ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ! 〜元気いっぱい、笑顔いっぱい田柄っ子 みんなで育てる田柄っ子〜

9月28日(土) その2

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 応援団の元気のよい声で午後の部がスタートしました。午後の応援合戦は、途中でマイクパフォーマンスがありました。赤組・白組の団長が張り合う寸劇を入れ、応援歌ゴーゴーゴーで勝負するという演出になっていました。楽しい中にも、応援団のキリッと引き締まった態度が全体を盛り上げていました。
 運動会の各学年のメインとなった表現(ダンス・組体操)は、それぞれの学年の特色を生かしたすばらしい内容になりました。今年も見ごたえのあるものになりました。
 ダンスは、手や足の動きに一人一人の個性が見られ、おもしろいなと思います。笑顔いっぱいに踊っていた子からは、「踊ることが大好き!」という思いが伝わってきました。
 一方、6年生の組体操は、6年間の最後の運動会を意識した大きな挑戦になりました。最初のうちは、一つずつの技を何度も練習して、完成度を高める段階でした。しかし、そのために時間がかかり、なかなか次の意識を高める段階に進めなかったようです。それが今週になり、校庭での練習が始まったところで、ようやく学年の気持ちがそろってきたとか…。とても見ごたえのある、そして今年の6年生らしいダンスやパフォーマンスもあり、感動的な組体操でしたが、実際に指導した先生達の苦労話は絶えません。(先ほど、職員の反省会第一部が終了したところです。)
 運動会の最後を盛り上げたのは、高学年リレーでした。バトンパスは、どのチームも繰り返し練習してきた成果が表れ、見事なレースが続きました。最終走者のゴールは大接戦になりました。
 運動会後、5,6年生が会場の片づけ作業を行いました。高学年は、係活動を通じてこの運動会全てを支えていました。競技や演技での活躍とともに、高学年としての役目を果たしたことも大いに褒めたたえたいと思います。
 この3週間、保護者の皆様には様々な面でご協力をいただき、ありがとうございました。各ご家庭で、お子さんのがんばりをしっかり認め、褒めてあげてください。(私も、教職員をねぎらい、たっぷり褒めなければと思っています。)

9月28日(土) その1

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 気持ちのよい秋空のもとで、運動会当日を迎えることができました。早朝から、けやき広場前にたくさんの保護者の方々が並ばれていました。運動会で活躍する子ども達の姿を楽しみに来られていることが伝わってきました。
 8時前には係児童も早めに登校し、校庭から音楽委員会の伴奏の音が聞こえてきました。また、応援団は、いつも通り朝から気合いの入った声出しをしていました。
 正門前で子ども達を迎えていると、「いよいよ本番の日だ!」と、どの子も気持ちを引き締めて登校して来る様子が伝わってきました。
 開会式、準備運動の後は、午前の部の応援合戦でした。赤組も白組も、力のこもった応援団のかけ声に、全校児童が一緒になって応援する姿がすかすがしく感じられました。運動会の開幕にふさわしく、校庭いっぱいに意気込みが広がった気がしました。
 午前中の強い日差しにも負けずに、子ども達は各競技・演技とも、力いっぱいがんばりました。短距離走では、スタート直前に胸に手をあてて緊張感をしずめようとしている子が見られました。ピストルの音が鳴ったら、あっという間にゴールにいたと感じたかもしれません。ゴールし終わった後のホッとした表情が印象的でした。

9月27日(金) その2

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 5年生の「はじけろ!田柄ソーラン」のフィナーレも校庭の中心に全員が集まります。入場の時に持ってきた大漁旗を掲げ、それを取り巻くようにポーズを決めます。旗が高々と上がっているのは、組体操のように2人が土台となり、腿の上に旗を持った子が乗っているからです。
 5年生のソーランでは、入退場の際に太鼓が鳴り響きます。気合を入れて太鼓をたたく先生にも注目です。(写真上)
 最後に6年生のリハーサルがありました。今まで何度か組体操の練習を見てきましたが、すべて通して見たのは今日が初めてです。担当の先生の意気込みが強く、大変見ごたえのあるとても長い組体操に仕上がりました。「長い」というのは、入場から最初のダンス、そして最後の退場まで、ところどころに「見せる演出」が入っているためです。
 6年生の学年だより「運動会号」が昨日配られています。裏面に組体操の隊形移動が細かく記されています。3曲目(2)の「人間起こし」の技が(写真中)です。(田柄小では、初めて見る技ではないかと思います。)
 体育館で練習していた最初の頃は、まず上に立つ子が怖がってしまい、なかなかきれいに倒れることができませんでした。それが体をまっすぐにしたまま後ろに倒れかかり、きちんとみんなで支えることができるようになりました。まさに、友達同士が信頼し合って完成した技です。6年生にお子さんがいないご家庭でも、ぜひ明日は6年生の組体操にご注目いただければと思います。
 午後は、5,6年生の児童が先生達と一緒に明日の会場準備をしました。テントを設置し机や椅子を出したり、各競技で使う道具を用意したりしました。また、代表委員が司会の練習をしたり、放送係が原稿を読む練習をしたりしました。(写真下)
 子ども達が帰った後は、教職員で準備を続けました。校庭にきれいにラインを引き直し、入場門と退場門も設置しました。会場は準備万端、明日の天候を待つのみです。
 明日は、子ども達に温かな声援をよろしくお願いいたします。

9月27日(金) その1

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 午前中に運動会のリハーサルがありました。1年生から順に、20分間ずつ校庭を使い、最後の練習を行いました。体操着を昨日持ち帰っているので、服装がいつもの練習とは違っていましたが、どの学年も気合十分に臨んでいました。
 20分の使い方は、学年によって様々でした。表現(ダンス)のみを繰り返し練習した学年もあれば、団体競技や短距離走の並び方まで行った学年がありました。
 1年生は、ポンポンを手に一度踊ってから、最後のところを部分的に変更しました。こんな直前の変更で大丈夫かと心配しましたが、もう一度練習した時にはきちんとできていました。
 どの学年も、ダンスや組体操の時には、学年で主になって指導してきた先生が朝礼台に立つことになります。低学年の先生は、朝礼台の上で子ども達と一緒に踊ります。明日の本番の時には、先生の動きにも注目です。(写真上)
 1年生のリハーサルが終わり、2年生の番になりました。2年生は、頭にハチマキをし、両手にばちを持って「おまつり わっしょい」を元気よく踊ります。練習が終わった1年生は、芝生のところで座って2年生の踊る様子を見せてもらうことにしました。北校舎にいると、なかなか他学年の練習の様子は見えてきません。運動会は、自分の出演する競技や演技だけでなく、応援席から他の学年の種目を見ることも大切な学習になります。2年生の元気のよいかけ声が入った踊りに、みんな圧倒されて見入っていました。(写真中)
 リハーサルを通して見ていると、それぞれの学年のダンスの入場の仕方やフィナーレに特徴があることが分かります。4年生の「J×Jフラッグス」は、曲に合わせて静かな感じで終わります。一人一人の旗が徐々に上がり始め、学年で大きなテントのようになります。全員の気持ちを一つに合わせるために、今まで何度も練習をしてきました。(写真下)

9月26日(木) その2

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 今日は、専科の先生方の授業観察を行いました。3校時は、3年2組の図工の授業がありました。1学期に、「ハンプティダンプティ」という卵型の人形を作りました。水風船を張り子にして、色画用紙で目や手足をつけた人形です。
 今回は、その人形をドライブに連れて行こうという設定で、乗り物を製作することになりました。材料は、プラ段ボールを使いました。引っ越し作業の養生などに使われている素材です。切ったり折ったりしやすく、後からペンで色をつけることもできます。
 久しぶりに対面した自分のハンプティダンプティを手に、どんな乗り物にしようかと一生懸命考えながら制作していました。(写真上)展覧会に3年生の立体作品として出品できるように、今後も指導を続けていきます。
 4校時は、3年1組の音楽の授業を見に行きました。最初に、運動会直前ということで、応援歌「ゴーゴーゴー」と校歌の練習をしました。赤組と白組が向かい合い、元気な歌声で練習をしていました。
 続いて、リコーダーの練習です。高いドとレの指使いを入れた曲を練習したり、指定された音符から音を選んでメロディーを作る学習をしたりしました。3年生の1学期に始めたばかりのリコーダーですが、少しずつ指使いに慣れてきているところです。中にはリコーダーの穴をふさぐ手が、左右逆になってしまう子が見られました。6年生までずっと使うリコーダーです。しっかりマスターできるように練習を続けていきます。(写真中)
 5校時は、5年2組の理科の授業観察に行きました。「植物の実や種子のでき方」の学習で、いろいろな植物の花粉を顕微鏡で観察する授業でした。観察したのは、校庭や裏の農園に咲いていた花の花粉です。プレパラート作りは先日行ったようでした。花粉を顕微鏡で観察する時は、セロハンテープを使うと便利です。おしべの先にセロハンテープの粘着面を軽くつけるだけで、顕微鏡観察用の花粉プレパラートができます。
 顕微鏡をのぞき込む子ども達の顔は、真剣そのものでした。アサガオやヒマワリの花粉が丸いのに対して、ユリやツルレイシは細長かったりラグビーボールのような形をしています。観察を通じて、植物の種類によって花粉の大きさや形、色などが違うことが分かりました。(写真下)

 本日、体育着を持ち帰っています。明日は全学年ともリハーサルを行います。体育着に代わる運動をしやすい服装を持たせてください。

9月26日(木) その1

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 1校時に、最後の運動会全体練習がありました。全体練習は3回目です。昨年は3回とも雨が降り、体育館で練習したまま本番当日を迎えることになりました。学年練習もそうですが、今年は天候に恵まれています。このまま土曜日まで・・・と切に願っています。
 今日の全体練習は、入場行進〜開会式、午後の応援合戦、そして閉会式の練習をしました。小学校の運動会では、開閉会式の練習をしっかり行っています。整列や話の聞き方、応援歌や校歌斉唱も含めて、運動会の大切な演技の一つととらえて指導しています。それだけに、朝8時50分の入場行進からぜひ子ども達の様子を見ていただきたいのです。また、午後の競技が終わってすぐに帰路につくのではなく、閉会式の子ども達の様子までしっかり見ていただきたいと思います。
 開会式の最初は、1年生による「始めの言葉」です。朝礼台に6名の代表児童が上がり、実際にやってみました。さすがは代表の子ども達です。大きな声で堂々と言葉を言うことができました。「開会式をお見逃しなく」と再度お伝えしておきます。(写真上)
 今日の全体練習の中で、「練習の成果を態度でも示そう」ということを全校児童に向けて話しました。「競技やダンスももちろん大切な運動会の種目であるけれど、開会式や閉会式での姿勢・態度も練習の成果である」ということです。
 明日は、全学年が一度だけ通し練習をするリハーサルがあります。気持ちをしっかり維持して臨めるようにしたいと思います。
 中休みに、1年生の子が一人で校長室にやってきました。「ミッキー池には、電気ウナギがいるんですか?」という質問でした。「ザリガニやドジョウはいるけれど、電気ウナギは見たことがありません。」と答えました。話をよく聞いてみると、1年生の子ども達の間で電気ウナギがいるということがうわさになっているようです。確かに、休み時間になるとミッキー池(スイレンの葉が茂っている方です)に1年生の子がたくさん集まってきていました。(写真下)
 さらにその子は、「池の水を全部ぬいてみてください。」と言ってきました。某テレビ番組が影響しているようです。「水をぬいた後で、生き物や水をちゃんと元通りにもどせるかどうかは難しいと思います。1年生の先生とみんなとでできるなら、やってみてもいいです。」・・・と、1年生の先生に丸投げすることにしました。きっと、1年生の先生が無理だと思って校長室に行かせたのだと思いますが…。
 池の水をぬいたら、電気ウナギは出てくるのでしょうか。それよりも、いろいろな落とし物類が見つかりそうな気がします。

9月25日(水) その2

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 5年生が、黒いTシャツの上に青いはっぴを羽織り、さっそうと校庭を走り回っていました。頭に巻いた青いハチマキも印象的です。クラスごとに作った大漁旗を先頭に、元気よく入場してから踊りが始まります。いよいよ運動会の練習も大詰め・・・田柄ソーランの全貌が見えてきました。(写真上)
 衣装を着けると、子ども達の意欲も倍増します。踊りもかけ声も、学年の先生の指導によって、どんどん盛り上がっていきました。残りの明日、あさってをどう指導するかで、土曜日の本番が大きく変わります。
 ところで、この青いはっぴとハチマキは、学年で一括購入したものです。1年生のきらきらポンポンや2年生の長いハチマキ、4年生の旗など、運動会用品を扱っているカタログから取り寄せることができます。(結構安いです。)
 ソーラン節は、元々は北海道のニシン漁をもとにした踊りです。今年はサンマは不漁のようですが、5年生のソーランは大漁の喜びを存分に発揮した踊りとなるでしょう。
 5校時に、3年生が吉田さんの畑に行って、大根の間引き体験を行ってきました。種まきからちょうど3週間が経ちました。ビニールマルチの穴に3粒ずつまいた種が大きく成長し、青々とした葉を茂らせていました。
 毎年3年生が、この間引き体験で大きな失敗をしています。それは、「3本の苗のうち、1本いい苗を残してあとは間引きをする」という説明を聞いていながら、3本全部抜いてしまう子がいることです。
 今年はそういうことがないように、午前中に各クラスに私が行って説明をしました。「大根の間引きがなぜ必要なのか」ということをまずしっかり教えなければ、ただ苗を抜けば良いと子どもは思ってしまいます。事前指導が良かったのか、今年はいつもの年より長い畝で作業しましたが、どの子もしっかり間引きを行うことができました。(写真下)
 間引いた苗は、間引き菜として持ち帰りました。みそ汁の具にしたり、炒めたりおひたしにしたり、各ご家庭で味わってみてください。「大根は捨てるところがない野菜です。」というのは、吉田さんのいつもの口癖です。

9月25日(水) その1

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 4年生は、算数の時間にわり算の筆算の学習をしています。2ケタ÷2ケタの筆算を学習し、今日は3ケタの数を2ケタの数で割る場合の筆算を考えていました。(写真上)
 わり算の筆算では、割る数を「およそ何十」という概数で考えて商の見当をつけることが重要です。また、立てた商が大きすぎたら商を1つ減らしたり、少なすぎたら1つ増やしてやり直すといった「根気強さ」も必要です。
 この「商の見当をつけて計算する力」は、繰り返しいろいろな問題に取り組むことから身についてきます。やはり「根気強さ」に行き着くということでしょうか。また、わり算の筆算では、かけ算とひき算が素早くできることも欠かせません。
 今日は、3ケタ÷2ケタで商が一の位に立ち、あまりが出る計算でした。今後は、さらにケタが増える筆算へとつなげていきます。とにかく繰り返し問題に取り組み、計算力をつけていくことが大切です。
 他学年も、この時期に筆算の学習を行っています。2年生は足し算の筆算を、3年生はかけ算の筆算を学習中です。どの学年もしっかり計算の仕方を身につけ、粘り強く取り組んでほしいと思います。
 6年生が、校庭で騎馬戦の練習を行っていました。騎馬戦は、3人で馬を組み、その上に一人が乗ります。騎馬の上の児童が帽子を奪い合って勝敗を決めます。(写真中)
 最初は、一騎打ちを行います。女子同士の一騎打ちがあり、その後男子同士の一騎打ちで勝負を決めます。(一騎打ちは、決められたサークル内で戦います。)最後は「大将戦」です。全部の騎馬が一斉に戦い、赤組白組それぞれどちらかの大将騎の帽子が取られた時点で勝敗が決まります。
 騎馬戦は、上に誰を乗せるかが大きなポイントになります。体重だけで考えると体の小さな子になりますが、騎馬は動きやすくても頭の位置が低いため、すぐに帽子を取られてしまいます。かといって大きな子を上に乗せると、騎馬の動きが取りづらく、後ろに回り込まれてしまうということも…。さあ、6年生の子ども達は、どんな作戦を考えているのでしょうか。
 1年生は、図工の時間に猫の絵に挑戦しています。9月に入り、毎週いろいろな取り組みを続け、時間をかけて1つの作品に向かっています。(展覧会用の作品なのでしょう。)
 大きな猫を描いたと思ったら、次の週にはクレヨンを使って様々な色ですき間なく塗りつぶし・・・今日は、なんとその上から刷毛を使って真っ黒な塗料で塗りつぶしているではありませんか。(写真下)
 決して、失敗したから黒く塗っているのではありません。黒いのは、アクリル塗料のようで、後から最初に塗ったクレヨンの色を効果的に蘇らせるようです。果たしてそれはどのように・・・今後も1年生の図工の時間が楽しみです。

9月24日(火)

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 2学期も、ALTのマリア先生と担任の先生による外国語の授業が進められています。6年生は、夏休みの思い出を紹介し合う会話文を学習中です。
 「How was your summer vacation?」(夏休みはどうでしたか?)と聞きます。それに対して、「I went to 〜」(私は〜に行きました。)「I enjoyed 〜」(〜を楽しみました。)「I ate 〜」(〜を食べました。)と、自分が夏休み中に行った場所や楽しかったこと、食べたものを答えるという会話の学習でした。
 教科書にも載っている定型文を参考に、各自で答え方をメモしてから、クラスの子ども同士で自由に交流していました。マリア先生にも自分の発音を聞いてもらいながら、会話を楽しむ子ども達の姿が見られました。(写真上)
 1年生の教室で、漢字ドリルと漢字のドリルノートが配られました。1学期から学習してきた「ひらがな」「カタカナ」に続き、いよいよ漢字の勉強が始まります。新しい漢字のドリルとノートに名前を書く姿から、どの子も漢字の勉強を心待ちにしていた様子がうかがえました。
 小学校6年間で習う漢字は、全部で1006字あります。1年生では、そのうちの80字をこれから学習していくことになります。もちろん、1年生で習う漢字は画数が少なく、子ども達が日常的によく使う漢字が選ばれています。
 今日は、「大」と「小」の練習をしました。「もう知っているよ。」という子もいましたが、漢字の学習では、書き順や「とめ、はね、はらい」を正しく書くことが重要です。先生のお手本に合わせて、指で空中に大きく「大」の字を書いていました。(写真中)
 漢字の学習を始めたばかりの1年生の頃は意欲満々だったのに、いつの間にか漢字が苦手になってしままった・・・というのは、誰もが経験することです。だんだん漢字の画数が多くなり、似たような漢字があると覚えきれなくなること、あるいは音読み訓読み等の様々な読み方が漢字にはあること、また送り仮名が漢字によって紛らわしいこと、さらに同音異義語の漢字が多いこと・・・世界中の言語の中で日本語が最も難しいと言われるのは、「漢字文化」にあります。しかし、小学校の段階で覚える漢字が、子ども達がいつか仕事に就いてから重要になることは明白です。一つ一つしっかり覚えられるように頑張ってほしいものです。
 3校時の後半から、6年生が校庭に出て組体操の練習をしていました。今まではずっと体育館で技の練習をしてきたため、校庭に出て組体操を行うのは今日が初めてです。裸足で校庭に出ると、体育館での感覚とはずいぶん違うので、そのこと一つとっても大変です。しかしそこはさすがに6年生だなと思いました。すぐに全員が立つ位置を覚え、一人技から順に確認をしていきました。
 組体操につきものの技と言えば、「倒立」です。2人組になって向かい合い、一人が倒立をして、もう一人がそれを支えます。そして次は交代して倒立を行います。音楽や笛の合図に合わせて進行していくため、技が決まらないからとずっと待っていることはできません。6年生の先生は、「3回までは挑戦し、それでもできなかったらその場に座りなさい。」と指導していました。
 本番に向けて、これからは技の一つ一つに磨きをかけていく段階です。最初の頃よりも、1回で倒立を決められる子が増えてきました。支えてくれる相手を信じた思い切りの良さが試されます。(写真下)

9月20日(金) その2

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 先日の4年1組に続いて、2組も理科の授業で人間の骨(骨格)についての学習をしていました。理科室から人体骨格模型を持ってきて、体全体の骨の様子から気が付いたことをまとめていきました。また、グループごとに小さな骨格模型を置き、様々な部位の骨の形を調べていました。(写真上)
 人間は、約200の骨で成り立っていると言われます。手足は関節のところで曲げられるように、骨が分かれています。また、肋骨は内蔵を守る働きがあったり、背骨のようにたくさんの骨が連なることで、前後左右に曲がる仕組みがあったりもします。また、頭の骨はヘルメットのように一つの骨ではなく、いくつかの部分に分かれてできています。
 今年はサンマが高くてあまり食卓に乗らないかもしれませんが、魚を食べる時に骨のつくりを調べてみると勉強になります。
 6校時に、2回目の運動会係活動がありました。5,6年生全員が係に入り、運動会全体を支えていきます。
 審判係は、各学年の短距離走の順位確定にかかわる大切な役割を担っています。1位から6位までを判定するのは、審判担当の先生が行います。(もちろん、複数の教員で審判をします。)ゴールテープを持つ子、そして先生の判定の指示で、担当した順位の子を等賞旗のところまで誘導していくのが係の子ども達の仕事です。
 今年は順位を確定しやすいように、コースごとに違う色のリストバンドつけて走るようにします。しかし、短距離走は次々とレースが続けて行われるため、すばやく連れていき、またすぐに戻ってこなければなりません。今日は、実際に係の子ども達が走ってみて、仕事の手順をシュミレーションしていました。(写真下)

9月20日(金) その1

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 朝から1校時にかけて、2回目の全体練習がありました。入場行進、整理運動、全校競技、応援、閉会式と、盛りだくさんの内容でした。
 全校競技は、午後の部の応援が終わってすぐに行う「大玉送り」です。全校児童がトラックに並び、1年生は列の間を転がし、2年生以上は頭上を大玉が通ります。5,6年生の係児童がつき、大玉が落ちないように補助をしながら追いかけます。大玉に勢いがつくとコーナーで曲がるのが難しく、たいていは何度か大玉がコースアウトします。(写真上)
 練習とはいえ、ハラハラドキドキの競技に、校庭全体が一気に盛り上がりました。今日は、赤組が2回戦とも圧倒的な勝利でした。当日はどうなるでしょうか。
 1年生は、続けて2校時に学年練習がありました。1年生の「きらり☆チャンピオン」の「きらり」の意味が分かりました。今日の練習の最後に、本番で使うポンポンを手に踊っていました。クラスごとに色が決まっていて、1組は赤、2組は青、3組は黄色のポンポンです。とてもカラフルなポンポンで、一人一人がきらきらと輝いて見えました。(写真中)
 3校時に、5年1組の授業観察に行きました。昨日の6年生に続いて、道徳の授業でした。「命を守る防災訓練」という資料を使った「節度・節制」に関する内容でした。(写真下)
 毎月行われる避難訓練では、訓練の放送が始まると、「めんどくさいな」という思いをだれもがもつものです。しかし、東日本大震災があった宮城県釜石市では、日頃の訓練が生かされ、多くの子ども達の命が助かったと言われています。まさに「自分の命は自分で守る」ということが実践された出来事でした。安全に対する意識を常にもち、日頃の訓練をおろそかにしない節度ある行動が実を結んだわけです。
 運動会に向けた練習も、同様な気持ちでありたいものです。つまり、「本番だけがんばれば・・・」というのではなく、練習の時から全力を尽くそうという気持ちが運動会をすばらしいものにしていくのです。

9月19日(木) その2

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 2年生は、算数の時間に「計算のくふう」の学習をしています。「42−7」を暗算で行うとしたら、どのように考えるでしょうか? 引く数の7を2と5に分け、42−2=40、40−5=35・・・と考えるのが便利です。(写真上)
 足し算でも同様ですが、一方の数を分解して、何十というちょうどになる組み合わせを作るのが暗算の基本になります。最初のうちは、分解した数(2と5)を7の下にメモをさせるようにします。7から枝分かれして分解した数を書くと、さくらんぼが2つぶらさがっているように見えるので、「さくらんぼ計算」とも呼ばれています。
 1年生の1学期に、「1と4で5」、「2と3で5」・・・と、数の分解を何度も練習しています。おはじきを動かしながら数の分解を頭の中に入れていくことは、算数の学習ではとても重要なことです。
 3校時に、6年3組の道徳の授業観察を行いました。「泣き虫」という「公正・公平」を扱った資料を使っての授業でした。道徳が教科になり、副読本から教科書に代わりました。「今はこういう資料もあるんだ」と思わせられた内容で、まずそのことにびっくりしました。
 いじめがあったクラスに転校してきた勇気くんが、一人でその解決に向けて立ち向かう内容です。いじめっ子のトオルくん、そしてそのいじめを見ているだけのクラスメイト達・・・勇気くんの言動が、みんなの心を動かす話です。
 実際に、子ども達のクラスの中でも公正・公平とは名ばかりで、正義がまかり通らない現実が存在するものです。その実現のために、自ら行動することの大切さを感じる資料でした。
 きっと6年生の子ども達にとって、最も身近で最も分かりやすい資料であったはずです。教科書では、資料の次のページに、タレントの高橋みなみさんの「いじめについてのメッセージ」も掲載されています。資料全体が長いこともあり、もう1時間かけてじっくり取り組みたい授業でした。(写真下)

9月19日(木) その1

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 先週に続き、今朝も応援団が手分けをして各学年に行って指導する応援練習がありました。どの学年も赤組と白組が1つの教室に集合し、応援団が3人ずつやってきて、声の出し方やかけ声、手拍子などを教えていました。
 1年生は、赤組白組ともに団長が担当しました。応援団長は、はっぴ姿に手にカラー軍手、さらに扇子を持ち、いかにも全体を仕切る人という格好です。1年生の子ども達にも、団長が団長らしく感じられたことでしょう。赤組は、「オー!!」というところで帽子を上にあげるようです。1年生のノリの良さに、応援団の子ども達もやりがいを感じていたようでした。(写真上)
 運動会練習日程では、2時間続きの練習が途中で各学年に割り振られています。昨日は1年と4年、今日は5・2・6年、明日は3年生の割り当てがあります。昨日の4年生は、残念ながら雨が降り、体育館で練習していました。どの学年も、この2時間続きの練習を山場ととらえて指導しています。表現種目の練習に多くの時間を使っていますが、短距離走や団体種目の練習を入れやすいのも2時間続きの練習日程の強みです。
 1校時に、5年生は100m走の練習を行いました。すでに走る順番とコースが決まっているようでした。コースによってコーナーの曲がり方に差があるため、実際に全力で走っておくことが大切です。また、スタートダッシュも重要です。練習とはいえ、反応よくスタートが切れるように、真剣な面持ちで練習に臨んでいました。(写真中)
 3,4校時に、2年生の団体種目「わっしょい 大玉みこし」の練習がありました。竹馬の棒2本にフラフープを取り付け、その上に全校競技でも使用する大玉をのせて運ぶリレーです。昨日は体育館でやり方を確認したようです。そこで今日は、校庭で実際にやってみることになりました。
 考案した先生達にとっても、いざ子ども達にやらせてみると、いろいろなところが課題になって見えてきます。2年生の子ども達にとっては、大玉を落とさずに運ぶのは意外に難しそうでした。(写真下)時間がかかりすぎずに、しかも子ども同士で工夫して運ぶ楽しい競技になるように、学年で今後も検討していくことでしょう。

9月18日(水)

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 3年生は理科の時間に、「動物のすみかをしらべよう」という学習をしています。秋になり、昆虫などの動物が、どのような場所にいて何をしていたかを調べる内容です。3年生は、1学期にモンシロチョウやカイコを育ててきました。理科の学習を通じて、虫への興味・関心がどの子も高まってきています。
 観察カードを手に、校庭や中庭に虫を探しに行きました。ダンゴムシやアリ、テントウムシ、トンボ、カメムシ・・・敷地の広い田柄小には、じっとしていてもいろいろな虫を見つけることができます。(動物で言うと、鳥が多いのも田柄小の特徴です。)また、ミッキー池で活発に動き回るザリガニに興味をもっていた子も見られました。
 ショウリョウバッタをつかまえた子が、教室の飼育ケースに入れて観察していました。(写真上)こういう時は、第一発見者が一躍ヒーローになります。今年の夏は、梅雨明けが長引いたり突然の猛暑があったりと、夏らしい夏ではなかったように感じます。その影響として、虫や植物の生態が今年は大きく変わってきているようです。
 自分が感じているのは、「秋の虫の声が、例年よりも聞こえてこない」ということです。毎年、8月のお盆を過ぎたころから、夜になると虫の大合唱が聞こえてきていたのですが、今年はさっぱり…です。
 植物では、「ヒガンバナの花茎が上がってこない」のが一番の異変でしょうか。先日の連休から巾着田(埼玉県日高市)のヒガンバナ祭りが始まりましたが、今年はまだ花が無い状態でスタートしたそうです。(さすがに、入場料は無料にしたとか)いつもの年より、10日以上遅れているのではないかと思います。真っ赤な絨毯を見に行くなら、今年は運動会が終わった振替休業日がねらい目かもしれません。
 今日から、2学期の授業観察が始まりました。校長と副校長とで、各クラスの授業を1時間ずつ観察し、指導の改善につなげていきます。今日は、2校時に4年1組の理科「わたしたちの体と運動」の授業を見に行きました。
 最初に、腕の中の骨がどのような仕組みになっているのかを予想しました。1本の骨でできていると予想した子がいたり、2本に分かれていると予想したり・・・手で触ると、なんとなく固い部分が骨であるということは分かりますが、中を見ることはできません。しかし、ひじの部分で腕を曲げることができるから、骨はそこで分かれているはずだと、理由を述べて発表していた子がいました。(写真中)
 5校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。担当の先生と向き合い、2学期のめあてを一緒に決めたり、自分のいいところリストを作成したりしました。最近運動会の練習でがんばっている様子や、2学期になって宿題をきちんと行っている様子を学級の先生から事前に聞き、たっぷり褒めてあげながら個別指導が行われていました。
 指導の後半は、プレイルームで卓球をしました。先生と対戦することが目的ではなく、ラリーを長く続けることをめあてにしています。長く続けるためには、相手の打ちやすいところにボールを返さなければなりません。途中から選手交代し、副校長先生が相手をしました。目標のラリー10回までは届かず、最高記録9回で終了となりました。(写真下)けやきルームで自信をつけ、すっきりとした笑顔で教室に戻っていきました。

9月17日(火)

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 運動会練習日程の2週目になりました。今日は、1校時から6校時まで、全学年に1時間ずつ運動会の練習が入っていました。そろそろ校庭に出て練習をする学年がほとんどになってきました。ところが今日は、夏の日差しが戻ってきたような暑さとなりました。どの学年も、水筒やタオルを持ち、ぎらぎらと輝く校庭に出て練習をがんばっていました。
 先週から、休み時間になわとびの練習をする3年生の子ども達の姿が見られます。3年生の表現は、「なWAとび はじめました☆」というなわとびを使った演技です。全員で音楽に合わせて跳んだり、得意技を披露したりする場面があります。また、3人組で跳ぶ技もあり、なわとびの技能をしっかりと身につけておく必要があります。(写真上)休みの日になわとびを持ち帰り、家でもたくさん練習をしてきた子がいたようです。運動会を通じて、3年生全員のなわとびの技能が向上していくことでしょう。
 図工室で、4年生の「メリーメリーゴーランド」の作品づくりが行われていました。1学期に、首が動く動物の部分まで製作してありました。2学期は、その上に乗せる人物を作っています。紙粘土に絵の具を混ぜ込んで人形を作り、さらに細かなところまで装飾して仕上げていきます。(写真中)
 今年は、11月に展覧会を予定しています。今はどの先生達も運動会の指導で精一杯ですが、図工専科の先生には、2か月後の展覧会に向けた構想が膨らみ始めてきた頃です。
 一方、高学年にとって展覧会は、図工作品だけでなく家庭科の作品も出品することになります。5年生は、手提げ袋の製作に取りかかる計画です。そのためには、ミシンの学習が必須で、今日はその第1回目の実習日でした。昨年に続き、地域連携事業の一環として、地域の方々にミシンの使い方の指導補助に入っていただくことにしました。(写真下)
 5年生は、担任が家庭科の指導をしています。小学校の教員は、全ての教科を指導することができなければなりません。学校によって専科の割り振りは違いますが、本校であれば低学年は音楽や図工、高学年は家庭科の授業を担任が行っています。
 自分が担任をしていた頃、家庭科の調理実習の指導は得意でしたが、ミシンの指導は正直自信がありませんでした。よく保護者に頼んで指導補助に入ってもらったり、隣のクラスの先生に協力してもらったりもしました。
 今年に入り、「小学校にも教科担任制を…」という動きが出始めました。専門的な授業内容が高学年に多いことを考えると、ベストな指導方法であることは間違いありません。しかし、そのためには人的な配置が必要です。教員の数を増やさない限り、時間割を組むことができないのが現実です。

9月14日(土)

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 今日は、2学期最初の学校公開日でした。運動会の練習日程中ということもあり、練習の様子を公開した学年がありました。1校時は校庭で4年生が、2校時は体育館で6年生が学年練習を行いました。また、2校時には、2年生がダンスで使う本番用のバチを教室で作っていました。保護者の方々にも手伝ってもらうことで、運動会に向けての激励をこめたバチが出来上がりました。
 4年生は、「J×Jフラッグス」という旗を使った表現運動を練習しています。最初に各クラスから選出されたダンスの実行委員の子ども達が前に出て、今日練習するポイントの見本を示しました。
 他の学年も、運動会に向けての実行委員を決めて練習に取り組んでいます。休み時間に先生が実行委員に教え、それを他の児童に教え広めていくことで、子ども同士でつくり上げる運動会を意識させていきます。
 4年生が練習していた後ろの体育館には、先日高学年の係児童が書いたスローガンが掲示されていました。(写真上)
 6年生の組体操の練習にも、多くの保護者の皆様が関心をもって参観に来られていました。組体操の危険性が全国で取り上げられてから、高度な技や見栄えを意識した技は行わない傾向にあります。(指導計画を区に提出し、安全面に十分配慮した上で練習することになっています。)しかし、今日取り組んでいた技は、その中でも危険性の高いものでした。今後も教員の指導体制を考え、なるべく多くの教員で指導補助につけるようにしていきます。
 多くのクラスで、今学期から配置されたICTを使った授業が行われていました。2年1組では、電子黒板の機能を使った漢字の学習がありました。大型ディスプレイにパソコンをつなぎ、漢字と漢字を組み合わせて別の漢字をつくる問題が出されていました。子ども達が漢字の読み方を発表し、先生が画面を指でなぞると文字を書くことができます。(写真中)ディスプレイの大きさが64型と大きく、また画面の変化に子ども達の興味・関心は一気に高まったようでした。
 3校時は、一斉防災訓練として、大きな地震の発生を想定した引き取り訓練を実施しました。公開日ということもあり、すぐにたくさんの家庭からの引き取りがありました。(写真下)
 先日の台風15号での対応から、災害時の判断および連絡方法について、区で情報を集めているところです。今後、様々な検討のうえで新たな対応案が示されるかもしれません。いろいろな自然災害を十分に想定しながら、今後も確実な情報伝達ができるように考えていきます。
 本日は、ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。

9月13日(金) その2

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 4年1組で、都道府県のテストが返却されていました。満点をとった子が、自慢げにテスト用紙を見せてくれました。(写真上)47都道府県を、全て漢字で書けていたのもすばらしいなと思いました。夏休み中にしっかり練習してきたのでしょう。
 小学生の頃に都道府県名を覚えておくと、大人になっても忘れません。私も3,4年生の頃に覚えた記憶があります。しかし、今漢字で都道府県名を全て書けるかというと、自信がありません。「鳥取県」と、今はパソコンで入力したからいいものの、手書きの場合は「どっちが『鳥』だっけ?」と迷うはずです。「愛媛県」も、手書きだったら一瞬考えます…。
 運動会の練習日程の3分の1が終わりました。各学年の進行状況は順調でしょうか? 5校時に、6年生が組体操の練習をしていました。3人技の「飛行機」は、上になる児童が、腕立ての姿勢で持ち上げられることになります。土台となる2人がしっかり持ち上げないと、なかなか技が完成しません。特に後ろで足を担ぎ上げる子の力が弱いと、前後の間隔が空いて、上の児童が落下する恐れがあります。全員で一斉に行わずに、必ず前後の組が補助に入るようにして練習をしています。(写真下)
 組体操の難しさは、子ども達にとっては「腕や足に力を入れること」であったり、「今までやったことのない動き」にあったりします。一方、先生達にとっての難しさは、子ども達の組み合わせを考えることです。3人技が学年全てで完成するように子ども達を組み合わせていくのは、パズルを解くような難しさがあります。

9月13日(金) その1

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 登校後から1校時にかけて、運動会の全校練習を行いました。今日は1回目の全校練習としいうことで、入場行進や開会式、そして応援合戦を中心に練習しました。今年は、校舎側が赤組、神社側が白組です。田柄小では、校庭東側の児童席前からトラックに入り、真っすぐ体育館・プール側に向かって入場行進をします。昨日、係活動の時間に練習していたプラカード係の子が先頭となり、全校の足並みがそろった行進となるように練習をしました。(写真上)
 開会式の最初は、1年生による「はじめの言葉」です。今日は省略しましたが、各クラスから代表の子が朝礼台に上がる予定です。当日は、かわいらしく、また元気いっぱいにセリフを言うことでしょう。
 開会式では、優勝旗・準優勝杯返還に続き、選手宣誓があります。赤組と白組の団長が行います。とても引き締まった選手宣誓が行えていました。また「運動会の歌」では、音楽委員会と応援団が全校児童の前に出て、伴奏をしたりかけ声をかけたりします。
 プログラム1番の「準備運動」の練習も行いました。準備運動の係は、運動委員会から選ばれた子ども達です。全校児童の前に出てラジオ体操を行います。昨日の係活動の時間に、教室の中で繰り返しラジオ体操の特訓をしていました。
 最後は、午前の部の応援を練習しました。応援団による威勢の良い応援に、校庭いっぱいに声が響き渡りました。このように、全校練習を見ただけでも、5,6年生の子ども達が、それぞれの場で活躍する運動会になっていることが分かります。
 音楽室で、5年生がリコーダーの練習していました。2つのパートが重なり合い、きれいなハーモニーになるように練習中でした。音楽室にもICT機器が導入されています。大型ディスプレイに五線譜が映り、電子黒板として利用することができます。(タッチペンで書いたり消したりできる)
 音楽室は、教室前方に黒板があります。しかし、黒板にチョークで書くよりも、大型ディスプレイの画面の方が鮮明で、とても見やすくなっています。専科の時間にも、ICT機器が授業で有効に活用されています。(写真下)

9月12日(木)

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 4年生が理科の時間に、ツルレイシ(ゴーヤ)の観察をするために、あおぞら農園に来ていました。5〜6月頃に植え付けた苗が、夏休み中に棚を覆いつくすように一気に生い茂りました。
 青々としたツルレイシの実がたくさんできている中に、オレンジ色に熟した実もたくさん見られます。スーパーでは、緑色の状態でゴーヤが売られていますが、収穫時期を逃すと、緑色からオレンジ色に変化していきます。そして、やがて中から種がはじけてくる様子が見られます。
 ところで、最近ホームセンターの園芸コーナーでは、「苦くないゴーヤの苗」が売られるようになりました。ゴーヤは、苦みがあるからおいしいのですが・・・少しマイルドな苦みのゴーヤが味わえるようにと開発されたようです。
 あおぞら農園では、大きなヒマワリが花を開いていました。(写真上)まだセミの声が元気よく聞こえてくる毎日ですが、今日は少し空気が乾いてきたように感じます。やっと秋の気配の訪れとなるでしょうか。
 1年生の各クラスで、はがきを書く学習が行われていました。あらかじめ家の人に、宛先等を記入したはがきを用意してもらい、通信面を子ども達が書きました。「はがきを書くのは初めて」という子が多かったようです。以前郵便局からいただいた手紙の書き方のテキストを使い、書く内容をよく考えてから清書しました。
 おじいちゃんやおばあちゃんに宛てたはがきが多かったようです。「なつやすみは、どうもありがとうございました。ごはんやさんにいって、おいしかったよ。」・・・夏休みに田舎に行って楽しかった様子がうかがえます。「うんどうかいがあるよ。ダンスをがんばるからみにきてね。」・・・毎日運動会に向けた練習を行っているだけに、そのがんばりを伝える内容を書いている子がたくさんいました。こんなはがきが届いたら、運動会に必ず行きたくなっちゃうでしょうね。ほんの一言の文章でも、直筆のはがきのすばらしさは何倍もの力を秘めています。
 5校時に、正門前のポストにはがきを出しに行きました。(今日投函したクラスと、明日行うクラスがあります。)ちゃんと届きますように…と願いを込めて、背伸びをしてポストに入れました。(写真中)
 「平日…14時16分」と書いてある時刻通りに、郵便車が到着しました。鍵を開けて大きな袋を取り出したその中身を見せてもらいました。田柄郵便局の局長さんも見え、子ども達の質問にていねいに答えていただきました。
 6校時は、1回目の運動会係打ち合わせがありました。応援団を含め、5,6年生が全員運動会の係分担に所属しています。担当の先生から仕事内容を聞き、当日に向けて準備をしたり、練習をしたりしていました。
 スローガンを書く係は、図工室に集まって模造紙に向かいました。田柄小では、紅白別のスローガンと学校全体のスローガンがあります。赤組は「飛び立とう 燃えよ火の鳥 勝利をつかめ!」、白組は「最後まで 白虎だましい 勝利をつかめ!」、そして学校全体のスローガンは、「かがやけ 田柄だましい 紅白共に 燃え続けろ」です。
 文字を分担してから、ハケを手にして書き始めました。(写真下)運動会当日は、南校舎の窓にスローガンが貼られ、全校児童のがんばりを応援することになります。

9月11日(水) その2

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 2年2組の教室で、昆虫図鑑を見ながらいろいろな虫の絵を描いていました。(写真上)「生活科の学習かな」と思って子ども達に聞いてみると、図工の時間でした。子ども達が下絵として描いていた用紙には、「おしゃれな虫をたくさんかいて ムシムシワンダーランドをつくろう」と書いてあり、納得しました。
 紙に描く虫は1種類だけで、大きく1つの虫を描きます。その後、周りにたくさんの虫を描きこんで作品に仕上げていくようです。虫と言ってもいろいろな虫がいます。実際、この地球上で一番たくさんいる動物は昆虫で、その種類たるやすさまじいものがあります。
 子ども達の身近にいて人気なのは、カブトムシやチョウチョ、バッタ、セミ、カマキリ・・・などでしょうか。でも、図鑑を見ていると、あれもこれもと実に多くの虫がいることに気が付きます。虫(昆虫と定義すると)は、足が6本、羽がある種類が多く、頭・胸・腹の3つの部位に分かれています。また、複眼と呼ばれるたくさんの目の集まりがあったり、触覚があったり・・・図工の作品にするには格好の題材となりそうです。2年生の子ども達は、どんな虫を選んだでしょうか。
 理科室では、5年生が「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。今日は、顕微鏡を使ってアサガオのおしべやめしべの観察をしていました。(写真中)おしべの先のプレパラートを顕微鏡に載せて調べていた子が、「おおぉ〜」という声を上げると、次々と顕微鏡の周りに友達が集まり始めました。私もいろいろな班の顕微鏡をのぞかせてもらいましたが、やっぱり「おおぉ〜」という声が思わず出ました。
 おしべの先には花粉がたくさんついています。手につくと小さな粉のようにしか見えませんが、顕微鏡で見ると金平糖のようにトゲトゲがたくさんついています。花粉は、風で飛ばされたり、虫の体にくっついてめしべに運ばれます。そのためにこの「トゲトゲ」が重要な役割を果たすわけです。メダカの卵も、解剖顕微鏡で観察すると同じような仕組みがありました。生き物の世界は、うまい具合につくられているものです。
 5校時に、1年1組が生活科の学習で「しゃぼん玉遊び」をしていました。事前に指導してあったので、家庭から様々なしゃぼん玉遊びの道具を用意してきたようです。市販の道具の他に、うちわを骨組みだけにしたものや、針金で作った輪を用意してきた子もいました。様々な大きさのしゃぼん玉が、風に吹かれて空に向かって飛んでいきました。(写真下)
 しゃぼん玉液は、クラスみんなで作りました。せんたくのりと台所用洗剤、水、そして砂糖を入れていました。砂糖を入れるのは、甘くするためではなく、粘り気を出すためです。(子ども達には「謎の粉」と伝えていたようですが…)
 担任をしていた頃は、いつも科学クラブの担当をしていました。「巨大しゃぼん玉づくり」の実験をよく指導しました。上記の材料の他に、グリセリンを少量入れると、水の蒸散を抑えてじょうぶなしゃぼん玉ができやすくなります。しかし、各材料の配合比率が最大のポイントです。夏休みの自由研究に十分なり得る、とても興味深いものがあります。

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