に成長したみなさんの姿をうれしく思いました。きっと4月から、1つ上の学年に進級してがんばっていけるなと感じました。4月には、新型のウイルスへの対策が進み、安全な生活ができるようになっていると校長先生は信じています。その時には、また新たな気持ちでがんばる田柄小の子どもでいてください。まずは、3月24日の修了式の日に元気にみんなで会えるようにしましょう。

2月28日(金) その2

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 6年生を送る会の学年の出し物の続きです。
 4年生は、前半に呼びかけと劇を行いました。6年生のすてきな活躍場面を劇でしっかり表現していました。委員会活動やたてわり班活動、クラブ活動で下級生にやさしく接する場面を再現し、「私たちもこういう高学年になれるようにがんばります」という決意を表現することができました。
 後半は、二分の一成人式で歌った「十歳の記念日」を替え歌にして伝えました。運動会で使ったフラッグも加わり、体育館全体を使って華やかに発表していました。(写真上)
 5年生は、6年生の前に仁王立ちになってから、まず始まったのが「田柄ソーラン」です。気合の入った踊りは、今年の5年生を象徴していました。(写真中)実は…5年生は1か月前、下田移動教室の2日目の夜にもソーランを踊っています。宿舎の4階の集会室で踊ったソーランも気合の入った踊りだったことを思い出しました。
 次に、6年生に向けたサプライズプレゼントを手渡しました。ひな壇に座っている6年生のところに、5年生が一斉に駆け寄って手紙を渡す瞬間は、きっとびっくりしたことでしょう。きちんと封筒に入った手紙には、どんなメッセージが入っていたのでしょうか。
 続けて5年生は、「ひまわりの約束」を歌いました。6年生の目の前で歌う姿は、一人一人の心に届く響きとなりました。
 在校生の出し物が終わり、続いて6年生のお礼の出し物が始まりました。6年生の持ち味が最大限に生かされたすばらしい発表に、在校生も教職員も感心して見入るほど見ごたえのある内容でした。
 まず、呼びかけを通じながらこの6年間の成長を振り返りました。学習も運動も、たくさんできるようになったことがあった6年間だったことが分かります。なわとびや跳び箱、組体操の技を見せる場面もありました。それぞれの技だけでなく、準備や片付けも含めて6年生らしさを示し、成長した様子が伝わってきました。
 最後に、学年合奏を披露しました。曲目は、東京スカパラダイスオーケストラの「パラダイス ハズ ノー ボーダー」でした。6年生にとっては、運動会の組体操の練習の時からおなじみの曲です。2学期から楽器の練習をしたりオーディションをしたりして、学年全員で練習を積み重ねてきました。
 演奏後、お約束の「アンコール」の声がかかり、楽器編成を組み替えてもう一度演奏しました。本当にこれが最後・・・小学校で最後の合奏になりました。体育館で聴いていた全ての人の心に響く合奏となりました。(写真下)
 1校時に、6年生が体育館に集まって、最後の練習をしていました。突然の臨時休校の話に、6年生の先生達もかなり迷っていたようです。合奏は、当初4パターンで演奏を考えて練習してきました。送る会でアンコールを含めて2パターン、そして来週月曜日の保護者向けの発表でも2パターン用意していました。ところが、来週の演奏ができなくなってしまったため、なんとか今日の演奏で全員を出してあげたいという思いで、急遽音楽専科の先生に頼んで楽器編成を考えてもらいました。曲の途中で楽器を交代していたのは、そのためです。今まで練習をがんばってきた全員が演奏に参加できてよかったと思います。
 リハーサル終了後、6年の担任が涙ぐんでいました。今まで6年生の先生達は、どれだけ苦労して指導してきたことでしょうか。そして、これから卒業に向けて…という時に、突然休校になってしまったのですから。修了式と卒業式は、縮小しながらも行うことになりました。しかし、気持ちの整理がつかないまま、子ども達としばらくのお別れとなってしまいました。

2月28日(金) その1

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 今日は、予定通り「6年生を送る会」と「お別れ給食会」を行いました。体育館の窓を開けて換気をするとともに、入場する際にアルコール消毒を全員が行っての実施となりました。
 花のアーチをくぐり、6年生が1年生と手をつないで入場してきました。今年度4月に行った「1年生を迎える会」でも、同じように手をつないで入場する場面がありました。今回は1年生が6年生の案内役なのですが、やはり6年生に連れられて歩いていたところがかわいいなと思いました。久し振りに1年生と手をつないだ6年生は、とてもうれしそうな表情でひな壇に座りました。
 委員会の引継ぎ式では、各委員会の6年生の委員長と5年生の副委員長が向き合って行いました。あいさつ旗やジョーロなど、それぞれの委員会を象徴する物を手渡しながら、「責任」というバトンを5年生に託していました。
 次は、いよいよ各学年の出し物です。1年生から順に発表しました。1年生は、5色の「ありがとうレンジャー」が登場し、6年生に今までのお礼を伝えました。昨日のホームページでもお伝えしましたが、各レンジャーの背中に平仮名が書いてあり、「ありがとう」という5文字が輝いていました。(写真上)みんなで「ありがとう6年生」の歌を元気よく歌いました。
 2年生は、「もうすぐ会えなくなる6年生と勝負がしたい」ということで、「挑戦状」を差し出しました。まずは、なわとび勝負です。あや跳びと交差跳びと二重跳びの3種目を、それぞれの代表の6年生と対決しました。結果は、2年生が跳んだ回数を上回って勝利しました。(今まで、6年生が勝つものと思って練習していたので、2年生はどうリアクションをしてよいか一瞬戸惑っていたようです。)
 次は、腕相撲対決でした。ハンディキャップをつけて、2年生は2人がかりで6年生と対戦しました。6年生が必死の思いで力を出し、勝利しました。(写真中)最後は、計算対決でした。あわてて計算ミスをして「ちがいます!」と言われる場面があったものの、6年生が勝利ました。
 3年生は、まず6年生のかっこいいところを呼びかけで表現しました。M1グランプリで優勝した漫才をアレンジした、とてもうまく構成された呼びかけでした。学年の息もぴったりで、自分達で突っ込みを入れるところもとても面白かったです。後半は、「カントリーロード」を6年生への替え歌で歌うとともに、リコーダー演奏も行いました。だんだん速いテンポになっていくリコーダーに、大きな拍手が送られました。

2月27日(木) その2

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 小学校の算数では、2年生と4年生と5年生で立体の学習をします。ちょうど今、2年生と4年生は、立体についての学習をしているところです。
 2年生では、家にある様々な箱を持ち寄り、直方体や立方体の概念を学習します。箱を画用紙に当てて面を写し取ることで、それぞれの面の形について調べます。また、辺や頂点について調べたりもします。展開図の素地を学ぶのが2年生です。
 一方、立方体や直方体の展開図を書いたり組み立てたりしながら、立体の概念や性質を理解していくのが4年生です。今日は、3校時に4年生各クラスで立方体の展開図を考えて、実際に組み立てる活動をしていました。(写真上)立方体の展開図は、全部で11種類もあります。発展学習として、11種類全ての展開図を考えさせるとおもしろいものです。
 自分で考えた展開図を組み立ててみたら、「あれっ、違っていた!」という場合もあります。平面に書かれた展開図を頭の中で折り目をつけて組み立てるという思考は、抽象的な考え方ができ始めてくる4年生にとって、とても大切な力です。算数の指導をしていると、立体の把握が難しい子がいます。2次元から3次元になると、急に理解できなくなるタイプの子です。そういう子は、もう少し学年が上になれば分かってくる場合が多いです。
 では、子どもの立体感覚というものは、どういうところから身についてくるものなのでしょうか? これは持論ですが、小さい頃(未就学児)の遊びや経験が大切であると思われます。ブロックや積み木で遊んだり、折り紙をしたりする経験が非常に大切です。昨日の6年生との会食会で、「小さい頃からレゴで遊ぶのが好きだった」と話していた子がいました。私も小さい頃の一番のおもちゃは、ブロック(その頃の商品名は「ダイヤブロック」)でした。折り紙も大好きで、本を見ながら自分なりにいろいろ作った覚えがあります。もし、これから小学校に上がるお子さんがいたら、ブロックや折り紙を与えるようにしてください。
 4校時に、1年生が明日の6年生を送る会の練習をしていました。1年生らしい出し物になっていて、きっと全校の注目を浴びることでしょう。
 1年生は、6年生と最もかかわりがあり、優しくしてもらった学年です。6年生に対する「ありがとう」をどのような形で伝えるでしょうか。写真を見ると分かるように、カラフルなマントを羽織った5人が登場しています。(写真下)これはまさに、4月の「1年生を迎える会」で6年生がやっていた「田柄レンジャー」です。そのパロディーで、かわいらしい5色のレンジャーが一体何を伝えてくれるのでしょうか?
 答えは、各レンジャーの背中に書かれています・・・。後日、お伝えできると思います。お楽しみに…。

2月27日(木) その1

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 2年生は、3学期の生活科の時間に、「明日へジャンプ」という学習を行っています。生まれた頃の自分の様子や、家の人たちの当時の思いなどをインタビューを通じて調べてきました。さらに、幼稚園や保育園時代の自分の様子や1年生の頃の姿を振り返り、大きくなった自身の成長をまとめてきました。いよいよその完成が近づいてきたようです。
 画用紙にまとめるために、小さかった頃の写真を家の人に用意してもらいました。生まれたばかりの頃の写真や、兄弟で撮った写真、1年生の運動会での写真など、どれも家の人の思いとともに自分の成長が感じられるものばかりです。(写真上)今後はこれらの学習を基に、育ててくれた方々への感謝の気持ちと、3年生の学校生活に向けて希望を抱いていけるように、学習をさらに深めていきます。
 学校では、感謝の気持ちを育むために、様々な機会を通じて指導が行われています。2年生の生活科「明日へジャンプ」も、4年生の総合の学習「二分の一成人式」も、育ててくれた方々に感謝の思いをもたせる学習です。また、明日の「6年生を送る会」や「お別れ給食会」は、在校生が6年生に感謝の気持ちを伝える学校行事(特別活動)です。
 さらに、家庭科の授業にも感謝の気持ちを学ばせる内容があります。現在6年生は、「あなたは家庭や地域の宝物」という学習をしています。小学校2年間で学んできた家庭科における衣食住の学習活動を通して、自分の成長と家族に関心をもち、家庭生活と家族を大切にしようとすることをねらいとしています。
 先日は、在校生にプレゼントするための雑巾づくりを行いました。今回は、布で作る作品に挑戦しています。(クッションや小物入れ、巾着等)感謝の気持ちを伝えるために、細かな縫い目までていねいに行うことを心がけて取り組んでいます。(写真下)当然、出来上がった作品をプレゼントする相手は・・・。卒業式前までには完成させます。お楽しみに…。

2月26日(水)

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 あさっては、6年生を送る会に続いて「お別れ給食会」も予定されています。たてわり班の教室で6年生を迎えて、一緒に会食をします。送る会同様に、今まで様々な準備を学年ごとに分担して行ってきました。
 4年生は、6年生に招待状を作って渡す役割になっていました。自分のたてわり班の6年生に向けて、一人一人が心を込めて招待状を作りました。特に、招待状を開いたところのメッセージには、この一年間6年生にお世話になった内容が事細かに記されていました。感謝の気持ちが伝わる言葉がしっかりと表現されていました。
 4年生が6年生の教室に行き、それぞれ担当の6年生の前に緊張気味に立ちました。招待状をただ差し出すのではなく、きちんと言葉で伝えてから渡すように指導されていたようです。感謝の言葉を伝えられて少し照れくさそうな6年生に、ようやく無事に招待状が渡りました。(写真上)
 6年生は、今まで招待状を作って渡したことはあっても、自身がもらうのは初めてという子が多かったはずです。4年生が苦労して書いた招待状を何度も開きながら見入っていました。今日の会食会に来ていた6年生に聞いてみたところ、「招待状をもらってとてもうれしかった」と話していました。
 5年1組が、1,2校時に調理実習をしていました。ご飯とみそ汁を作る実習でした。5年生は、今まではフルーツを切ったり卵をゆでたりという実習内容でした。いよいよ本格的な料理の基礎となる「ご飯とみそ汁」に挑戦です。
 ご飯は、ガラス製の透明な鍋を使い、ご飯が炊けていく様子を観察しながら調理しました。家庭では、炊飯器を使って簡単にご飯を炊くことができます。なかなかガスコンロを使ってご飯を炊く経験は、家庭でもないのではないかと思います。火加減の調節が難しく、少し焦げてしまったグループもあったようですが、ふっくらとおいしそうな炊き立てのご飯を作ることができました。
 一方のみそ汁も、家庭で作るものとひと手間違いがあるもののようでした。教科書では、煮干しでだしをとってから具を煮てみそを入れて・・・となっています。煮干しの頭やはらわたを取り除いてだしをとることも書いてあり、今日の実習ではその通りに行っていました。(写真中)
 子ども達に聞いてみると、「家ではだしの素を使っている」という子がほとんどでした。(あるいは、だし入りのみそを使っていると答えていた子も…)みそ汁の具は、油揚げやねぎ、大根など、グループで話し合って用意してきたようです。野菜の切り方も、家庭によっていろいろのようです。大根の切り方一つにも、家庭の味が出るものだと思いました。どこのグループも、具がたっぷりのみそ汁が出来上がっていたようです。煮干しでとっただしの味は、子ども達の舌に感じられたでしょうか?
 3校時に、2年生が体育館で6年生を送る会の出し物の練習を行っていました。2年生の出し物は、6年生との力比べをテーマにした内容です。まず、代表児童が6年生の前に出て、大きな封筒に入った「挑戦状」を示します。(写真下・・・2年生が差し出した挑戦状に、6年生が「よし、受けて立とう!」と言った後、みんなで喜ぶシーンです。)
 6年生との力比べは、いくつかあります。まず、なわとび勝負です。跳んだ回数を数える審判の子も2年生から出てきます。次は、腕相撲勝負です。2年生は、ハンディをもらって2人がかりで6年生に挑みます。最後は、計算力勝負です。出題されたたし算をすばやく計算して正しく答えられるかを競い合います。
 練習では、勝負をしている時にみんなで応援をしたり、結果発表で6年生が勝った時に「すご〜い」と大きなリアクションをしたりするように繰り返し指導されていました。当日は、6年生が圧倒的な力を発揮して勝ってくれないと、2年生が戸惑ってしまうかもしれません。

2月25日(火) その2

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 6年生は、国語の時間に「今、私は、ぼくは」という学習をしています。「話し方を工夫し、資料を示してスピーチをする」ことをめあてとした、『話すこと・聞くこと』の学習です。
 小学校生活最後の国語の学習とも言える学習内容になっています。6年間に学んだことや体験したこと、感じたこと、考えたことを振り返るとともに、これからの思いをみんなに伝えるスピーチにするのがこの学習です。
 6年2組では、まず伝えたいテーマを各自が決め、スピーチの内容に合わせた構成メモを考えていました。(写真上)教科書には、テーマの例がいくつか書かれていました。「目ざしている職業」、「将来なりたい自分の姿」、「大事にしていきたい言葉」、「あこがれる人物」・・・です。
 ちょうど先日まで、総合の学習の時間に職業調べをしたこともあり、「目ざしている職業」は選びやすいテーマなのかもしれません。今日の会食会は、6年2組の6名だったので、各自が選んだテーマについて聞いてみました。「あこがれる人物」で考えているという子が1人いました。
 6年生にとって、「あこがれの人は誰?」あるいは「尊敬する人は?」と聞いて、どんな答えが返ってくると思いますか。そして、自分の親の名前を挙げる子はいるでしょうか。・・・今まで6年生との会食で、自分の親の職業に対するあこがれを抱いている子が何人かいて、すばらしいなと思いました。「将来、父のような会社に入りたい。」とか、「親と同じ職業に就いてみたい。」と話した子が何人かいたのです。言葉に表していなくても、子どもはしっかり自分の親をお手本にして生きているものです。
 先週は、4年生がフットプリントを使って足型をとりました。今日は、1年生の足型をが一人ずつとっていました。(写真下)
 一週間前の学校説明会で、体育の研究発表校として、「足育」に取り組むことをお伝えしました。足育推進委員会から、フットプリントと簡易計測器を現在借りています。フットプリントは、足型を白い紙に写しとるための器具です。自分の足裏の形や、足指がどのように接地しているかを知り、足の様子を把握することができます。このプリンターは、インクが足裏に付くことがないので、手軽に足裏の形を写しとることができます。また、簡易計測器は、足の長さと幅を正確に計測することができ、正しい靴のサイズを知るために有効です。
 今回足型をとったことで、土踏まずの形成や浮指(足指がしっかり接地していないこと)がある様子などが分かってきました。さらに詳しくデータ分析をしながら、今後の足育の授業に生かしていく予定です。

※本日、練馬区教育委員会より、新型コロナウイルスに関連した感染症対策についてのプリントを配布しました。(区内全小中学校に共通の内容です。)プリントには、「発熱等の風邪の症状がみられる時は、無理をせずに自宅で休養すること」と、「自宅休養した場合は、欠席扱いにならない」ということが明記されています。ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

2月25日(火) その1

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 4年生が花のアーチを作っていました。(写真上)長い棒にお花紙で作った2色の花をきれいに飾り、合計17本製作します。今週金曜日に行われる6年生を送る会では、花のアーチで6年生を迎え、退場する際にも使用します。また、ちょうど1か月後の卒業式では、校庭で門送りの際に使います。さらに、4月の1年生を迎える会でも使用するので、花のアーチは毎年春に大活躍する『必需品』と言えます。
 アーチを完成させるには、4年生の各クラスで時間をとって何個も花を作らなければなりません。ある子が、「なんで4年生が作らなきゃいけないんだろう…」とつぶやいていました。きっとそのことについては、送る会の当日に分かるはずです。今、校内では、1年生から5年生までそれぞれの学年が分担して送る会の準備をしています。模造紙を使って壁飾りを準備している学年もあれば、ギャラリーを彩る輪飾りを作っている学年もあります。それぞれの学年が心を込めて行っているこれらの準備は、「卒業していく6年生のために」という思いで共通しています。感謝の気持ちを込めることが、時間をかけ、手間をかけるということから生まれてくるものであるということを感じ取ってほしいと思います。
 一方、1年生の教室では、6年生にプレゼントをするための「ドラえもんペンダント」を製作中でした。水色の折り紙を上手に折って、ドラえもんの顔の形を作り、シールで目と鼻、さらにペンで口と髭を描きます。目の入れ方次第で、一つ一つ個性豊かなドラえもんが出来上がっていました。(写真下)
 最後に、6年生の首にかけるリボンを取り付け、裏には手書きのメッセージを貼りつけていました。1年生がたてわり班でお世話になった6年生に対して書いたメッセージのようでした。「いっしょにあそんでくれてうれしかったです。」・・・鉛筆を手に、狭いスペースに苦労して書いた文字は、きっと自分のペアの6年生の心に気持ちが伝わるすてきなプレゼントになることでしょう。

2月21日(金)

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 5年生が、プログラミング教育の先行実施を行っていました。今月に入り、「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。来年度新しくなる教科書では、正六角形の描き方を学習したところで、巻末の「プログラミングのページ」に行くように指示が書かれています。そのページには、デジタルコンテンツを利用してプログラミングを体験する方法が説明されています。
 インターネットを通じて、使用している教科書会社のホームページにアクセスすると、誰もがそのコンテンツを利用することができます。今日は、パソコン室に行って2人組で操作し、正五角形の描き方のプログラミングを体験してみました。(写真上)プログラムを組んでから実行させ、うまく図形が描けないと「残念、不正解です」のメッセージが現れます。ちなみにこの教科書会社では、他にも5,6年生の算数の単元で使えるコンテンツが紹介されています。
 4年生は、理科の時間に「すがたをかえる水」の学習をしています。今までは、温めた時の水の様子を実験してきました。水を温めると100度で沸騰することや、沸騰して水蒸気が出てくること(液体から気体への変化)などを実験で確かめました。
 今回は、「水は冷やし続けるとどうなるか」という実験テーマでした。子ども達は、水を冷やすと氷になることは知っています。しかし、何度で凍るのかということや、その時の温度変化の様子は実験で確かめる必要があります。最初の予想では、マイナス20度やマイナス30度で凍ると考えた子が多かったようでした。
 水を入れた試験官を、食塩入りの氷水につけて冷やし続けていきます。1分おきに試験官の水の温度を測っていきました。ぐんぐん水温が下がっていき、やがて0度付近でしばらく温度変化が止まります。そして氷ができ始めていることに気がつきます。さらに冷やし続けると、マイナスの温度を記録し始めました。今日の実験では、水が氷になると体積が増えることも確かめられました。(写真中)
 6年生の各クラスに「ことわざの授業」がありました。毎年秋に、「たんぽぽの会」として絵本の読み聞かせと生演奏の会を行っていただいている安藤 友子先生に講師として来ていただきました。安藤先生は、小学校の元校長をされていた国語の専門の先生です。
 ことわざは、全部で6万もあるそうです。今日はまず、100種類のことわざが書かれたプリントが配られ、知っていたことわざや面白そうなことわざに印をつけていきました。今まで聞いたことがあったことわざは、子ども達にとって思いのほかあるもので、たくさんの印がつきました。
 次にグループで集まり、お互いに印象に残ったことわざや意味を調べてみたいことわざについての意見交換を行いました。グループにことわざの意味が書かれたプリントが配布され、子ども達はさらに関心を深めていたようでした。
 最後に、ことわざに関する絵が描かれた様々な道具を見せていただきました。立派な掛け軸には、2羽のうさぎと地面に刺さった弓矢の絵が描かれていました。・・・「二兎を追う者は一兎をも得ず」を表した掛け軸でした。(写真下)

2月20日(木)

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 今朝は、今年度最後の体育朝会として、長なわ記録会がありました。長なわを用意して、早々と校庭に出て練習を始めるクラスが見られました。担任の先生達も負けてはいられません。クラスの子ども達に気合と気持ちをしっかり入れて練習を始めていました。
 記録会では、5分間で跳べた合計回数を数えます。各クラスの記録は、お昼の放送で全校に伝えられました。今回の記録だけでなく、2学期までの記録との比較も発表されていました。
 全校児童が一斉に記録に挑戦していた校庭での5分間の様子は、言葉でも写真でも伝わりません。保護者の方々に見てもらいたかったなという思いだけが残りました。子ども達と先生が一体となり、真剣に一つのことに集中するすばらしさがありました。あと4週間ほどで今年度の学校生活が終了します。一年間共に過ごしてきた仲間との思い出として、今日の長なわ記録会がまた新たな1ページを追加しました。
 2校時に、3年生が体育館で6年生を送る会の出し物を練習していました。3年生は、カントリーロードの替え歌で、「卒業ロード♪」を歌います。「この道 ずっとゆけば 中学校に 続いてる がんばれ! 6年生!」…と歌います。さらにその後、リコーダー合奏で同じ曲を繰り返し演奏します。
 送る会では、各学年が6年生に感謝の気持ちを伝えます。その感謝の気持ちは、出し物に自分達の成長を表すことで伝わります。「6年生が学校を支えてくれたおかげで、自分たちはこれだけ成長することができました。」という気持ちを伝えることができるようにしていきます。3年生にとっては、リコーダーが吹けるようになったこと自体が自分達の成長の証でもあります。(写真上)
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。今日は、円周が直径の何倍になるのかを実際に測る活動を行いました。つまり、円周率3.14を求める学習です。
 直径10cmの円に接するように正六角形を描くと、(正三角形が6つ合わさってできていることから)正六角形の周りの長さは30cmになります。円周はその外側にあるので、30cmよりも少し長く、直径の3倍よりも少し大きいということが予想できます。また、同様に直径10cmの円に接する正方形を描くと、円周は40cmよりも短く、直径の4倍よりも小さいことが考えられます。ということで、円周は直径の3倍より少し大きく、4倍より小さいという見当をつけて実測を始めました。
 まず、身の回りにある筒型(円柱形)のものを用意し、巻き尺や紙テープを使って一回り(円周にあたる部分)の長さを測ります。次に、定規を組み合わせて正確にその直径を測りとります。後は電卓を使って計算(円周÷直径)をするだけです。(写真中)
 結果は、必ずしも「3.14」になるというわけではありません。誤差があり、様々な数値が出てきます。しかし、3.1前後の値がほぼ得られる結果となりました。最後に先生から「円周が直径の何倍にあたるかを示す数値を『円周率』と言い、今後は『3.14』を使う」ということを教わりました。
 最初から円周率=3.14を教えれば、こんな1時間は必要ありません。しかし、そういう教え込みでは算数が本当に身につきません。実際に身近なものから円周率を求めてみる経験は、決して無駄にはならないはずです。
 月曜日の保育園との交流会に続き、1年生が田柄幼稚園との交流会を行いました。田柄幼稚園の年長組は4クラスあり、1年生の人数よりも上回っていました。保育園の子ども達との交流をした経験を生かし、今日はさらにどの子も積極的にかかわることができました。
 自分の教室に案内すると、さっそく机の中ものを取り出して説明が始まりました。道具箱の中身といい、教科書やノート、ドリル類と、1年生でもたくさんの学習用具があるものです。
 次第にあちこちで勉強を教える姿が見られ始めました。計算カードを出して足し算や引き算を教えたり、計算ブロックの操作をさせたりと、算数の先生をしている子が出てきました。また、国語の先生は、ドリルを開いて漢字を教えてあげていました。鉛筆を手に、見よう見まねで自由帳に漢字を書いていた子は、どんな気分だったでしょうか。(写真下)

2月19日(水)

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 6年生は、総合的な学習の時間に「自分の未来を見つめよう」という学習をしています。将来就いてみたい仕事を各自で考え、その職業調べをしてきました。主にパソコンを使って調べたようで、「どのような仕事をする職業なのか」、「そのためにどのようなことを学んだらよいのか」、「仕事で大変なことはどのようなことか」などについてまとめてきました。中には、収入(月収や年収)について調べた子もいました。インターネットで調べると、いろいろなことが分かってくるものです。
 6年2組では、調べたことを基にクラス全員に紹介する発表会を開いていました。(写真上)看護師やダンサー、ゲームクリエーター…と、一人ずつが抱いている職業への夢は様々です。
 先月から始めている6年生との会食会でも、将来の職業の話題になります。毎回6〜7名ずつの子ども達が応接室に給食を持ってきて、会食をしています。一人ずつ将来の夢(大人になってやってみたい職業や、中学校でがんばりたいことなど)について語っていきます。その会食会も、明日から来週にかけてあと3回(各クラス1グループずつ)を残すのみとなりました。今までいろいろな職業が子ども達から挙げられましたが、そのほとんどが自分の好きなことや得意なことを生かした仕事です。当然といえば当然ですが、自分の特徴を生かして仕事に就けることほど幸せなことはありません。
 今年度最後の長なわ記録会が明日に迫ってきました。先週から休み時間や体育の時間を使って、クラスで長なわの練習に励む姿が見られます。2学期までは、1年生は「大波小波」でなわを跳んでいましたが、今回から2年生以上と同じ「8の字跳び」で挑戦するようです。
 1年1組は、体育の時間に練習をしていました。なわを回した中に入って跳ぶのは、なかなか勇気がいるようです。入るタイミングや跳ぶ位置を指導することで、少しずつ上手に跳べる子が増えてきました。(写真中)
 先日の全校朝会で、クラスの記録を伸ばすコツを伝えました。「なわを回しているところ、跳んでいるところを、全員が目を離さずに見るということ」、そして、「全員で大きな声で跳んだ回数を数えたり、かけ声をかけたりするということ」を伝えました。さあ、明日の記録会では、どれだけのクラスが記録を更新することができるでしょうか。
 2校時に、1年生から5年生がたてわり班の教室に集まり、来週金曜日のお別れ給食会の準備を行いました。名札やランチョンマットを作ったり招待状を作成したりと、各学年の役割が決まっています。それぞれのたてわり班の5年生が中心になって、しっかり教え合って準備を進めていました。
 その間6年生は体育館に集まり、送る会の出し物の練習を行っていました。呼びかけで6年間を振り返りながら、ところどころに「6年生はこれだけすごい」ということを伝える技を披露するように構成されています。跳び箱やなわとび、組体操の技など、どれも最高学年としての姿を伝えるのにふさわしいものばかりです。(写真下)5校時は、学年で取り組んでいる合奏の練習も行われていました。

2月18日(火)

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 来週の金曜日に、今年度最後の全校行事となる「6年生を送る会」があります。1年生から5年生は、最高学年としてがんばってきた6年生に対し、卒業をお祝いするとともに、今までの感謝の気持ちを伝えます。その感謝の気持ちは、学年ごとに行う出し物で表現します。各学年の出し物は、毎年工夫した内容が見られて楽しいものです。学年の先生達が、実行委員の子ども達とともに知恵をしぼり、どのような構成にするかを考えてきました。そろそろ学年全体で集まる時間をとり、練習に入っている段階です。
 今日の1校時は、5年生が体育館に集まり、1回目の学年練習を行っていました。(写真上)毎年5年生の出し物には、威勢の良い田柄ソーランが入ります。今年ももちろん全員で踊る場面があるようですが、他にも歌あり、サプライズメッセージあり・・・と、楽しい構成になっています。6年生を送る会も、そしてその日のお別れ会食会も、全て5年生が中心となって行うことになります。当日は、5年生にとってとても大切な一日になることでしょう。
 2年生は、算数の時間に「分けた大きさのあらわし方をしらべよう」という学習に入りました。「分けたおおきさ」=「分数」ということです。今日は、「同じ大きさに2つに分けた1つ分を『二分の一』と言い、『1/2』と書き表すこと」を学習していました。
 正方形の折り紙を配り、同じ大きさになるように2つに切り分けます。正方形を半分に折るには、長方形に折るやり方と三角形に折るやり方がありますが、どちらも元の正方形の二分の一であると言えます。次に、別の長方形の折り紙が配られました。二分の一を作るのに、縦に半分に折り目をつける子もいれば、横に半分にした子もいました。(写真中)
 ノートに、できた二分の一の大きさの折り紙を貼りつけました。正方形の半分の折り紙も長方形の半分の折り紙も、それぞれ「1/2」の大きさであることを学習しましたが、それぞれが同じ大きさであるというわけではありません。「元の正方形や長方形に対して1/2の大きさである」ということを意味しています。(2年生にとっては、そこの理解が難しいところです。)
 2年生で学習するのは、今後学習していく分数の基礎の基礎です。1/2の他は、4つに分けた1つ分の1/4しか習いません。今後、3年生では分数の簡単な加法を、4年生では帯分数や仮分数を、5年生では異分母分数の加減や約分・通分について、そして6年生では分数×分数や分数÷分数の計算などを学習していきます。
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。(写真下)今日は、円の半径を用いて正六角形を描く課題に取り組んでいました。正六角形は、正三角形を6つ組み合わせてできています。ゆえに、「正六角形に接する円の半径の長さ=正六角形の一辺の長さ」であると言えます。
 ところで、来年度から新学習指導要領の実施に伴い、プログラミング教育が新たに各教科に盛り込まれることになります。算数におけるプログラミング教育として示されたものの1つに、この正多角形を描く学習があります。同じ教科書会社のホームページに、すでに来年度からどのように扱われるかが掲載されています。「プログラミングを体験しよう」というページがあり、「コンピューターを使って正多角形を描くには、どのような指示をすればよいでしょうか。」と書かれています。指示は、次の3つです。「前に□cm進みながら直線をかく」「□度右に回転する」「□回繰り返す」・・・一辺が10cmの正方形を描かせるならば、「10cmと90度と4回」の数字を入れれば良いわけです。では、正六角形は? 正五角形は? と考えさせて、実際にパソコンを操作してみる・・・という学習をすることになります。
 本日の学校説明会でも話をしましたが、プログラミング教育のための教科ができたり、新たな学習単元ができるというわけではありません。各教科の単元の中で、プログラミング教育に位置付けられるものが新たに加わるということです。ただ、その指導のために教員がパソコン操作の指導法をあらかじめ準備しておく必要があります。

2月17日(月)

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 今週は、5年生があいさつ運動を毎日担当することになっています。さっそく今日担当の子ども達が早めに登校し、正門側と東門側に分かれて全校児童の登校を待っていました。5年生のあいさつ運動は、各学期に1回ずつ行ってきたこともあり、どの子も堂々とできるようになってきました。あいさつはキャッチボールのようなものです。投げかけたあいさつがしっかり返ってくるように、気持ちを込めて行っていました。(写真上)
 全校朝会は、「体の健康・心の健康」という内容で話をしました。先週の生活指導の週目標は、「元気に外遊びをしよう」でした。朝休みも中休みも昼休みも、言われなくても外に出て遊んでいる子がほとんどです。しかし、生活目標となったということは、外に出て遊ぶことが苦手と思っている子がいるということです。平日の放課後や、土日の過ごし方を考えても、きっとゲームをする時間が多かったり、習い事で遊ぶ時間がなかったりという実態が想像できます。学校で過ごしている時間の中で、外に出て遊ぶということは、とても貴重な時間であるわけです。
・・・外で遊ぶのは、子どもの時期になぜ必要なことなのでしょうか? それはもちろん、「健康のため」です。そして、その「健康」には、「体の健康のため」と「心の健康のため」という理由が含まれています。
 まず、外遊びをすることが体の健康のためによいということは、すぐに分かると思います。鬼ごっこをしたりなわとびをしたりと、体をしっかり動かすことで、成長期のみなさんの骨や筋肉がじょうぶ育っていきます。そして、食事や睡眠がしっかりとれ、健康な生活リズムが生まれます。そうすることで、病気にかかりにくい抵抗力がつき、健康な生活を続けることができるのです。子どもの頃の健康な体が、大人になってからの健康を大きく左右すると言われています。大人になって健康な生活を送るためにも、まさに今の時期の健康な体が大切なのです。
 では、もう一つの「心の健康のために外遊びが必要である」というのは、どういうことでしょうか? 「健康である」ということは、体だけでなく心も健康であることを言います。心の健康については、5年生の保健の授業で学習します。簡単に言うと、明るい心やすっきりとした気持ちを抱くことが心の健康ということです。人は、限られた狭い空間の中にずっといると、イライラとした気持ちが募ってきます。また、ずっと考え事(勉強)をしているのもイライラの原因になります。その一番の解決方法が、広々とした外に出て体を動かして遊ぶことなのです。
 他にも、子どもの頃に外遊びをたくさんしておくと良いと言われることがたくさんあります。外遊びをすることで、友達とのかかわり方を学ぶことができます。自然の中の生き物や現象に興味をもつようになります。危険なことに対して身を守る力がつきます。太陽の光をたっぷりと浴び、ビタミンDを摂ることができます。・・・(後半は、長なわ記録会に向けてがんばろうという話をしました。)
 2校時から3校時にかけて、3つの保育園の子ども達が田柄小にやってきました。1年生と交流会を行うために、田柄保育園と田柄第二保育園、エンゼル保育園の年長組の子ども達が来てくれました。今日の会のために、1年生は様々な準備をしてきました。
 まず、体育館で始めの会を行いました。保育園の子ども達を前に、しっかり体育座りをして背筋を伸ばしている1年生が、いつも以上に立派に見えました。学校では、いつも一番小さな学年であり、かわいいかわいいと見られていた自分達も、いよいよ一つ上の学年になるんだという意識をもつことができたようです。
 手作りのペンダントをプレゼントしてから、自分達の教室へ案内をしました。机の中から道具箱を出して一つ一つ説明したり、教科書や計算カード、漢字ドリルを見せたりと、得意気に次々と教えてあげていました。1年生の教室に入り、席に座らせてもらっただけで目を真ん丸にしていた保育園の子ども達が、さらにきょとんとしていました。絵本を読み聞かせしたり、クイズや折り紙をしたり、1年生からのサービスはなかなか尽きません。(写真中)
 木曜日は田柄幼稚園の子ども達を招いて、もう一度交流会があります。きっと今日の経験を生かして、さらに張り切って臨むことでしょう。
 5年生は、社会科の時間に「自然災害とわたしたちの国土」の学習をしています。教科書には、東日本大震災の津波の影響で民家の上に船が打ち上げられた写真が掲載されています。(写真下)もうすぐ9年が経とうとする東日本大震災は、多くの爪痕を残しました。日本列島には、他にも多くの自然災害が毎年のように起きています。台風や大雨の被害は、昨年秋にもあり、記憶に新しいところです。地震や火山の噴火が多いことと、台風による被害があること、また雪が多く降る地域があることは、日本列島で起きる自然災害の特徴です。
 5年生の社会科では、そのような自然災害に対して、どのような取り組みで暮らしを守っているのかを学んでいきます。

2月14日(金)

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 2年生は、これから国語の時間に、「スーホの白い馬」の物語文の学習が始まります。モンゴルの草原を舞台にしたお話です。今日はまず、担任の先生が以前モンゴルに旅行した時の写真を見せながら、どんな国の様子なのかを子ども達に説明してあげていました。
 教室のディスプレイに映し出されるどの写真も、広大な土地が広がる場所であることが伝わってきました。また、食べ物やお酒(馬乳酒)、モンゴル相撲の様子の写真もあり、子ども達はこれから学習する物語の舞台をつかみ取ることができたようです。
 「スーホの白い馬」のお話には、馬頭琴というモンゴルの楽器が出てきます。担任の先生は、実際に本物の馬頭琴をお土産として買ってきたようで、クラスの子ども達に見せてあげていました。(写真上)自分で楽器を演奏するわけではないのに実物の楽器を買ってくるというのは、まさに教員魂のなせる業です。(3月に入ると、2年生に馬頭琴の演奏をする方に来ていただく授業があります。その時には音色を聞くことができます。)
 昨日、5年生の先生方に「わらぐつの中の神様」に出てくる赤いつま皮の雪下駄の写真を渡しました。以前、新潟に行った時に撮ってきた写真データを持っていて、毎年国語の授業で活用してもらっています。取材に行ったのは、もう20年近く前のことでした。自分の生まれ故郷の児童文学者である杉 みき子さんの足跡をたどり、探し当てた下駄屋さんで写真を撮ってきました。
 学校の先生達は、そういう授業で使える「財産」をいろいろと持っているものです。旅行先で、「あっ、これは何年生の授業で使えるな…」と考えながら写真を撮ったり、パンフレットを多めにもらってきたりします。(それだけに、肝心の旅行中も仕事のことばかり考えてしまいます。)
 中庭で、3年1組が七輪を使っておもちを焼く体験をしていました。2組は今週の月曜日に行っていましたが、炭に火をつけるまでどの班も苦労していました。今日の1組も同じく、新聞紙には火がつくものの、炭に火がなかなかつきませんでした。
 最初は新聞紙に火をつけ、次に割りばしを燃やして火を大きくしてから炭をくべる・・・というのは、初めての子ども達には難しかったようです。どうしても子どもは、新聞紙が燃えただけで炭に火がつくものと考えてしまいます。いくつかの班を回りながら、手助けしてあげました。炭に火がつけば、網を乗せてもちを焼くことができます。
 そこでまたまた子どもの感覚だなと思ったのは、「炎が上がらないと炭に火がついていない」と考えている子が多いということでした。今は、大人でも「いこる」という言葉を知らない人が多いのではないでしょうか。炭が赤くなって火がついている状態を「炭がいこる」と言います。炭に火が一度つけば、長い時間ゆっくり燃え続けます。だから昔は炭を使って調理をしていました。(こたつにも使われていました。)ガスコンロ時代の子ども達は、「炎が出ることが燃えること」と思い込んでいたわけです。
 苦労してやっと焼きあがったおもちを、しょう油をつけておいしそうに食べていました。(写真中)唯一、炭を使う身近な機会はバーベキューです。ぜひ子ども達に、炭のおこし方を体験させてあげてください。
 南校舎1階の保健室前に、今年も立派なお雛様が飾られました。主事さん達にお願いして、以前地域の方から寄贈していただいた豪華なお雛様を出してもらいました。
 さっそく子ども達が次々と集まり、目をまん丸にして見入っていました。最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。3週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は、暗闇から久し振りに出てきてホッとした表情に見えました。(写真下)

2月13日(木)

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 今朝は雨の予報がありましたが、予定通り児童集会が校庭で行われました。全校が赤白に分かれて、ドロケイをしました。子ども達は、鬼ごっこや追いかけっこが大好きです。「これぞ遊びの基本」と言えるのが、鬼ごっこです。たてわり班のABチームを使うとともに、高学年はスキップで追いかけるというルールにして、全校で楽しく行うことができました。
 集会後、4年生がサクラ草の移動と手入れを行いました。(写真上)2月に入り、日差しが強くなってきたので、各学年にサクラ草を日陰に移すようにさせています。下の方の枯れ葉を取り除き、水やりをたっぷり行い、4年生は職員室北側の日陰に移動させました。花芽がどんどん出始めているので、もう日陰での管理で十分です。全校児童のサクラ草の鉢は、1か月後の3月9日(月)以降に各家庭に持ち帰らせます。外の明るい日陰に置いて、それ以降も1か月ほど花を楽しむことができます。
 一方、5,6年生が植え替えをした学校用のサクラ草も、少しずつ職員玄関前に移しています。ゆくゆくは、このサクラ草の鉢を卒業式と入学式の会場に飾る予定です。学校にお越しの際は、職員玄関前で少し足を止めてご覧ください。
 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語教材の学習をしています。教科書にこの「海の命」が扱われるようになって25年近く経ちます。4年生の「ごんぎつね」とともに、国語の定番教材になった感があります。ちなみに作者は、立松和平さんです。自然を愛した立松和平さんらしい内容になっています。
 父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。
 その場面の本文は、このように書かれています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)この魚をとらなければ、本当の一人前の漁師になれないのだと、太一は泣きそうになりながら思う。水の中で太一はふっとほほえみ、口から銀のあぶくを出した。もりの刃先を足の方にどけ、クエに向かってもう一度えがおを作った。「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』
 なぜ太一が巨大なクエにもりを打たなかったか…6年2組の黒板には、次のような考えが書かれていました。(1)戦うことから逃げた(11人)・・・死にたくない。倒したくない。自分ではこのクエに勝てない。恐い。(2)戦うことを避けた(12人)・・・海の生態系が崩れる。海の命を傷つけてはいけない。おとうも倒さなかったと考えたから。申し訳ない。(3)その他(3人)・・・クエがおとうを思い起こさせてくれるから。
 どの子も6年生としてよく考えているなと思いました。ワークシートに自分の考えを書き込む姿からは、やがて中学校に進学するたくましさが感じられました。(写真中)
 2年生は、図工の学習で「キラキラシャボン」に取り組んでいます。絵の具を溶かした水に洗剤を混ぜ、シャボン玉液を作ります。ストローで息を吹き入れ、コップから出てきた泡を画用紙にくっつけていきます。画用紙についた泡が乾くと、きれいな模様が出来上がります。2人組になって友達と協力して製作していました。(写真下)
 様々な色の泡が画用紙に写し出され、筆で描くことのできない幻想的な模様が完成しました。来週はこの画用紙を使って、どんな作品に仕上げていくのでしょうか。楽しみです。

2月12日(水)

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 6年生は、理科の時間に「電気の性質とその利用」という学習をしています。単元の最初は、「つくる電気・ためる電気」の学習をします。教科書では、災害時用の手回し発電機の写真が載っています。災害などで、発電所から家庭に電気が届かなくなった時に使う非常用の機器は、一般家庭にも普及してきています。発電用のハンドルを回すと、明かりがついたりラジオを聞くことができるというものです。理科実験用の手回し発電機を使い、豆電球や発光ダイオードに明かりをつけることができることをまず確かめました。これが、「つくる電気」です。
 次に、「ためる電気」は、コンデンサーを使います。手回し発電機をコンデンサーにつなぎ、しばらく発電させて電気をためます。次に、電気をたくわえたコンデンサーを豆電球や発光ダイオードに接続すると、しばらくの間発光する様子を確かめることができます。
 さらに今日実験していたのは、豆電球と発光ダイオードでは、どちらが長く明かりがついているかという内容でした。手回し発電機を回す回数を同じくし、豆電球と発光ダイオードとで比較実験を行います。(写真上)結果は、圧倒的に発光ダイオードの方が長く明かりがついていることが分かりました。
 最近は、ほとんどの信号機が発光ダイオードを使ったものになりました。時折、電球を使った古い信号機を見かけます。明るさや見やすさの違いもありますが、使われている電気量にずいぶん差があり、新しいタイプの信号機は省エネタイプと言えます。
 「電気をためる技術」として、充電池について紹介しているコラムも教科書に載っています。携帯電話の充電池や電気自動車の充電バッテリーなどが写真入りで掲載されています。4月からの教科書には、昨年ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが紹介されることになるかもしれません。吉野彰さんは、リチウムイオン電池の開発でノーベル賞を受賞しています。
 5年生は、3学期に入ってから図工の時間に、「マイウクレレ」の製作に取りかかってきました。2本の弦を張り、いよいよ完成段階に入りました。
 材料は、板と段ボールを使って作っています。2本の弦は、「水糸」という建築現場で水平を測る時に利用する糸を使っています。2種類の糸は太さが違うので、同じように弦を張っても音の高さが異なります。(太いと低く、細いと高い音になる)また、取り付けた金具を締めることで糸の張り具合も変えられるので、音色を調節することができます。出来上がった子ども達は、ミュージシャンになった気分で音を楽しんでいました。(写真中)
 1年生は、来週行われる保育園と幼稚園との交流会に向けて、メダル作りに取り組んでいます。メダルには、一言ずつ手書きのメッセージが書いてあります。「がっこうはたのしいところだよ。」「にゅうがくするのをまっています。」「いっしょにあそぼうね。」など…。1年生にとっては狭いスペースですが、一生懸命書いた形跡が感じられる温かな言葉が添えられていました。(写真下)
 赤いリボンをつけてから、どの子も自分の首にかけてみました。メダルを首にかけると、ニコッと笑顔になるものです。来週月曜日は3つの保育園の子ども達と、そして木曜日は田柄幼稚園の子ども達と交流会を行います。一人一人にメダルを首にかけてあげた時に、お互いが笑顔で結ばれるすてきな交流会になるように、さらに準備を進めていきます。

2月10日(月)

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 全校朝会で、「道具を大切に使おう」という話をしました。朝礼台にジョーロをいくつか用意してから話を始めました。
・・・ここにジョーロをいくつか持ってきました。この2つは、中庭の図工室前に置いてあったジョーロです。1つは、水を入れる上の部分が割れてしまっています。たぶん、水道の蛇口がここにぶつかって、しだいに大きく割れてきてしまったのでしょう。もう1つは、ジョーロの底の部分が割れてしまっています。水を入れても、下からもれてきてしまうので使えなくなりました。このジョーロは、どうして下の方にひび割れができてしまったのでしょう。以前、水やりが終わって、ジョーロを片付ける時に放り投げていた子がいたので注意したことがあります。ジョーロはプラスチックでできています。ぶつけてしまえば割れてしまい、一度ひびが入れば元には戻りません。どちらも、2,3年前に学校で買ったジョーロです。みんなで大切に使えば、もっと長持ちをさせることができたはずです。これは、校長先生専用のジョーロです。使い始めて、今年で8年目になります。今回、新しくジョーロを買ってもらいました。今日の日付を書き入れました。何年間、このジョーロをみんなで大切に使うことができるでしょうか。今日から中庭に3個、けやき広場側に1個、新しいジョーロを置くようにします。
 学校には他にも様々な道具があり、いつも大切に使っていれば長持ちするものがたくさんあります。掃除のときに使うほうきは、いつもきちんと用具入れに吊るしてあるでしょうか。吊るしていないと、ほうきの毛先が曲がってしまいます。理科室には、たくさんの実験道具があります。先生の指示を守り、正しく実験道具を使わないと、壊れてしまいます。その他にも、体育の時間に使う道具や給食の食器、スプーン、はしなど、みんなで使う道具は、学校の中にたくさんあります。どの道具も、ていねいに扱うことや正しく使うことで、何年も長持ちさせることができます。電気や水道を無駄づかいしてはいけないということは、当然知っています。普段使っている道具も同様に無駄づかいをしてはいけないのです。・・・
 掃除の時間に、校長室前で階段掃除をしている子ども達を指導する時があります。「カンカンカン…」という音や「ゴンゴンゴン…」という音が聞こえてくると、校長室を飛び出して指導に行きます。「カンカンカン…」は、ほうきの柄で階段の手すりをたたく音です。そして、「ゴンゴンゴン…」は、ごみ箱を膝で蹴っているか、床にぶつけながら運んでいる音です。子どもは、自分の物でないと、何気なしにそういう行動に出やすいものです。物を大切にする気持ちをその場その場で教えていく必要があります。物を大切にできる子は、人も大切にできる子に育ちます。
 1校時に、4年1組で保健の授業がありました。4年生の保健の授業は、「育ちゆく体とわたし」という内容で、1学期に2時間、3学期に2時間の扱いで指導することになっています。1学期は、おもに体の発育や発達に個人差があることや、思春期に男女の体の違いが見られるようになることを学習しました。そして3学期の保健の授業では、思春期における男女の体の変化とともに、体内でおこる体の変化について、具体的に学んでいきます。かなり以前は、5年生の保健の授業で指導していた内容でしたが、現在は4年生で教えることになっています。(写真上)
 「卵子」や「精子」の写真が教科書に載っていて、体のどの部分でつくられているのかということも指導します。5年生の理科の時間にも、メダカや人の誕生の学習で再度習うことになります。
 中休みに、音楽室で5年生の楽器のオーディションが行われていました。威風堂々の木琴とバスマスターのオーディションでした。オーディションの楽器を演奏する前に、まずはリコーダーのテストです。威風堂々をリコーダーで吹くことができなければ、他の楽器を行うことができないという約束になっています。
 今月末に行われる「6年生を送る会」では、5年生全員で退場の音楽として心を込めて演奏します。また、卒業式でも5年生が威風堂々の演奏を担当します。リコーダーのテストの次は、一人ずつそれぞれの楽器のパートを演奏しました。1回勝負のオーディションを、どの子も緊張の面持ちで受けていました。(写真中)
 1年生は、来週月曜日に保育園(3園)と、木曜日に田柄幼稚園と交流会を行います。現在、生活科の時間にそれらの交流会の準備をしているところです。交流会では、様々なやり方で小学校の様子を教えてあげるようです。教室に案内したら、まず自分の席に着かせてあげ、教科書や道具箱の中を見せながら説明をすることになっています。
 さらに、ランドセルに教科書類を入れて背負わせてあげるという体験も考えています。今日は実際に、友達同士でその練習をしてみました。(写真下)1年生なので軽々とランドセルを背負っていますが、保育園や幼稚園の子ども達は、当日どんな表情で体験をすることになるでしょうか。

2月8日(土) その2

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 午後2時から、おやじの会主催の「親子で昔遊び大会」が体育館にて行われました。子ども達だけでも60名以上の参加がありました。
 日本の伝統的な昔遊びであるけん玉やこま回し、羽子板で遊ぶコーナーがありました。低学年の子は、生活科の学習でこれらの遊びを体験しています。授業でやっているだけに、子ども達の関心が高く、上手な子が多く見られました。
 他にも、割りばしでっぽうや紙ブーメランのように、作って遊べるコーナーも用意されていました。手作りならではの良さがあり、作ったおもちゃはお土産として持ち帰ることができます。
 そして、今年もステージ上では、ミニ四駆のレースコースが設置されていました。真っ先に子ども達がかけつけ、用意されたマシンを手にコース前に列をつくっていました。ミニ四駆は、かなり昔から長く続いている遊びです。昔はよくショッピングモールの催事場で大会があり、親子で参加したものです。そして、家庭ではできない長いコースを疾走するミニ四駆を目で追いながら、そのスピード感にうっとりしたものでした。
 後半は、子ども達が3チームに分かれ、ドッジボール大会をしました。最後に、大人チーム対子どもチームでもドッジボールを行い、大いに盛り上がりました。子ども達の動きの素早さに、さすがのお父さん達も大苦戦でした。
 最後に、みんなでソースせんべいとカルピスをいただきました。おやじの会の皆様には、子ども達のために準備をしていただくとともに、一人一人にきめ細かくかかわっていただき、どうもありがとうございました。

2月8日(土) その1

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 今日は、今年度最後の第二土曜学校公開日でした。たくさんの保護者の皆様に、子ども達の学校生活の様子をご覧いただくことができました。
 1年生は、再来週に近隣の保育園や幼稚園との交流会を控えています。3校時に、生活科「もうすぐ2年生」という単元の授業がありました。「どんなことをしたら保育園や幼稚園の子ども達に学校の様子が伝わるだろうか。」そして、「どうしたら小学校は楽しいところだと思ってもらえるだろうか。」ということを考え合っています。
 1年生は、1校時に「これはなんでしょう」という国語の学習をしていました。クイズ形式の対話の中で、楽しみながら出題・質問・応答のやりとりをし、話す力や聞く力を身につけさせていくという学習でした。出題する子は、2つヒントを出します。それに対して、答える側は、2つまで質問をすることができます。きちんと話を聞いていないと、ヒントで言ったことをまた質問してしまったりします。
 座席が近い子同士で、ヒントとなる言葉を話し合って考えているクラスがありました。(写真上)こういう話し合いも「話すこと・聞くこと」の学習です。この一年間で、1年生の子ども達は友達同士でしっかり話し合いができるようになってきたことを感じました。
 5年生は、下田移動教室の振り返りの発表をクラスごとに行っていました。先週実施した3日間の移動教室の取り組みから、自分自身がどのようなことを学びどんな力がついたかを、一人ずつ発表していました。原稿を見ずに、はっきりとした声で発表している子がいて感心しました。こういう力も、移動教室に向けた取り組みの中で培ってきたものであると感じました。(写真中)
 4年生は、2,3校時に体育館で、二分の一成人式がありました。学年全員で成功させようと、練習に練習を重ねて今日の本番を迎えました。たくさんの保護者の方々に見守られ、子ども達の緊張感はMAXの状態でした。しかし、司会を務めた実行委員を始め、どの子も練習の成果を発揮してよく頑張りました。(写真下)
 4年生にとって、高学年に向けての第一歩となる行事となりました。次は、今月末にある「6年生を送る会」に向けて、また学年の心を一つにしていくことでしょう。

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