ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ! 〜元気いっぱい、笑顔いっぱい田柄っ子 みんなで育てる田柄っ子〜

5月31日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、1年生の遠足の日でした。光が丘公園まで行き、遊具で遊んだり、芝生広場で元気いっぱいに体を動かしてきました。
 晴天の日を「遠足日和」とは言うものの、強い日差しの下では子どもも大人もへとへとになってしまいます。今日は曇り空の一日で、子ども達が活動するにはとても過ごしやすい気候でした。お弁当を食べている途中で、急に厚い雲が広がり始め、わずかですが雨粒が感じられた瞬間がありました。一人の子がカッパを出して着始めると、次々とカッパを取り出す子が増えてきました。結局、またすぐに明るい空になり、カッパを着るほどの天候ではありませんでした。見回すと、可愛らしいカッパを羽織った子が多かったので、みんなの前で着てみたかったのかもしれません。
 光が丘公園までは、1年生の足でも30分かからずに行くことができました。明日から6月に入ります。光が丘公園に続く道路を歩いていると、季節の移り変わりを感じることができました。街路樹の緑は濃さを増し、アジサイの花が咲き始めていることにも気がつきました。
 ちびっこ広場に着いてから、まずクラス写真を撮りました。公園に着いてすぐの写真撮影だったので、きっと元気いっぱいの表情が写っているはずです。ちびっこ広場の遊具はたくさんあり、ターザンロープやスパイダーロープが子ども達に人気です。ターザンロープの前には、長い行列ができましたが、順番を守って楽しむことができました。また、スパイダーロープは、するすると高いてっぺんまですぐに上ってしまう子もいれば、下の方でおそるおそる横に移動することで満足していた子もいました。ロープを張って作られた遊具なので、当然揺れるのがつきものです。盛んに下の方にいる子が「ゆらさないで!」とは言うものの、上の方の子にとっては揺れるから面白いのでしょう。
 その他に、すべり台やブランコ、変わった形のうんていなど、楽しい遊具がたくさんありました。1時間たっぷりと遊ぶことができました。
 次に、芝生広場に移動し、お弁当の時間になりました。11時を過ぎた頃でしたが、すでに子ども達のお腹はぺこぺこの状態でした。公園内は、多くの学校が全校遠足で利用していましたが、芝生広場の一画を田柄小の場所として確保し、お弁当を食べる準備をしました。
 どの子も、おうちの方が心をこめて作ってくれたお弁当のふたを開ける瞬間が楽しみだったようです。友達のお弁当を見て、「わぁ、すごい!」と言う声が聞こえてきました。アニメのキャラクターを彩ったお弁当(いわゆる「キャラ弁」です…)があちらこちらで見られました。食べてこわしてしまうのがもったいないくらいの出来栄えでした。実際に、おかずだけ食べてなかなかご飯の方に手がつかない子もいたほどです。
 芝生広場では、クラスごとに遊んだり、学年全員でジャンケン列車をして遊んだりしました。たっぷり遊びすぎるほど遊んだので、少し疲れた子もいたようですが、みんな元気に学校まで帰ってきました。友達と楽しく過ごすことができ、来週からの学校生活がまた楽しみです。入学して2か月間の指導の成果を感じることができた遠足の一日でした。

5月30日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年生は、今月の図工の時間に「パクパクくん こんにちは」という作品に取り組みました。まず、色画用紙をやわらかくして体の部分を作ってから、目や鼻などの体のパーツを取り付けて、オリジナルモンスターを考えました。胴体部分は、ちょうど子ども達の片腕が入るように筒状になっています。腕を入れてパクパクくんを動かすと、腹話術の人形のように会話をすることができます。
 今日は、2年1組で作品の発表会をしていました。それぞれのパクパクくんにはポケットがついていて、いろいろなアイテムが入っています。一人ずつ前に出てパクパクくんを動かしながら、お話をしたりポケットの中身を紹介したりしました。(写真上)
 子どもの作品にはストーリーがあります。作品ができたら、どんなものを考えて作ったのかをじっくりと聞いてあげることが大切です。発表を聞いている子も、そして作品を紹介している子も、とても楽しそうでした。
 校庭の芝生の養生期間が終了しました。今日から柵がはずされ、中に入って遊ぶことができるようになりました。朝早くから、主事さん達が芝刈り機を動かしていました。きれいに刈られた後の芝生には、ムクドリがたくさんやって来ました。芝生にとって、ムクドリは小さな助っ人です。芝生の中の害虫をついばんで食べてくれます。芝刈りの音を聞きつけてやってくるのでしょうか。とても不思議なのですが、ちゃんとムクドリは芝刈りと同時にエサを求めてやって来ます。ムクドリは、口ばしがオレンジ色で体が茶色の少しほっそりした鳥です。たいてい群れで行動しています。
 今日の給食後は、「たがら元気アップタイム」の時間でした。クラスごとに体育館や中庭、校庭に行き、担任の先生と一緒に運動に取り組みます。芝生広場も大切な運動場所です。毎回2つのクラスが使用します。芝生なので、転がったり相撲をとったり、手押し車で競争をしたり(写真中)と、様々な運動に気持ち良く取り組むことができます。
 1年生の図工の時間に、はさみの使い方の学習をしていました。幼稚園や保育園でも使ってきた道具ではありますが、安全で正しい使い方を小学校でも指導していきます。学校で指導する刃物は、学年に応じて決められています。1年生ははさみ、2年生はカッター、3年生でのこぎり、4年生以上では彫刻刀や電動糸のこ、きりなどの扱い方を指導します。
 最初に、はさみで紙を細くまっすぐに切る練習をしました。はさみの刃を最後までパチンと合わせて切るのではなく、途中で止めて続きを切るようにしていくと、まっすぐのきれいな線で切ることができます。次に、色画用紙に描かれた曲線に沿ってはさみを入れていきました。線に合わせてきれいに切るには、はさみを持つ手ではなく、紙を持っている方の手を動かし、紙の向きを変えながら切るのがコツです。線からはみ出ないように、みんな真剣にはさみを動かしていました。(写真下)道具の使い方は、経験をたくさん積むことで身についていきます。手先の器用な子ども達に育ってほしいと思いました。

5月29日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 家庭科室で、6年2組が調理実習を行っていました。炒める料理として、「野菜炒め」を作っていました。黒板には、「いろどり炒め」と書かれていました。様々な色の野菜を使うことで、見た目にもこだわった野菜炒めを計画させてから実習を行ったようです。
 グループごとに食材を持ち寄って調理をしていました。玉ねぎやキャベツ、にんじん、もやし、ベーコンといった食材を用意した班が多かったようです。ベーコンの代わりにウインナーを使ったり、小松菜を入れた班もありました。また、紫キャベツを持ってきたグループもありました。確かに彩りを豊かにする効果はバツグンでした。(写真上)
 玉ねぎやにんじんの切り方は、班によって様々でした。家庭による違いか、子どもの考えの違いか…野菜を切る段階でお互いの意見を主張し合う場面が見られました。家庭科としては、食べやすさと見た目の美しさ、そして火の通りやすさを考えて切り方を工夫しなければならないのでしょう。ピーマンは縦? 横? 乱切り? 輪切り?・・・私の家では縦に切りますが、横に切っている班がいくつかありました。ピーマンは、切り方によって味と食感が変わるそうです。
 3年生の算数の時間は、「わり算」の単元に入っています。(写真中)1年生でたし算とひき算を習い、2年生でかけ算が出てきて、いよいよ四則計算の最後のわり算が登場です。
 わり算には、2つの種類があるのをご存知でしょうか。「クッキーが12個あります。3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」・・・これは、1人分の数を求めるわり算で、「等分除」と言います。「パイが12個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか。」・・・このように、何人に分けられるのかを求める時は、「包含除」というわり算になります。どちらも12÷3=4という計算ですが、わり算の意味合いが違います。
 おはじきを使って考えた場合、クッキーの問題は、まず3人に1個ずつ配り、次に2個め…と動かしていきます。パイの問題では、おはじきをまず3個移動して1人分をつくり、残りからまた3個移動させてもう1人分をつくり…と動かすはずです。この等分除と包含除の違いを理解しつつ、わり算の学習を進めていくことはとても大切なことです。
 4校時に、教育実習生が道徳の授業を行っていました。「目覚まし時計」という資料を使い、「節度・節制、自立」の内容について考える授業でした。(写真下)
 実習中に、一度は道徳の授業を経験させることが大切であると考えます。昨年度から、小学校では道徳が教科となりました。しかし、今はどうかわかりませんが、大学で道徳の指導について教わる機会が少ない(無い)のではないかと思われるからです。自分の経験から言うと、教師は自身が子どもの頃に教えを受けたように指導しやすい傾向にあります。道徳教育が重要視されてきた今、どの教員もきちんと道徳の指導をする力を身につけておく必要があります。
 今日の「目覚まし時計」という内容は、子どもにとってとても身近な話題です。主人公のリカは、進級祝いにもらった目覚まし時計をきっかけに「生活のきまり」をつくります。守ろうという気持ちが徐々に薄れ、とうとうある日、寝不足で全校朝会の時に気分が悪くなってしまいます。・・・目標だおれに終わるという自分の心の弱さは誰にでもあるものですが、自分でできることは最後まで自分でできるように続け、節度ある生活をしようとする態度を育てていきたいものです。

5月28日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 昨日までの暑さが一段落し、体力テストにはちょうど良い気候となりました。今日は、午前中に全学年が2時間ずつ体力テストを行いました。体育館では、立ち幅跳びと反復横跳び、多目的室では上体起こし、そして校庭でソフトボール投げの測定を行いました。また、6年生は1年生と、5年生は2年生とペアを組み、高学年が記録をとってあげたり測定場所に案内してあげたりする姿が見られました。
 校庭のソフトボール投げのラインは、昨日の夕方、先生達が汗びっしょりになって引いたものです。ボールを投げるサークルから1m間隔をメジャーで測り、最大45mまで弧を描くようにラインを引きました。
 6年生の男子のソフトボール投げでは、全国平均の25mを超える記録を出していた子がたくさん見られました。(最長記録は49mだったそうです!)ソフトボール投げは、直径2mのサークル内から投げます。ボールは1号ボールを使い、中心角30度の範囲に投げないとファールになります。全8種目ある体力テストのうちで、普段の経験が一番影響するのがソフトボール投げです。一人ずつの投げ方を見ただけで、ボールを投げる動作を普段からしているかどうかが分かるものです。(写真上)
 最近は、川や湖に行って小石を投げたりという経験ができない時代になってきました。また、どこの公園でも硬いボールは使用禁止となり、キャッチボールをする場所がなかなか見当たらないのが現状です。
 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文を学習しています。今日は、その学習のまとめとして、説明文での筆者の考えに対する自分の考えを作文用紙にまとめていました。(写真中)各自の考えを基に、近々クラスで発表会を行うようです。
 国語の教科書に取り上げられる説明文は、それぞれの学年の発達段階に合ったものが採用されています。「時計の時間と心の時間」の説明文は、全体が6ページ程度ですが、具体的な実験例をいくつか取り入れながら、とても分かりやすい文章で書かれています。特に、「心の時間」という言葉が示すものが、6年生に伝わりやすい表現になっています。
 子どもの頃から、日曜日の夕方から月曜日の朝が早くやって来る気がしてなりませんでした。また、夏休みの後半は、毎日が過ぎていくのがとても早く感じられたものです。(こういう仕事柄、それは今も変わっていませんが…。)子ども達にとっては、「勉強をしている30分は長いのに、ゲームをしている30分はとても短く感じる。」と言うと分かりやすいでしょうか。こういう時間が「心の時間」です。
 自分もこの説明文に対する考えを作文に書くとしたら、「心の時間は、年齢とともに変わってくる」ということについて書きたいと思います。子どもの頃の1日の長さは、今と比べるとなんと長かったことでしょう。同じ「時計の時間」であったはずなのに…。人は、生きてきた時間の長さが基準になって「心の時間」があるのだと思います。10歳の子どもにとっての1日(24時間)と、80歳のお年寄りにとっての1日は、生きてきた分の長さの割合が違います。それが時間の感覚に影響するのでしょう。ゆっくりとした時間が流れていく・・・そういう日々を過ごしてみたいものです。
 6校時に、5年3組が「田おこし」の作業をしていました。田おこしは、田植えをする前の作業です。次の作業である「代(しろ)かき」でドロドロの土になるように、田んぼの土を細かくしておくことが大切です。土をしっかり掘り起して、晴天の日が続くと土を細かくしやすくなります。実際の田んぼではトラクターを使って行う作業ですが、学校の田んぼでは全て手作業です。(写真下)
 5年生は、ちょうど1週間後の6月4日(火)に、埼玉県川島町に行って田植え体験をしてきます。川島町は、私が現在住んでいる町なので、様子は良く分かっています。5月中に田植えをする農家が多く、ほとんどの田んぼで田植えが終わった頃です。(夜は、カエルの声が聞こえ始めました。)
 当日残った苗は、そのまま学校にもらってきて、ミッキー池の田んぼに植えることになります。早めに代かきまで済ませておかなければなりません。田植え体験が終わった翌日は、5年3組の研究授業もあり、忙しいさなかではありますが…。

5月27日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今週からあいさつ運動が始まりました。今週一週間は、代表委員会の児童が正門側と東門側に分かれて、登校してくる子ども達に毎日元気よくあいさつの声かけをします。(写真上)
 毎年、学校評価において、「登校班での集合時など、子ども達の地域でのあいさつが十分にできていない」という声をいただきます。そこで、校内の生活指導部中心に、年間を通じで定期的にあいさつの声かけを子ども同士で行えるように計画を立てました。
 今まであいさつ運動の声かけ役は、いつも代表委員会が行っていました。今年度は、6月は5年生、7月は6年生、9月は4年生・・・と、毎月4〜6年生が交替であいさつ運動を行うことにしました。学校での取り組みとともに、各ご家庭や地域での指導も欠かせません。毎朝登校班の集合場所でのあいさつの様子を見ていただき、きちんと近所の子ども達がお互いに気持ち良くあいさつができるように指導してあげてください。よろしくお願いいたします。
 先週末から、真夏のような暑さが続いています。今朝の全校朝会は、校帽をかぶって行うようにしました。今日は、「低学年への優しさ」という内容の話をしました。先週の子どもまつりでは、6年生が1年生の手をつなぎ、校内のお店を案内してあげていました。学校では、このように異学年が一緒に活動する場面がたくさんあります。登校班やたてわり班活動では、特に上の学年が自分よりも小さな学年の子どもに優しくしてあげる必要があります。そこで、その「優しさ」とは、具体的に何をしてあげることを言うのかという内容の話です。
 ・・・登校班では、高学年の班長が時々後ろを振り返りながら学校まで歩いてくる姿をよく見かけます。きちんと低学年の子ども達が、いつも自分の班についてきているかどうかを見てあげること、そして危なくないかを見てあげることが、低学年への優しさです。また、登校班の先頭の班長がきちんとあいさつをするところほど、低学年の子ども達もあいさつが上手な班です。正しいお手本になる行動をすることが、そのまま低学年への優しさにつながっていると言えます。
 さらに大切なことは、言葉づかいです。低学年の子ども達に対して優しい言葉で話しかけてあげていたとしても、6年生同士や5年生同士の言葉が乱暴であったりしたら、その言葉を聞いた低学年の子はどう感じるでしょうか。
 明日は、全校で一斉に体力テストを行います。正しい測定ができるように、2つの学年がペアを組み、それぞれの体力テストの場所に移動していきます。上の学年の子は、自分より小さな学年の子に対し、安全に配慮してあげること、お手本となる行動をすること、そして言葉づかいに気をつけることを意識するようにしてください。・・・
 小学校では、学年差が大きい分、お互いに気をつけなければならないことが多くあります。しかし一方で、他学年から得られることも大きいものです。子どもが子どもを育む良さを、学校教育の中で大切にしていきたいと思います。
 4年生の理科では、「天気と気温」の学習があり、温度計の使い方を学びます。正しい気温を測る方法について、実際に温度計を使って学習していました。(写真中)直射日光を当てないようにして日陰で測ることや、正確な気温を測る高さ、目盛の読み方などを習います。
 気温と言えば・・・アメダスのデータによると、都内で最も気温が高かったのは、練馬の34.2度でした。先週のPTA総会の時に紹介した「熱中症計」(体育館内に設置済)を時々見に行っています。今日の2時の段階では、気温33.1度、湿度31パーセントで、WBGT値(熱中症指数)が25でした。5段階のうちの3段階「警戒」のランプが点滅していました。これは、「積極的に休憩をとり、水分補給をすること」となっています。
 先週、体育館に行く渡り廊下に「ミストシャワー」を取り付けました。今日は、一日中蛇口を開け、ミストを出した状態にしました。休み時間に校庭に出る際、ミストを浴びて一瞬ヒヤッとして子ども達が気づいたようです。(写真下)ほんの少しの暑さ対策ではありますが、今後も活用していきます。

5月24日(金) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 午後から離任式がありました。昨年度末で退職されたり異動された教職員を迎えて、子ども達とお別れの式を行いました。
 本日は、離任された教職員のうち、5名の方々にお越しいただきました。体育館に入場すると、子ども達から歓声が沸き上がりました。お別れして2か月近く経ちますが、子ども達にとって学校の教職員は、心に残る大切な存在であるということを毎年この瞬間に感じます。
 本日欠席された7名の職員を含め、たくさんの離任職員へ、各学年から手紙を読む代表児童が選出されていました。一人ずつステージ上で手紙を読み、お世話になった教職員へ花束とともに手渡しました。
 欠席された職員への手紙は、私が代表で受け取りました。緊張しながら手紙を一生懸命読むその姿に、そして心のこもった手紙の内容のすばらしさに、代役である私にも子どもの気持ちがよく伝わってきました。
 全員で校歌を歌う時には、ステージ上にいらした大内先生に指揮をしていただくことにしました。体育館中にすてきな田柄小の校歌が響き渡り、離任された職員の方々と全校児童とで、思い出に残る大合唱になりました。
 最後に、花のアーチをくぐって退場です。中には、涙を流しながらお世話になった先生を見送る児童もいました。今後の学校行事を通じて、また成長した姿を見ていただけるようにがんばっていくことでしょう。
 児童が下校した後、PTA主催の歓送迎会が体育館で行われました。地域の皆様にもご参加いただき、楽しく会を進めることができました。ありがとうございました。

5月24日(金) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1校時に、算数少人数指導の視察がありました。練馬区の教育指導課から指導主事の先生が見え、6年生の算数の授業の様子を見ていただきました。(写真上)算数の少人数担当の教員が配置されている学校(ほぼ全校ですが…)に、毎年こういう視察が入ります。習熟度別できちんと加配教員を活用した指導が行われているかを確認するためです。
 本校では、6年生は3クラスを5人の教員(クラス担任と少人数担当教員、そして学力向上支援講師の5名)でコース別に指導をしています。今日は、分数のかけ算の学習でした。「分数×分数」の答えの求め方について考える時間です。普段の生活の中で、「分数倍する」ということはなかなかないことです。小学校では、数式だけで教えずに問題文から立式させるようになっています。そのため、今後習う「分数÷分数」の学習もそうですが、あまり現実的でないお話の問題文が出てきます。
 1年生の遠足が、いよい一週間後に迫ってきました。今日は、しおりが配布され、担任の先生から説明を聞きました。(写真中)1年生は、毎年光が丘公園に行き、ちびっこ広場で遊んだり、芝生広場でお弁当を食べ、クラス遊びなどをしたりしてきます。
 しおりには、遠足の約束や持ち物などが書いてあります。持ち物の中に、「お菓子」が書いてありました。「おやつ」のことです。さらに、カッコ書きで「ほんのすこし・たべられるだけ」と書かれていました。「お弁当をきちんと食べ終わってから、少し食べるお菓子を持ってくるんですよ…」と先生が説明していました。1年生にとっては、小学校に入って初めての遠足であり、また初めて校外に出る活動でもあります。まずは、天候に恵まれることを願っています。
 今日は、2校時に6年2組、3校時に6年3組の授業観察を行いました。2組の方は、「なれなかったリレー選手」という資料を使った授業でした。「節度・節制」について考える内容です。話の内容は・・・前日に夜遅くまでゲームに夢中になってしまい、寝不足のまま登校したら、リレー選手を決める短距離走でいいタイムが出せずに終わってしまいました。・・・誰にでも、「ああ、あの時こうしていれば…」と後から悔やむことはあるものです。
 教育実習生も、6年生の2クラスの道徳の授業を参観していました。(写真下)実習最初の今週は、校内の様々なクラスをまわり、たくさんの先生方の授業を見て勉強しました。来週からは、少しずつ4年1組の子ども達に学習指導をしていきます。

5月23日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2校時に、1年生が50m走のタイムを計っていました。学年合同で行い、スターターとストップウォッチを持つ先生達とに分かれて行いました。50m走は、8種目ある体力テストの一つであり、すばやく走る力(走力)を調査するためのものです。
 入学してもうすぐ2か月近く経つ1年生は、休み時間や体育の授業を通じて徐々にたくましさを増してきました。スタートの合図とともに、力いっぱい腕を振って走り始めていました。(写真上)
 しかし、1年生のこの時期では、まっすぐに引かれたコース内を全力で駆け抜けるのはまだまだ難しい子もいるようです。(ゴールに行く前に息が上がってしまった子もいました。)秋の運動会までにさらに体力を高めて、走る力をつけていけるように指導していきます。
 今日は、5年生以外の各学年にセーフティ教室がありました。(5年生は、「情報モラル教室」として、7月に行います。)
 午前中は、光が丘警察の方々によるセーフティ教室でした。2校時は、3,4年生対象の「万引きの犯罪防止」に関する授業でした。DVDの中で友達に誘われて万引きをするシーンでは、どの子も息を飲んでスクリーンを見つめていました。
 3校時は、1,2年生対象の「連れ去り防止」に関するセーフティ教室でした。低学年の子ども達も、最初にDVDを見て学習をしました。知らない人に声をかけられ車に乗せられそうになった場面では、「ダメダメ…」とどの子も思わず声が出ていました。
 4校時は、保護者対象のセーフティ教室として、警察の方々から様々な話をうかがいました。14名の保護者の皆様に参加をいただきました。(写真中)「万引き」に関しては、まず親の財布からお金を盗むことがきっかけになるそうです。そして、学校の備品や友達の物品の盗み、店舗での万引きへとつながっていくそうです。
 SNSのトラブル・被害についても話がありました。「小学生には、携帯を買い与えるのではなく、貸し与えるという感覚でいなければならない」とのことでした。また、必ずフィルタリングをかけ、子どもが携帯を使って何をしているのかを常に保護者が把握することが大切であると説明がありました。
 5校時は、6年生対象に「薬物乱用防止教室」がありました。元薬物捜査官をされていた警察OBの方による指導でした。ちょうど昨日、芸能人が大麻所持で逮捕された事件があったばかりです。6年生の子ども達にとって、薬物の所持が大変な犯罪であることや、その怖さについて正しい知識をもたせることが重要です。今後、保健の授業でも学習するとともに、中学や高校でも繰り返し指導を受ける内容です。
 3,4校時に、5年3組が「ゆで卵」の調理実習をしていました。炒り卵に続いて、卵を使った調理実習の2回目でした。今日は、各自で卵のゆで時間を考え、思い思いに調理をしてみました。子ども達の予想は、お湯が沸騰してから「3分」「5分」「7分」「10分」「15分」・・・といろいろでした。時計を使って厳密に計りながら、卵を鍋から取り出し、殻をむいてみました。(写真下)
 半熟状態のものがほとんどでした。ゆでる時間によって白身や黄身の固まり方が異なるということが分かりました。また、料理によってもゆで時間を加減する必要があります。ゆで卵を使って、サラダやサンドイッなど、様々な利用の仕方があります。ちょうど良い固さ、そして黄身が真ん中にくる方法、さらには殻をむきやすくするためのコツなど、ゆで卵の調理だけで奥の深さがあるものです。家庭で一緒に調理をしながら教えてあげてください。

5月22日(水) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 先週、2年生が野菜の苗を植え付けました。ミニトマトやナス、シシトウなどの苗が一人一鉢ずつ植えてあります。昨日の大雨と台風で、植えたばかりの苗の状態が心配でしたが、特に被害がなく済みました。
 今日は、2組の子ども達が中庭に出て、鉢に支柱を立てていました。(写真上)これから暑くなってくると、夏野菜の苗はぐんぐん大きくなってきます。特に実がつき始めると、その重さで倒れやすくなるため、支柱を立てておくことは欠かせません。
 昨日の大雨て鉢の中は十分に湿っていましたが、支柱を立てた後、子ども達はまたたっぷり水やりをしていました。
 5校時に、3年1組の体育の研究授業がありました。今年度最初の校内研究授業でした。連休明けから取り組んできた、「ティーボール」の授業を校庭で行いました。
 3年生は、先週ジャイアンツアカデミーのコーチ2人に来ていただき、バッティング授業をしてもらいました。ティーボールを打つことを中心に指導してもらったことを生かし、どの子もバットの振り方にずいぶん慣れてきたようでした。そして、何よりも野球のルールに関心をもち、生き生きと試合に向かっている姿が印象的でした。(写真下)
 打った子がベースを回ってくるのではなく、1塁方向に用意されたベルを鳴らしながら真っすぐに走っていきます。守りのチームがボールを取ってアウトを宣告するまでに、ベルをいくつ押せたかで点数が入るというルールになっていました。さらに、バットを円の中に置いてから走り始めるというルールにもなっていました。
 授業後、先生達が分科会に分かれて授業を振り返った後、研究協議会を行いました。また、講師の土屋先生からは、たくさんのご指導をいただきました。2週間後には、5年3組の研究授業が控えています。研究授業は、先生達がお互い切磋琢磨して指導に磨きをかけ、成長していく場です。時間を惜しまず研究に向かう田柄小の先生達の熱意を感じました。

5月22日(水) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日は、1校時から4校時まで、授業観察で校内を回りました。
 1校時は、5年2組の図工の授業を見に行きました。「トランプ版画」の最初の授業でした。まず、トランプの絵札(J、Q、K)が配られ、そのデザインを見て気がついたことを書き出し、発表し合いました。トランプの絵札を見ると、いろいろなことに気がつきます。「上下逆さまにしても、同じ絵であること」「顔の向きや服の模様がいろいろであること」「それぞれ手に持っているものが違うこと」などです。
 今日は、実物のトランプをよく見ながら絵を描き写してみました。(写真上)とても細かな模様が入っていることが分かりました。
 今後は、自分で作りたいトランプのデザインを考え、木版画で表現していくようです。版画は何枚も同じ絵を印刷することができるので、上下に向きを変えて2回印刷すると作品が出来上がる予定です。子ども達が、どんなトランプを考えていくか楽しみです。
 2校時は、けやきルームでの小集団指導、3校時は2年1組の体育の授業、そして4校時は5年2組の国語の授業を参観しました。
 体育館で行われた2年1組の授業は、体力テストの種目を含めた様々な運動遊びが中心に行われていました。また、後半はボールを使ったいろいろな運動遊びも取り入れていました。低学年のうちに、ボールの扱いに慣れておくことは、とても大切なことです。(写真下)

5月21日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、子ども達が楽しみにしていた「子どもまつり」の日でした。どのクラスも、4月から学級会を開いて、どんなお店にするかを話し合い、使う材料を持ち寄って準備を進めてきました。
 毎年私が楽しみにしていることの一つに、新たな工夫を取り入れたお店を発見することがあります。今年も各クラスで知恵を出し合い、様々な工夫いっぱいの子どもまつりになりました。
 開会式は、全校放送によって代表委員が行いました。放送室から全校に語りかけながら、各クラスの熱気がなんとなく伝わってくるようでした。「では、子どもまつりをこれから始めます。3・2・1・スタート!」と言ったとたん、校内から「わぁ〜」という歓声が響き渡りました。
 子どもまつりは、クラスでお店番をする子と遊びに行く子に分かれ、前半と後半の時間制で入れ替わるようにしています。大人側から考えると、遊びに行く方が断然に楽しいと思うのですが、子ども達の中にはお店番をしている方が楽しいと思っている子がたくさんいます。自分達で考え工夫したお店に、たくさんの子が遊びに来て楽しんでいってくれるのがうれしいようです。各クラスを見て回ると、受付でスタンプを押す係の子も、ゲームの説明をする係の子も、得点を数えて賞状を出す係の子も、とても楽しそうにしている様子がよく伝わってきました。
 1年生は、今回が初めての子どもまつりでした。輪投げや箱積み、ボーリングのお店がありましたが、先生に手伝ってもらいながら、上手にお店を開いていました。また、遊びに行く子は、たてわり班の6年生が迎えに来てくれてペアになり、校内を回っていました。6年生が優しく案内してあげている様子が、とても微笑ましく感じられました。
 片づけが終わってから、4校時に子どもまつりの振り返りをしているクラスがたくさんありました。スタンプカードに貼ってもらった記録証や賞状を見ながら、他の教室で遊んだ内容を振り返り、感想を書いていました。来年はこんなことをしてみたいなという思いをすでに抱いている子もいたようです。このような特別活動は、子ども達の経験にアイデアをプラスして、さらにより良いものを築き上げていくというすばらしさがあります。

5月20日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 全校朝会の前半は、「看板がなくても」という話をしました。先週、2年生の遠足で行った板橋区立植物園でのことから話を始めました。
・・・植物園の中を歩いていると、いろいろな立札があることに気がつきました。「芝生の中に入ってはいけません」と書かれたものや、「植物をとらないでください」という看板もありました。こういう立札は、果たして必要なのだろうかと疑問に思いました。
 田柄小にも芝生があります。今は、このようにロープで囲ってあります。芝生は養生期間が必要で、きちんと芝が生えそろうまで、人が入り込まないようにしなければなりません。そのためにロープを張り、立ち入り禁止にしています。「芝生の中に入ってはいけません」という立札を作らなくても、田柄小の皆さんだったら中に入ってはいけないことぐらい分かりますよね。でも、ロープに寄りかかったり、ロープを引っ張ったりしている子を時々見かけるので、注意することがあります。ロープに力が加わると、立ててある杭が曲がってきてしまうのです。では、「ロープに寄りかかったり、引っ張ったりしないでください」という立札をつけた方が良いでしょうか? そういう注意書きがなくても、やってはいけないことを判断できる子であってほしいと思います。・・・
 駅も公園も、どこに行っても「〜してはいけません」とか「〜しないでください」といった禁止の貼り紙が目につきます。「そんなこと当たり前なのに」と思うのですが、それでも守れない人がいるから貼り紙や立て看板を作らざるを得ないのでしょう。
 おとといの土曜日に、埼玉県伊奈町にあるバラ園に行ってきました。埼玉県内随一と思われるほどすばらしいバラ園です。とにかくバラの種類が多いのと、株の管理が行き届いているバラ園です。当日は、「バラ祭り」期間となっていて、たくさんの人が訪れていました。やはりそこでも、立て看板が至る所にありました。「柵内に入らないでください」というのはまだ分かりますが、「株を引き抜かないでください」という注意書きがあるのにはびっくりしました。珍しい品種がたくさん植えてあるので、株ごと持って行ってしまう人がいる(いた)のでしょう。そのような心をもつ人がバラ園に来ること自体信じられませんが、そんな注意書きは必要なのかと思ってしまいました。
 全校朝会では、教育実習生の紹介もしました。今日から4年1組を中心に実習生が入りました。教員を目指してがんばっている大学4年生の学生です。元気よく全校児童の前で自己紹介をしました。(写真上)
 今週から3週間の教育実習は、来年度以降教員になってからもずっと心に残る記憶となるはずです。(ぜひ、そうなるようにしてもらいたいです。)それだけ学校生活の中から学ぶものが多い毎日でしょう。教員のだれもが、教育実習を通じて教師となる志を強くもち、現在に至っています。教職の楽しさや、やりがいが感じとれる3週間となるように、応援していきます。
 3年生の理科の時間に、カイコの観察をしていました。(写真中)子ども達が虫眼鏡でのぞいているシャーレの中に、一週間前に卵から生まれたばかりのカイコの幼虫が動いていました。まだ1センチにも満たない小さな幼虫です。カイコの餌はクワの葉です。毎日新鮮なクワの葉を摘み取って世話をしています。
 こんな小さな幼虫でも、新鮮なクワの葉の匂いはちゃんと分かる様です。しおれかかった葉の近くに新鮮な葉を置くと、すぐにそちらの方に移動して行くから不思議です。
 5校時は、先週の火曜日に続き、新規採用教員に対する教育アドバイザー訪問がありました。今日は、けやきルームで行われた授業を参観し、授業者への指導をしていただきました。授業はプレイルームを使い、体力テストのいくつかを個別に指導する内容でした。「立ち幅跳び」では、腕の振り方を教えると、マットにつけた全国平均の印の近くまで記録が伸びました。指導を受けた子が、運動への自信をもつことにつながる授業でした。(写真下)

5月19日(日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 午後から、PTAおやじの会主催の「段ボールハウスづくり」が開催され、たくさんの親子が集まりました。
 今年も体育館中央に大量の段ボールが山積みにされ、子ども達を待ちうけていました。これだけたくさんの段ボールを集めるのは大変なことであったと思いますが、それだけおやじの会の皆さんの「子ども達のために」という気迫がうかがえました。
 開会式の後、いよいよ段ボールハウスづくりの開始です。様々な形の段ボールを往復して運びながら、子ども達はいろいろな発想を広げて家を作り始めました。立派な柱を立てて屋根を作ったり、窓やえんとつをつけたり、郵便受けがあったりと、細部へのこだわりは子どもならではの世界です。
 2時間かけて、子ども達は夢中になって段ボールハウスづくりに取り組みました。審査のために、足の踏み場のない体育館をまわり、それぞれの作品を見ていきました。最初にいくつかのヒントを話しおいたので、カフェや犬、花のある家がたくさん見られました。いくつかのグループに賞が贈られましたが、どの作品も本当に夢があってすばらしいものばかりでした。片づけのために取り壊してしまいましたが、写真として、あるいは子ども達の心の中にずっと残るすてきな家になりました。

 今日は、たくさんの保護者の方々が一緒に参加されていました。子どもと保護者を含めて130名の参加があったそうです。ご参加いただけた保護者の皆様、どうもありがとうございました。
 全員で片づけをしてから、おやじの会特製のカルピスとポップコーンが配られました。準備から運営、そして片付けまで、おやじの会の皆様には大変お世話になりました。おやじの会は他校でも組織されていますが、こういう企画をしている学校は田柄小だけのはずです。

5月17日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年生各クラスに1時間ずつ、「巨人軍バッティング授業」がありました。読売巨人軍のジャイアンツアカデミーから2人のコーチに来ていただき、今週から始めたティーボールの打ち方を中心に指導をしていただきました。(写真上)
 ティーボールは、バッティングティーにボールを載せ、止まったボールを打つことからゲームが始まります。そのため、簡単にボールを打つことができるゲームルールになっています。現在「日本式ティーボール」は、学習指導要領に取り上げられているので、全国の小学校でも体育の授業でよく行われています。また、3年1組が来週水曜日の5校時に、ティーボールの研究授業を行う予定にもなっています。それもあり、ちょうど良い時期に指導をしていただけることになりました。
 バットを「合わせて」「引いて」「くるっ」という3段階で振り、ボールをミートする方法を習いました。ボールを思い通りに遠くに飛ばすことができるようになると、ゲームがより楽しく感じられるようになるものです。ティーボールでは、打ったボールがキャッチャーまで戻ってくるまでにどれだけ進塁できたかで得点を数えていきます。今日の授業では、バッターが打った後、バットをフラフープの中に置いたら「プラス1点」というルールにもなっていました。安全面を考え、バットの片づけを意識させるルールの工夫は面白いなと思いました。
 ジャイアンツアカデミーは、野球の指導を通じて子ども達の健全育成を図る目的で開催されています。2人のコーチ(芳川コーチ、住田コーチ)に話を聞くと、アカデミーでの指導の傍ら、学校を回って様々な授業も行っているとのことでした。また、2人とももちろん子どもの頃から野球に情熱を注いできたそうです。住田コーチは練馬区の出身で、中学生の時は野球部でがんばっていたとのことでした。芳川コーチは、育成選手として巨人軍に入団し、キャッチャーとして活躍した経験があるそうです。学校用に、2人のサイン色紙をいただきました。
 1年生の図工の授業で、粘土あそびをしていました。(写真中)ケーキやお菓子などの食べ物を作った子や、好きな動物を作った子もいました。粘土で作品を作りながら、子ども達はおしゃべりが止まりません。図工の造形あそびの際に、手と心が一緒に連動して作品を生み出していくことから生じる「おしゃべり」です。小さな子が、独り言のようにお話ししながらブロックやレゴを組み立てていくのと同じです。自分の世界があり、それを一生懸命形に表そうとする姿が、粘土あそびの活動を通して見ることができます。
 ところで、最近の油粘土は色が白く、図工の時間に使う「粘土」のイメージが全く変わりました。とても軽く、手触りがサラサラしていて嫌なにおいもありません。昔の粘土は、石鹸で何度手を洗っても、においやべたべたがなかなか取れなかったものでした。
 3年生が、理科の時間にホウセンカの種をまきました。ホウセンカの種は。小さな丸い種です。先生から種を手のひらに乗せてもらい、指先で穴を作ってそっとまきました。(写真下)ホウセンカは成長が速く、観察をしやすい植物です。7月頃には赤・白・ピンクなどの花が見られるようになるでしょう。
 3年2組では、今朝モンシロチョウが成虫になりました。教室の後ろのロッカーの上に、伸ばしたばかりの白い羽を広げた姿が見えました。午後、みんなで外に逃がしてあげるそうです。途中、連休をはさみましたが、無事に卵から幼虫、さなぎ、成虫と変わっていく様子を観察することができました。

5月16日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、2年生の遠足がありました。日差しが出ると暑く感じられたものの、日陰では涼しい風も吹き、気持ちの良い遠足日和になりました。2年生に進級して1か月半・・・どれだけ成長しただろうかと、期待を込めて遠足の引率を行いました。
 田柄小から最初の目的地の東京大仏までは、子ども達の足でも40分ほどで着きます。遠足としてはちょうど良い距離です。東京大仏は、乗蓮寺(じょうれんじ)というお寺の境内にあります。インターネットで調べると、「坐像で青銅製の鋳造大仏」という条件では、奈良と鎌倉に続いて3番目に大きい大仏とされています。(そんなすごいものがこんな近くにあったんだ…と思われるかもしれません。)同じ境内には、様々な石像があり、どれもとてもユニークなものばかりです。中でも、「がまんの鬼」という石像は、本当にがまんしているなという表情をしています。
 大きな大仏を見上げたり、子ども達にとっては怖そうな石像の一つ一つを見学したりしながら、疲れた体を一休みさせました。そして、乗蓮寺のすぐ隣にある次の目的地の「赤塚植物園」に向かいました。
 赤塚植物園は、四季折々の花が楽しめるようにレイアウトされ、たくさんの植物が植えられているところです。区立の植物園で、無料で開放されているのはとてもありがたいことです。
 園内の入口に大きな「ユリノキ」があり、ちょうど花が咲いている時でした。光が丘に「ゆりの木通り」がありますが、きっとそこのユリノキも今頃花が咲いているのかもしれません。
 個人的には、園内のバラ園に魅了されました。白いバラの名花「アイスバーグ」の見事なアーチを通ると、様々なバラの甘い香りが漂ってきました。バラ園では、花がらをつんだりして手入れをする人がいました。土日にたくさんの人が訪れるため、毎日しっかり管理をしているのだなと思いました。
 3つめの目的地「赤塚城址公園」では、広い原っぱで思いっきり駆け回ることができ、子ども達はとてもうれしそうでした。田柄小の校庭ぐらいの広さがある「原っぱ」は、今の東京にはなかなか見られません。きれいな芝生でもなく、土のグランドでもなく、いろいろな草が生い茂る「原っぱ」は、子どもが自由に遊びまわるのには最適の環境です。周りの森の緑と合わせ、グリーン一色に囲まれた中でたっぷり遊んだ時間が、このままずっと続いたらいいのになと思ったほどです。
 田柄小では、遠足の時だけが唯一「おやつ」を持ってきて良い日になっています。しおりには、「おやつ(すこし ガム・あめはなし)」と書いてありました。「少し」というのは、「食べきれる分だけ」ということで指導しています。
 子ども達の様子を見ていると、グミやチョコの他に、駄菓子を持ってきている子が多く見られました。お弁当の後に少し食べるおやつとして、駄菓子はちょうど良い量であり、また子どもにとって楽しいお菓子でもあります。駄菓子屋さんは少なくなりましたが、スーパーのお菓子売り場に駄菓子コーナーがあり、根強い人気なのが分かる気がしました。
 一日を通じて、昨年度1年生だった子ども達がずいぶん成長した様子を感じました。集合・整列や道路の歩き方、仲間との過ごし方のどれもが、たくましい2年生として見えました。

5月15日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、2校時から5校時まで、続けて授業観察がありました。2校時は1年1組(道徳)、3校時はけやきルーム(自立活動)、4校時は1年3組(国語)、5校時は2年2組(道徳)の授業を見に行きました。その中から、1年生と2年生の道徳の授業について紹介します。
 1年生の道徳の授業は、「みんな いきている」という「生命の尊さ」についての内容でした。道徳の教科書では、2ページにわたって大きく5つの場面の絵が描いてあるだけです。昨日もお伝えしましたが、1年生の最初の時期は、ひらがなを一つずつ学習している段階なので、文章を書かせたりする授業ができません。道徳の授業でも、絵を見て考えたり、話し合ったりする学習が中心になります。
 5つの絵というのは、「ご飯を食べているところ」「本を読んでいるところ」「けがをしたところ」「おんぶしてもらい、眠ってしまっているところ」「顔を洗っているところ」の場面です。それぞれの絵から、どんな気持ちである時か、そして自分も同じような気持ちになったことがあるかを子ども達に問いかけていきます。
 1年生の子ども達に、「生きている」ということを実感させるのは難しいことです。授業の後半では、自分の胸に手を当てて心臓の鼓動を感じさせたり、隣の子の背中に耳を当てて音を聞かせたりもしました。また、隣の子同士で考えを交流する場面もありました。(写真上)他の教科と同様に、主体的で対話的な授業となるように、道徳の授業でも積極的に教師側が意図して指導していきます。
 5校時は、2年2組で道徳の授業がありました。「ぐみの木と小鳥」という資料を使った、「親切」について考える道徳の内容でした。病気で寝ているリスさんに、小鳥がぐみの実を届けに行くことから「親切」について考えます。親切は、した方もされた方も気持ちが良くなるということに気づかせていきます。(写真中)
 ところで、都会ではぐみの木を見たことがある人が少ないのではないでしょうか? 私が子どもの頃に住んでいた田舎には、家のすぐ近くにぐみの木がありました。いつも真っ赤な実がたわわになり、食べてみたいなと思っていました。ゼリービーンズ(これも昔の人でないとわからないかもしれませんが…)に似ているぐみの実は、いかにも甘くておいしそうに見えました。でも、いつも両親から「腹を下すから、ぐみの実だけは絶対に口にするな。」と言われていました。ある時、あまりにもおいしそうなので、一つとって口に入れてみました。とても酸っぱくて苦いような味だったと記憶しています。しかし、自分の父親は、ぐみの実をとってきて焼酎に漬け、「ぐみ酒」を密かに作っていました。それを飲んだかどうかは定かではありませんが、いつも戸棚の奥にしまってありました。
 4月に注文していた花の苗が届きました。さっそく中休みに、美化・環境委員会の子ども達と植え付け作業をしました。(写真下)
 けやきの木の下の花壇には、「インパチェンス」の苗を植えました。日陰に強い植物です。正門を入った左側の花壇には、「バーベナ花手毬(はなてまり)」を植えました。そしてその先の花壇には、「サフィニア」です。どれも生育旺盛な植物なので、1〜2か月後には花壇いっぱいに広がり、あふれんばかりの花・花・花…となる予定です。

5月14日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 サクラ草の種まきをしました。先月、サクラ草の花は終わったばかりですが、今年の秋から全校児童で育てていくための苗作りは、今からスタートです。サクラ草の種は、とっても細かく、一株からたくさんとれます。今年も、栽培していた鉢からとった種と、インターネットを使って購入した種とをまいて育てることにしました。
 場所は、中庭の日陰(校長室前から中庭に出る扉近く)です。育苗箱に赤玉土を入れ、細かい種を均等になるようにバラバラバラ…とまきました。朝休みに外に出てきた子ども達にも少し手伝ってもらいました。(写真上)種がとても小さいので、みんなびっくりしていました。毎日ジョーロで水やりをして、乾かさないように管理をすると、2週間ほどで芽が出てくる予定です。
 蒸し暑くなる夏前にある程度大きくしておくことがコツです。大きくと言っても、2か月経っても1〜2センチほどにしかなりません。しかし、夏の暑さが苦手なので、苗が小さいと一晩で溶けてしまうことがあります。とにかくなるべく涼しく、風通し良く管理するようにしなければなりません。後は、ノラ猫がやって来て、トイレ代わりに入りこまないように気をつけます。
 1校時は、理科専科の授業観察に行きました。今年度から高学年の理科は専科教員が指導することになったので、理科室が整備されてきれいになりました。また、理科室に元々置いてあったテレビと拡大提示装置が、いつも有効活用されるようにもなりました。
 5年生の理科では、植物の発芽の条件について学習しています。温度の条件を変える実験では、室内と冷蔵庫内とで比較実験をしました。今日は、発芽に空気が必要かどうかを調べる実験について考えました。空気がない状態をどのように設定するかというのは、一工夫が必要です。真空状態が作れれば別ですが・・・さあ、5年生の理科では、どのように空気がない場合の発芽実験をすることになったでしょう。
 2校時と3校時は、初任者研修の一環として、教育アドバイザーの先生に来ていただき、授業観察を行いました。2校時は、1年2組の国語の授業でした。1年生は、「はなのみち」という物語の学習をしています。場面ごとの絵を比べながら、登場してくる動物たちの気持ちを考え、発表し合う授業でした。くまさんやうさぎさん、ことりのお面を先生が用意し、役割が決まった子は、それをかぶりながら動物が考えたことを発表します。(写真中)
 1年生の今の段階ではノートに文章を書くことができないので、教科書を読むこと(音読)と、考えを発表し合うことが中心の授業を展開しなければなりません。子ども達が集中できるようにと、様々な工夫をして授業に臨む低学年の先生達の苦労が伝わってきました。
 3校時は、4年2組の教室で算数「角の大きさの表し方を考えよう」の授業でした。2つの三角定規を組み合わせると、いろいろな角度をつくることができます。自分で考えて作った角度について、式を立てて計算したり、説明を考えたりしてから発表し合いました。
 授業の中では、自分で考える時間や作業をする時間、隣の子と意見交流をする時間、そして発表し合う時間と、様々な活動を教師が意図的に取り入れていく必要があります。さらに、考える時間では、子ども達の間を先生が移動しながら個別に指導すること(机間指導)も大切な指導技術となります。(写真下)
 初任の先生方は、授業後、教育アドバイザーの先生から別室で授業についての指導を受けました。どんなに年数を重ねても、なかなかうまくいく授業をするのは難しいものです。若手もベテランも、日々子ども達と向き合いながら研鑽の毎日であることは共通しています。

5月13日(月) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 2校時は、2年3組の算数の授業観察をしました。たし算の筆算の学習もそろそろ単元の終わりに近づき、今日は練習問題を行う時間でした。前半は文章問題を読んで立式し、筆算を書いて答えを求めました。後半は、12問ある教科書の計算問題を、各自がノートに書き写して解いていきました。ずいぶん個人差があることに気がつきました。一の位に繰り上がりがある2桁の筆算なので、たし算に時間がかかる子がいるのかと最初は思いました。よくよく教室内を見て回ると、それよりも「取り組み姿勢での個人差」が大きいようでした。ノートを開けて書き始めるまでに時間がかかっていたり、教科書の問題を見てノートに筆算を書くだけで時間がかかる子もいました。習熟度別の算数の指導は、本校では3年生以上で行っていますが、2年生でも必要であることは明らかです。
 4校時は、4年1組の国語の授業を見に行きました。説明文「大きな力を出す」の導入の授業でした。各学年で様々な説明文を学習しますが、4年生にとっては今年度最初の説明文の教材です。段落ごとに要点をまとめ、説明文全体の構成を考える…という授業は、だれもが子どもの頃に繰り返し行ってきたことでしょう。
 最初に担任の先生が範読をしました。次に、子ども達が音読をします。音読には様々な方法があり、授業の中で各教員が工夫して指導しています。4年1組で行われていたのは、「全員立って片手で教科書を持ち、もう一方の手で文字を追いながら小さな声で音読する」という方法でした。(写真上)
 物語文も同様ですが、国語の時間には繰り返し教科書を音読することが重要です。音読の宿題が出されている学年が多いと思いますが、しっかり声に出して読むことが「音読」になります。読み方がぎこちない子は、最初のうちは教科書を指で追うようにさせても良いので、確実に文字が読めるようにすることが大切です。
 5校時は、5年3組の社会科の授業観察をしました。「日本の地形と気候」の学習で、日本が6つの気候区分に分かれていることと、それぞれの気候区分の特徴を学習します。授業では、それぞれの気候区分の中から、6つの都市の気温と降水量を表すグラフが提示されていました。グラフの特徴から、どの気候区分のものかを考えさせていました。(写真下)
 日本海側の気候の代表として、新潟県上越市のグラフが出てきました。(私の故郷です。)冬に雪がたくさん降るため、冬の降水量が多くなる特徴があります。大雪に見舞われて大変な思いをした記憶は、ずっと心の中に残っています。いくら時間をかけて説明したとしても、あの大変さは経験した人でなければ絶対に分かりません。
 上越市(旧高田市)は、海岸から10キロと離れていない平野部ですが、昔から大雪で有名なところでした。里雪型の気圧配置になると、地形の関係で一晩で1m以上雪が積もることがたびたびありました。自分が子どもの頃は、今のように除雪されていなかったため、降った雪は全てを埋め尽くしたままでした。中学生になると大屋根(2階の屋根)に上って雪下ろしをしました。家の周りの雪が2階をはるかに超える高さにまでなった年を何度か経験しました。それでも毎日学校に通い、大人はみんな歩いて仕事に行っていたのです。

5月13日(月) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 久し振りの全校朝会となりました。今日は、新しい年号の「令和」について、最初に紹介をしました。・・・「令和」という二文字は、日本で最も古い歌集である「万葉集」から選ばれました。そして、その意味は、「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。」と言われています。・・・朝会が終わってから、南校舎1階の掲示板に「令和」の言葉の由来について貼っておいたところ、たくさんの子ども達が集まってきました。(写真上)
 1か月前に新元号が発表になったばかりの時は、ほとんどの人達の予想に反した漢字が使われたこともあり、少し戸惑いがありました。しかし、もうすでに「令和元年」が全ての書類で使用されるようになり、すっかり国民に定着した感じがします。連休中に盛んに報道されたお祝いムードが、新元号の定着にプラスに作用したところもあるのでしょう。
 全校朝会の話の後半は、「外に出て運動をしよう」という内容を伝えました。・・・5月に入り、とてもさわやかな気候が続くようになりました。一年の中でも、学習にも運動をするにも、とても適した季節です。特に、外に出て運動をすることは、体をじょうぶにし、健康な毎日を過ごすためにとても大切なことです。運動することや、体を動かして遊ぶことの多くは、体力を高めると同時に、友だちとの関係を深めて、お互い仲よく過ごすことにもつながります。「天気の良い日は、外で遊びましょう。」とよく言われるのは、そういう理由があるからです。
 今月は、体育の時間などを使って体力テストの測定があります。様々な運動能力をバランス良く高めていくためには、体育の時間にいろいろな運動に力いっぱい取り組むこと、そして普段から外遊びを進んで行うことが大切です。・・・紫外線の強さを感じる頃となりましたが、外遊びの大好きな子ども達になるように声をかけていきましょう。
 今日は、5校時まで授業がありましたが、3校時以外は全て授業観察で各教室に行っていました。1校時は、4年3組の国語の授業観察でした。3年生では国語辞典の使い方を学習しますが、4年生では漢字辞典の使い方を指導することになっています。漢字辞典を使うと、漢字の読み方や部首、画数、使い方など、様々な情報を得ることができます。それだけに、いろいろな辞典の引き方があるので、使いながら覚えていくことが重要です。(写真下)
 国語辞典も同様ですが、ネット社会になり、漢字辞典を手にする機会がほとんどなくなってきています。漢字の成り立ちや書き順についても調べることができること、そして何よりも子どもの語彙力を高めるために、漢字辞典をしっかり使えるようにさせていきたいものです。

5月10日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 新年度の学校生活が始まってから1か月が経ち、席替えをしたクラスがあちらこちらで見られます。子ども達にとっては、わくわくドキドキ、そして楽しみな席替えです。
 今日は、2年2組で席替えがありました。席替えと同時に、生活班のメンバー構成も新しくなります。このクラスでは、4人組の生活班になっていました。カードが配られ、4人それぞれの役割分担を話し合って決めていました。(写真上)
 まずは、「班長」です。当然のことながら、リーダーとなる子どもが必要です。(大抵は、どの子もみんな競って班長に立候補します。)他の役割分担には、「集め長」、「配り長」、「ヘルプ長」と書いてありました。集めたり配ったりという役割は分かりましたが、「ヘルプ長」は何でしょう? 近くの子に聞いてみたら、誰かが休んだらその子の役割を代わりにやってあげたり、大変そうな時に助けてあげたりするのが「ヘルプ長」とのことでした。なるほど、と思いました。
 低学年〜中学年では、4人グループが生活班としてちょうど良い人数と言われています。授業中に班で話し合って意見をまとめたりする時に、グループ活動をします。来年度からの学習指導要領の柱となる「対話的で主体的な・・・」にあたる部分は、今までも小学校では学習中に当然のごとく行われてきていたわけです。
 生活科や理科の学習で外に観察に出た場合、班ごとにまとまって活動するようにさせます。安全管理の点からも、班ごとの活動を教師は意図して使います。他にも、給食を一緒に食べたり、掃除や給食の当番をしたりするのも班活動の一つとすることがあります。学校生活のあらゆる場面を通じて、自分の役割を果たす責任感や友達との協調性を高められるように指導しています。
 3年生の教室では、2週間後の離任式に向けた手紙の準備をしていました。(写真中)手紙を書く学年は、離任された職員にかかわりが深かった学年を優先して決めています。3年生は、2年生の時に指導していただいた図工の先生に向けて全員が作文を書きます。昨年度指導していただいたことへの感謝の気持ちを伝えるとともに、3年生になってがんばっていることも手紙に書くようにしていました。
 我々教職員にとって、教えた子ども達が元気にがんばっている姿を知ることが、学校を離れて何よりもうれしいものです。
 今日は、3校時と4校時に授業観察をしました。3校時は、5年1組の家庭科の授業でした。家庭科室で、お茶の入れ方の調理実習を行いました。お茶の葉をたくさん入れすぎた班があり、かなり濃いお茶を渋そうに飲んでいる姿が見られました。ちょうど良い濃さでお茶を入れる練習が家庭でもできると良いのですが・・・先日もお伝えしましたが、煎茶を家で飲んだことがないという子どもが多いようです。急須の持ち方を先生が教えていましたが、初めて手にした子がたくさん見られました。
 4校時は、4年1組の音楽の授業を見に行きました。箏を使った授業で、今日初めて子ども達が手に爪をはめて音を出してみました。(写真下)箏の演奏技術だけでなく、準備や片づけ、そして姿勢や礼儀(演奏の前と後、箏に向かって礼をする)についても学習しています。次の授業では、「さくら さくら」に挑戦するようです。

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31