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下田移動教室(2日目の夜から3日目の様子)

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 2日目の夜は、4階の集会室でキャンドルファイヤーを行いました。係の子ども達がしっかり準備をしてきた様子が良く伝わってくる内容でした。
 最初に火の神が入場し、4つの火に分火して燭台に火を灯しました。その後は、マイムマイムやソーラン節を元気良く踊ったり、班対抗のゲーム大会で盛り上がりました。どれもとても良く考えられ、準備されてきたものばかりでした。下田最後の夜を学年のみんなで楽しく過ごすことができました。また、5年生全体の温かな子ども達の関係が良く伝わってきたひと時でした。
 3日目の朝も素晴らしい晴天になりました。部屋の片付けをしっかり行ってから、玄関前で閉校式がありました。お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちをきちんと伝えてからバスに乗りました。
 今日の見学場所は、小田原にある県立地球博物館に行きました。46億年にわたる地球の歴史を、自然や生命の様々な観点から展示されている博物館です。お弁当を食べ、ガイダンスを聞いてから班行動で館内の見学を行いました。
 帰りは道路状況が良く、予定よりも早めに到着することができました。3日間天候にも恵まれ、5年生にとって思い出深く素晴らしい移動教室になりました。そして何よりも、学年の絆を一層深め、これから最高学年をめざす気持ちを高めるきっかけとなった移動教室でした。来週からの5年生一人一人の活躍に期待しています。

下田移動教室(2日目の様子)

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 水族館でお弁当を食べてから、クラスごとに3つのコースに分かれて活動をしました。それぞれの活動時間を決めて、ローテーションで回るようにしました。
 まず1つは、水族館に残っておみやげを買う活動です。各自財布におこづかいを入れ、売り場に向かいました。家族一人一人のことを考えながら、迷いに迷って買い物をする様子が見られました。
 次に、アジの干物作り体験です。干物屋さんに行き、一人5匹ずつのアジを包丁で開きました。魚をさばくのは、ほとんどの子が初めての経験でした。内臓を取り出したり、包丁を骨に沿って入れたりと、しばらく格闘が続きました。何度か挑戦するうちにコツがつかめたのか、最後の5匹目は、みんなとても上手になっていました。自分の名札をつけたアジは、その後味付けをして乾燥させ、明日のバスの出発までに届けてもらうことになりました。学校で解散してから渡すことができそうです。お楽しみに。
 3つ目は、爪木崎の散策コースです。爪木崎は、野水仙が有名で、ちょうど水仙祭りの期間中でした。暖冬の影響で、そろそろ水仙もアロエの花も終わりかけている頃でした。しかし、青い空に青い海、白い灯台が子ども達を迎えてくれました。沖合には、今日も伊豆七島がはっきりと見え、360度の雄大な自然を満喫することができました。

下田移動教室(1日目夜から2日目の様子)

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 1日目の夜は、宿舎の中で肝試しを行いました。係の子ども達が準備をして、4階のミーティングルームをスタート地点にして、3階や2階を歩くコースをつくりました。
 オープニングの怖い話を聞いただけで涙ぐんでいた子もいました。くじ引きでペアを決め、必ず手をつなぐという約束で時間差をつけてスタートしました。
 コースの所々に係の子ども達がおどかし役となって現れると、館内に大きな悲鳴や歓声が響き渡りました。怖さとともに、楽しさも一緒に体験することができた肝試しになりました。
 2日目の朝を迎えました。みんなぐっすり眠ることができたようです。朝会は4階の集会室で行いました。ラジオ体操や班長会の報告があり、朝会が終わる頃、海から朝日が昇ってきました。今日も風は強いものの、素晴らしい晴天に恵まれています。
 午前中は、バスに乗って下田漁港の魚市場に行きました。セリは終わっていたようでしたが、水揚げされたキンメダイを箱詰めしている様子を間近で見ることができました。
 下田海中水族館では、班ごとに分かれて行動しました。アシカやイルカのショーを見たり、たくさんの珍しい魚を見学したりすることができました。コツメカワウソやペンギンの赤ちゃんも大人気で、子ども達の注目の的でした。

下田移動教室一日目

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 5年生の下田移動教室が2泊3日で始まりました。当初は、3か月前に岩井移動教室に行く予定でしたが、台風の影響で下田に振り替えて実施することになりました。3学期に移動教室を行うことになったのは、練馬区として初めてのことだと思います。
 振り替え日程が決まった時には、冬の一番寒い時期であり、感染症の流行も心配でした。しかし、予想外に気温が高くなり、また全校でもインフルエンザが非常に少ない状態で今日の日を迎えることができました。
 6時40分、まだ外は真っ暗な中、元気良く子ども達が荷物を持って登校してきました。体育館で出発式を行ってから、バスに乗り込みました。朝降っていた雨はすぐに上がり、バスレクを楽しみながら伊豆半島をめざしました。
 小田原厚木道路を下りると、目の前に相模湾の青い海が見えてきました。子ども達の歓声が一気にあがりました。遠くには、三浦半島や房総半島まで見渡すことができました。
お昼前に城ヶ崎海岸に着きました。ぼら納屋から海岸沿いに、ピクニカルコースを歩きました。今日は東京も暖かかったと思いますが、伊豆半島はさらに気温が高かったようです。半袖になって歩いていた子もいました。
 お弁当は、灯台の近くの広場で食べました。海の向こうには、大島や伊豆七島がよく見えました。激しく打ちつける波の音を聞きながら、朝早く作ってもらったお弁当をおいしくいただきました。
 宿舎に着いてすぐに玄関前で開校式を行いました。いよいよ移動教室で学ぶ集団行動が試されます。宿舎の方々にしっかりあいさつをしてから2段ベッドが並ぶ各階に移動しました。
 男子は2階、女子は3階を使います。単独校なので、ゆったりとスペースを使って活動ができそうです。自分のベッドに荷物を置いて、ホッとしたのもつかの間、避難訓練や係活動、入浴の準備と、次々と先生からの指示が出ていました。
 全員元気に過ごしています。

1月28日(火) その2

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 3校時は、1年3組の授業観察を行いました。国語「たぬきの糸車」の授業でした。いたずら好きのたぬきが、罠にかかったところをおかみさんに助けてもらい、恩返しをするというお話です。今日は、おかみさんが糸車を使って糸をつむぐ様子を、たぬきがやぶれ障子から見ている場面を学習しました。
 「やぶれ障子」という言葉が出てきますが、今は家に障子がないところが多く、知らない子がほとんどなのではないでしょうか。やぶれた穴からたぬきの目がのぞいているだけでなく、月明かりで障子にその影が映っているというところも、障子紙がどういうものかを知らないと分からないものです。
 授業では、子ども達に場面の様子が伝わりやすいように、先生手作りの糸車と障子(やぶれた穴ありのもの)を用意して学習していました。たぬき役の子が障子の穴から糸車を回すおかみさんを見つめます。おかみさん役は、糸車を回して糸をつむぎながら、たぬきが見ていることに気づき、吹き出しそうに笑いをこらえます。(写真上)
 こういう動作化は、1年生にとってとても分かりやすく、また興味を引く展開になります。
 5校時は、4年3組の授業観察に行きました。道徳の「ちょっと待ってよ」という「公正・公平」について考える授業でした。(写真下)
 ・・・長なわ大会に向けて、クラスで練習をしていました。男の子の一人がなわに引っかかると、「ドンマイ」と声がかかりました。しかし、女の子が足になわをひっかけると、「なんだよ。しっかりしろよ。」という声が聞こえました。・・・普段の学校生活で、よく見かける光景です。
 資料の後段には、別の場面があります。・・・グループで調べ学習の発表資料を作っている時のことでした。人差し指をつき指して包帯を巻いている子が、「のり付けならできるから手伝うよ。」と言ったところ、「その指だときれいに貼れないから見ていてくれたらいいよ。」と友達に言われました。他の子も「作業が遅れるといけないし、見ていてね。」と言いました。・・・こういうこともよくありそうです。一見、包帯を巻いているからという思いやりの気持ちで…ともとれそうですが、相手の思いをくみ取っていないということが教科書の文面からうかがえます。言われた側の気持ちを考えて行動することが大切であり、それが公正・公平な立場につながります。

 明日から5年生の下田移動教室が始まります。先週から毎日、何度も天気予報をチェックしてきました。最近になって予報が好転し、気持ちよく移動教室に行けそうです。

1月28日(火) その1

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 1校時に、2年1組の授業観察がありました。「カッターナイフタワーを作ろう」という図工の学習でした。3学期に入ってから、カッターナイフの使い方を学習しています。きれいな切り口になるように、何度か練習もしてきました。そして、前回からは、カッターナイフならではの切り口を生かした作品づくりに取り組んでいます。
 子ども達が使う色画用紙は、表と裏が違う色(表や裏がなく、両面とも色がついている)の紙です。カッターナイフで自由に切れ込みを入れて、すてきな窓や飾りのあるタワーを完成させていきます。
 今日は最初に、前回まで作った中から、何人かの作品を先生が紹介しました。面白いアイデアで作られた作品を一つずつみんなに見せると、子ども達から「わぁ〜、すごい!」という声が自然に上がります。良いアイデアを見て、自分もやってみたいなと思ったり、さらにいいアイデアを考えようと思ったりするものです。一方、自分の作品が紹介された子は、先生にも、そしてクラス全員にも認められて、とてもうれしい気持ちになります。(写真上)
 続けて、図工室に行き、4年1組の指導の様子を見ました。4年生は、今学期に入り、「ネズミーランドを描こう」というテーマで作品づくりをしてきました。その作品の一部に木工作が加わるようで、今日は「電動糸のこ」の使い方について学習していました。
 のこぎりや金づちは3年生から、そして電動糸のこは4年生から使い方を習います。各テーブルに機械が用意され、まずは糸のこの刃の取り付け方やしくみについて学習しました。
 いよいよ一人ずつ板を切ることになりました。2学期の展覧会作品「新時代へ」に使った版画の板が配られ、それを再利用して使います。手を切らないように、十分に安全指導を行ってからスイッチを入れました。(写真下)
 電動糸のこは、高学年の図工の時間でもよく使います。曲線を切る時はコツが必要ですが、次第に自分の思い通りに板を切ることができるようになってきます。

1月27日(月)

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 今日の全校朝会は、校庭で行いました。朝会では、区の連合書き初め展の表彰をすることにもなっていました。そこで、書き初めの話題から始め、「常にがんばり続けよう」というテーマで話をしました。
・・・先週まで、校内書き初め展として、廊下に全校児童の書き初めが展示されていました。自分の作品を改めてながめてみて、みなさんはどう感じたでしょうか? 自分が書いた作品の中から、最もよく書けたものを廊下に掲示してもらったものの、「これでよし」と完全に思える作品にはならなかったのではないでしょうか。「もう少し中心がそろっていればな…」とか、「この一文字だけうまくいっていれば…」と、残念に思うところが何かしら見えてくるものです。では、もう一枚清書用紙があったら、全て納得のいく作品が書けたのでしょうか。きっと、大人でもそれは難しいことです。そして、完璧なすばらしい作品、自分で完全に納得のいく作品にならないからこそ、人はさらにがんばろうとするのです。言い換えるならば、常によいものをめざしてがんばり続けることが大切であるということです。
 なわとび月間が始まり、2週間が経ちました。なわとびカードに色を塗りながら、毎日がんばっている様子を見かけます。一方で、「もうこれ以上、上の級に進めないや」とあきらめている子はいませんか? 1つの技が2回、3回と跳べたら、練習すれば10回、20回と跳べるようになります。すぐにそれができるようになる場合もあれば、何日もかかったり、来年になってできるようになったりするかもしれません。でも、大切なのは、がんばり続けることです。
 先週一週間、6年生があいさつ運動を行いました。6年生のみなさんの声かけで、3学期に入って全校でがんばってきたあいさつが、さらに良くなったように感じます。光が丘警察のお巡りさんが、時々登校の様子を見に来られます。「あいさつがとても良い学校ですね。」と、褒められました。また、先日5年生に方言の授業をしてくださった講師の先生からは、「気持ちの良いあいさつをする子ども達ですね。」と褒めていただきました。みんなでしっかり取り組んでいるあいさつが、いろいろな人に認めてもらえたのは、とてもうれしいことです。しかし、校長先生も、そして田柄小の全ての先生方も、これで良しとは考えていません。「さらに、すばらしいあいさつをめざしていこう」、「さらに、どこでもだれにでもすばらしいあいさつが行えるようにしていこう」と、常にがんばり続けていくことが大切なのです。・・・
 2校時に、アドバイザー訪問の授業がありました。教育指導課から教育アドバイザーの先生をお迎えし、授業を見ていただきました。初任者研修の一環として、今年度新規採用となった先生に対して、各学期に1回ずつ指導をいただいています。
 授業は、4年生の道徳「思いやりのかたち」という資料を使った内容でした。(写真上)担任の先生の緊張感は、子ども達にも良く伝わるものです。しかし、準備がしっかり行われた授業は、子ども達が真剣に考え発表しようとする態度に表れます。アドバイザーの先生からの指導を基に、これからも日々研鑽を続けていってほしいと思いました。
 全校朝会で話をしたこともあり、中休みにはたくさんの子がなわとびの練習に取り組んでいました。けやき広場では、なわとびカードを持った子が友達同士で検定をし合う様子が見られました。(写真中)
 土日になわとびを持ち帰り、家でも練習をがんばっている子がいるようです。なわとびカードは、初級から中級・上級とだんだん難しくなっていき、そろそろ色塗りができる級が少なくなってきました。しかし、朝会で話をしたように、練習し続けることできっといつか跳べるようになる日が来ます。なわとび月間は、来週金曜までです。毎日積極的に取り組んでほしいと思います。
 4校時に、けやきルームの授業観察に行きました。個別指導の様子を見ました。授業の最初に、「ブレインジム」を取り入れた指導が行われていました。ブレインジムには、体幹を鍛えたり、集中力を高めたりするエクササイズがあります。「クロス・クロール」は、片脚をあげてその膝と反対の肘を合わせるように動かします。(写真下)
 ブレインジムは、頭と体のつながりをよくする運動で、教育現場だけなく、スポーツや介護、ビジネスの場でも取り上げられつつあるようです。

1月27日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              フレンチサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食でも人気のある「スパゲティ」の献立です。
 学校給食で麺料理が登場したのは、今から約55年前になります。「ソフト麺」と言われるもので、一人分ずつビニールに包装された麺でした。温かい麺が工場から届けられていました。
 それまでパンしか出ていなかった給食に対してメニューが増え、子ども達にソフト麺が大人気になりました。その後東京では、昭和の終わり頃にかけて、ソフト麺から乾燥スパゲティへと代わっていきました。
 今日のスパゲティは、調理員さんが食べ頃の硬さになるようにゆでています。

1月24日(金)

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 5年生の国語「方言と共通語」の学習に合わせて、方言の授業がありました。今年も、区内の幼稚園の園長をされている説先生をお迎えして、各クラスに1時間ずつ指導をしていただきました。(幼稚園園長の前は、開進第一小の校長をされていた先生です。)
 説先生は、鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身です。授業開始と同時に、子ども達に喜界島の方言でいきなり話しかけられました。子ども達は何を言っているのか、どこの言葉か(あるいは日本語なのか)も分からずに、ぽか〜んとしていました。その後、日本の様々な地方の方言で書かれた詩を学習し、方言ならではの表現方法を学びました。
 また、喜界島の自然や暮らしについて、いろいろな写真を示しながら教えていただきました。特にすごかったのは、サトウキビの実物を持ってきて、子ども達の目の前で自らの歯を使い、バリバリと皮をむく「すご技」を披露していただいたことです。子どもの頃からおやつ代わりにサトウキビをかじっていた島の人だからできるのであって、決して我々は真似をすることができません。竹のように固いサトウキビの皮を歯でむき、中身の繊維質を口に含んで甘い汁を吸う姿は、野獣のようにさえ見えました。(朝早くから学校に来てサトウキビを主事室で切り分け、子ども達にも味わえるように準備していただきました。)
 今回は、各クラスで手品も披露していただきました。私が副校長の時の校長が説先生で、3年間ご一緒させていただきました。もちろん、その頃から5年生に方言の授業を毎年されていました。さらに、先生の得意技は「手品」でした。よく、校長室に子ども達を集めて手品を見せていました。また、夏休み中に手品の研修会にまで出かけ、技を磨かれていました。手品は、現在も幼稚園の園児たちに披露しているそうで、当時よりも格段に自信をつけられたようでした。(写真上)
 6年生は、理科で「てこ」の学習をしています。今日は、3組が理科室でいろいろな道具を手にして、どこにてこの力が利用されているのかを調べていました。用意されていたのは、「はさみ、ペンチ、栓抜き、ピンセット、洗濯ばさみ」でした。それぞれにてこの力が使われているため、便利な道具になっています。「力点・支点・作用点」がどの部分にあたるかを、手で触りながら考えていました。(写真中)
 ところで、栓抜きは、現在各家庭にあるでしょうか? 家庭でジュースやビール瓶のふたを開けることは、もうだいぶ前からなくなってしまったように思います。また、缶切りもてこの原理を使った道具ですが、使わなくなってしまったなと思います。
 5校時に、2年3組の授業観察に行きました。国語の漢字や言葉の学習をしていました。新出漢字の「黒」と「茶」の書き順をみんなで確認し、ドリルに練習していました。(写真下)
 2年生にもなると画数の多い漢字を習うようになってきます。そして、一年間で習う漢字は、1年生の頃の80字の倍の160字もあります。漢字を覚える方法は、よく言われることですが、普段から文章の中で使うこと(書くこと)です。自分自身、パソコンに打ち込むことがほとんどで、手書きが昔よりも格段に少なくなりました。その影響が、「とっさに漢字が出てこない」ということです。スマホを辞書代わりにして、漢字を調べてからペンを走らせることが多いです。

1月23日(木) その2

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 5校時に、5年1組の授業観察を行いました。理科室における、「もののとけ方」の実験の授業でした。水50mlに食塩がどれだけ溶けるかを調べた後、ホウ酸を使って同じように実験を行いました。食塩の時は、5グラムずつ溶かしていき、限りはあるものの15グラム以上も溶けました。一方のホウ酸は、5グラムを入れて何回かき混ぜても、なかなか溶けずに底に残りました。もののとけ方は、物質によって違うということが分かりました。
 食塩や砂糖は、水によく溶けます。しかし、ホウ酸やミョウバンは、水には溶けにくい物質です。(水ではなく、お湯を使ったらどうなるでしょうか・・・5年生では、今後そういう実験もしていきます。)
 ところで、ホウ酸は昔ほど身近なものではなくなりました。ゴキブリ駆除のための「ホウ酸だんご」という名前を聞く時ぐらいでしょうか。私が子どもの頃は、確か目を洗う時にお湯に溶かして使われていたように記憶しています。しかし、ゴキブリを退治するくらいですから、毒性があります。そこで、ホウ酸を扱う時には、実験用ゴーグルをつけさせるようにしています。(写真上)水溶液が飛び散って目に入らないようにするためもありますが、実験に真剣に取り組ませる効果もあります。
 6校時は、6年2組の授業観察がありました。体育の「バスケットボール」の授業でした。6校時が始まる時点では小雨が降っていたため、「別の日に延期かな」と思っていました。ところが、ゼッケンをつけた子ども達がバスケットコートに集合していたので、あわてて傘をさして外に出ました。
 準備運動が終わり、チームごとの練習メニューが始まった頃から雨が上がりました。朝から降っていた雨のために、バスケットコートの表面はびっしょりで、ボールをドリブルするたびに「ビチャビチャ」という音が聞こえました。寒さで子どもも先生も若干震えているように見えましたが、どの子も意欲満々でバスケットボールに集中していました。特に、後半のゲームが始まると、すばらしいチームプレーにどんどん試合が盛り上がっていきました。みんなバスケットボールが大好きなんだなと感じさせられた授業でした。(写真下)

1月23日(木) その1

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 1校時に、4年生が吉田さんの畑に行き、かぶの収穫体験をしてきました。
 かぶの種まきは、11月上旬に行いました。たい肥を運んだり耕したりする様子を見学してから、小さな種を3粒ずつまきました。それから2か月半・・・大きなビニールハウスの中に再び入ってみると、青々と葉っぱが茂り、大きく立派なかぶがたくさんできていました。
 吉田さんから収穫の仕方を聞いてから、一人ずつかぶを抜きとりました。ビニールマルチの4穴分のかぶを収穫し、ビニール袋に入れました。(写真上)収穫したかぶの大きさはいろいろですが、完全無農薬で育てているため、葉っぱまで全て食べることができます。野菜は、とにかく新鮮なうちに食べるのが一番であると話されていました。(野菜に賞味期限が表示されていないのは、そのためです。)
 4年生は、家庭に持ち帰ったら、どのように味わうでしょうか。サラダや煮物、みそ汁・・・と、工夫して味わってみてください。今朝、同じハウスで収穫されたかぶが、給食室にも届いていました。今日の給食の献立にある「ポトフ」の材料に使われ、全校児童も味わうことができました。吉田さんが商品として出荷する時は、水圧をかけてきれいにかぶを洗い、大きさをそろえて出すそうです。吉田さんの畑のかぶは大人気で、すでにたくさんの注文が来ているそうです。
 3校時に、6年3組で百人一首を行っていました。3学期に入り、クラスで時々行っているそうです。担任の先生が読み札を持ち、子ども達は机の上の取り札に全神経を集中させていました。上の句を先生が読んだだけで、あちこちのグループから札を取る元気の良い声が聞こえてきました。(写真下)
 後で聞いたら、百首のうちの20首ずつを5回に分け、子ども達に覚えさせて大会を開いているそうです。上の句を読んでいる時に札が取れたら3点、下の句で取ったら1点とし、獲得点数によって次回の大会のグループが決まるそうです。(どうりでみんな真剣だったわけです。)

1月22日(水)

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 2校時に、けやきルームの授業観察がありました。4人の子ども達に対する小集団指導の様子を参観しました。けやきルームの指導には、子ども達数名が一緒に授業を受ける小集団指導と、先生と子どもと1対1で授業をする個別指導があります。
 今日の授業の前半は、「変身ゲーム」を行いました。先生がついたての後ろに行って戻ってきた時に、最初とどこが変わったかを当てるゲームです。そのためには、先生の様子をじっくり観察し、よく見ていなくてはなりません。そして、答えが分かったとしても黙ってボードに書き、お話をしないというルールで行っていました。低学年では、手を挙げて答えるべきところを、指名されていないのにすぐに答えを言ってしまう子がいます。けやきルームでは、いつも周りの人のことを考え、きちんとルールを守ってゲームができるように指導を積み重ねています。
 後半は、プレイルームに行って「ドン、ちっけった」をしました。子ども達がつなぎ合わせて作った道を使い、2つのチームに分かれて行いました。「ドン」のところでは、お互いに両手を合わせますが、「相手をつき飛ばしたりせずに、お互いの手を軽く合わせるようにする」というルール確認がされていました。勝ち負けのあるゲームでは、つい夢中になって力を入れてしまいやすいものです。いつでも相手の気持ちを考えて行動することができるように、様々なゲームを経験させています。(写真上)
 3校時は、6年3組の道徳の授業を見に行きました。「エルトゥールル号 友好の始まり」という、教科書にある資料を使った授業でした。(写真中)
 130年前、和歌山県沖で遭難したトルコの船「エルトゥールル号」の乗組員達を、日本人が救い出した話です。嵐の中を海から救い出すとともに、自分達の大切な食料をも差し出して助けた話は、今でもトルコで語り継がれている有名な出来事です。そして、その出来事がきっかけで、トルコと日本の深い絆が続いています。
 この資料は、「国際理解・国際親善」について考えさせる内容です。当時の日本の人達は、外国人をめったに見ることがなかったはずです。しかし、そんな外国の人に対して必死に助けようとした精神は、まさに人種を超えた国際理解があってのことです。今は、街の中でたくさんの外国籍の人々を見かけるようになりました。偏見なく交流をしよう、仲良くしようという気持ちが我々にどれだけあるでしょうか。多分、今の子ども達よりも我々世代の方が外国人に対する偏見(偏見とまでいかなくても、身構えてしまうこと)があるのではないでしょうか。情報も物資も国際化している現代で、これから最も大切になってくるのが国際交流です。しっかり他国を理解し、積極的に働きかけることができる心が求められています。
 5校時に、1年2組の体育の研究授業がありました。「跳び箱を使っての運動遊び」の授業が体育館で行われ、校内の先生方の学びの場となりました。
 3学期に入って2週間、1年生の先生方が協力して今回の授業に向けて取り組んできました。小学校では、跳び箱を跳ぶ技術的な習熟は、3年生からになります。そのため、1,2年生では、「運動遊び」という表現になっています。しかし、遊びを通して跳び箱運動の基礎技能につながる教師側の意図は必要です。
 朝から気温が上がらない冷蔵庫のような体育館でしたが、とてもホットな子ども達の動きがある授業でした。1年生の子ども達にとって運動量がたっぷりあり、授業を見ている側にも熱気が伝わってきました。(写真下)
 今回も、教師道場担当教授の土屋先生に講師としてお越しいただきました。協議会では、多くのご指導とともに、来年度の研究に向けたご助言もいただきました。

1月21日(火) その2

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 午後1時15分から、会議室で学校保健委員会が開催されました。毎年1回、学校医や学校薬剤師の先生方と保護者の皆様、そして教職員とで行う子どもの健康に関する情報交換会です。今年もたくさんの保護者の皆様に参加いただき、充実した内容になりました。(写真上)
 まず学校側からは、体力テストの結果分析の報告や、足育のために推奨する上履きの話を体育主任より行いました。体育の研究指定を受けている田柄小では、足の機能を育てるための「足育」について、今後重要視していく考えです。そこで、子ども達の足にフィットし、運動によりふさわしい上履きについて、保護者の皆様に情報発信していく予定でいます。今後説明をしっかり行いながら、今まで以上に機能的な上履きを推奨していく方向で検討中です。
 養護教諭からは、生活習慣アンケートの結果を基に、子どものストレスについての報告をしました。先週行った保健委員会児童による「ストレスの表れ方とその解消法について」の発表をビデオ映像で紹介しました。
 次に、各校医の先生方から情報提供をしていただきました。耳鼻科や内科、歯科、薬剤師と、それぞれの先生方からお話をお聞きする場はそうめったにありません。保護者の皆様からの質問にも、快くていねいにお答えしていただけました。
 6校時に、体育館に5年生が集まり、下田移動教室の事前指導が行われていました。もうすでに、各自で下田に関する調べ学習を進めたり、生活班・行動班を決めて係ごとの準備を進めたりしているところです。来週水曜日から、下田移動教室の2泊3日が始まります。出発までちょうど1週間となりました。気持ちをしっかり入れるとともに、学年のまとまりを高めておこうという先生方の思いで今日の集まりになったようです。
 最初に先生から、持ち物や当日の行動についての指導がありました。夜9時の消灯と朝6時の起床については、初めての移動教室ではたいてい現地で様々な指導が入るものです。今日の事前指導が、来週どの程度実際の行動に生かされるでしょうか。
 次に、各係のリーダーが前に出て、係活動で話し合ったことを学年全体に伝えました。(写真下)自分の係の責任をそれぞれがしっかり果たしてくることは、移動教室で試される力でもあります。

※昨日の保護者会では、「宿舎の中では、どの程度寒いか」という質問があったそうです。担任の先生が、宿舎に電話をして確認をとりました。館内は、夜寝る時も含めて暖房をつけているそうです。外に出ない限りは、比較的暖かく過ごすことができます。ですから、しおりをよく見て、日中の外での活動時の防寒対策を中心にお考えください。

1月21日(火) その1

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 1校時に、5年2組の授業観察を行いました。体育館で、「ソフトバレーボール」の体育の授業が行われていました。(写真上)
 ボールは、やわらかくて大きいものを使っています。体育の時間だけでバレーボールの技能を習得させるのは、小学生にとっては難しいものです。レシーブやトスがなかなか思うようにいかない現状では、ゲームがなかなか進みません。そこで大切なのが、体育の学習としてのルールの工夫です。「サーブは、下手投げで相手コートに投げ入れる」「レシーブをしたら、味方が一度ボールを捕る」「捕ったボールを投げてトスし、もう一人が相手チームに打ち返す」・・・というルールで行っていました。なるべくボールを捕ることや手で投げることを入れることで、技術的にも簡単なネット型のゲーム運動になるようにしていました。
 ボールをけったりドリブルをしたりという運動には慣れていますが、ボールが宙に上がるタイプの運動はあまり経験がないものです。試合をしてもなかなかラリーは続きませんが、子ども達はとても楽しくゲームを行うことができていました。
 1年生は、生活科の時間に「ふゆとともだちになろう」という学習をしています。冬の自然を感じる活動をする他に、「正月遊びや昔から伝わる遊びに関心をもって、楽しく遊ぼうとすること」も学習のねらいとなっています。そこで、カルタやけん玉、お手玉、こま回しなど、日本に昔からある伝承遊びを体験させています。
 「こま回し」では、すばらしいゲストティーチャーを1年生の各教室に迎え、指導をしています。田柄小のこま回し名人、武井副校長先生です。ひもの巻き方やこまの持ち方、回すコツなどを、子ども達にていねいに指導していました。(写真下)
 いとも簡単にこまを回して見せるとともに、こまを手のひらに乗せたり、空中でこまを受けとめたりと、大道芸人のようなパフォーマンスを見せていました。こまは、ひもの巻き方がまず重要です。副校長先生に巻き方を教えてもらっただけで、何度かチャレンジして回るようになった子がたくさんいました。子ども達は大喜びで、何度も挑戦していました。
 ちなみに、副校長先生の特技は、こま回しの他にも「算数指導」と「なぞかけ」があります。

1月20日(月)

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 今日は、暦の上での「大寒」です。これから2週間、一年で一番寒い時期を迎えます。しかし、日差しに少し力強さが感じられるようにもなってきました。
 今日から、6年生による「あいさつ運動」が始まりました。今年度は、各学期に1回ずつ、4〜6年生があいさつ運動に取り組み、全校児童に気持ちのよいあいさつを呼び掛けています。今日の当番の子ども達が早めに登校してきて、東門側と正門側に分かれて立ちました。登校班で次々と登校してくる子ども達に、6年生らしいしっかりしたあいさつを投げかけていました。(写真上)
 6年生は、今回が最後のあいさつ運動の取り組みとなります。卒業する最後の登校日まで、良きお手本を示すことができるように今後も期待しています。
 光が丘警察のスクールサポーターの方が時々巡回に来るので、朝の登校の様子を見てもらっています。スクールサポーターの方からは、「集団登校の良さ」と「あいさつがすばらしい」という話をいただきました。他校では、自由登校にしている学校があるそうですが、遅れて登校する子が多いそうです。また、あいさつの指導の成果が見られ、進んであいさつをしている子が田柄小に多いと褒めていただきました。学校では、まだまだあいさつについては課題があるととらえています。今後も教職員全員であいさつの指導を続けていきます。
 久し振りに、校庭で全校朝会がありました。今日は、先週の飼育委員会によるショコラとのふれあい体験の様子から、「生き物にふれ合おう」という話をしました。
(前半は、ふれあい体験の様子や、飼育委員会の子ども達が1つの大切な命をあずかるという責任のある仕事をしていることについて話しました。)
・・・田柄小には、生き物を飼うのか好きな子がたくさんいます。春から夏にかけて、バッタやカマキリ、カナヘビやカブトムシなど、飼育ケースに入れて教室に持ってきている子が多く見られました。また、「いろいろな生き物を飼っているよ」という家庭も多いのではないでしょうか。校長先生の家では、犬を1匹飼っています。以前は、うさぎやセキセイインコ、オカメインコも飼ったことがあります。生き物にはそれぞれ命があるので、いつか死んでしまい、お別れする時がきます。でも、生き物を飼ったことで、忘れられない思い出をもらうことができました。
 生き物を飼わなくても、今回のふれ合い体験を行ったり、動物園や水族館でいろいろな生き物に出会ったりすることができます。また、テレビでも動物が紹介されている番組がたくさんあります。たくさんの生き物が一生懸命生きている様子を知ると、とても心が温かくなるものです。「生き物が大好き」という子は、人に対しても優しくなれる子なのだと思います。・・・
 最後に、サクラ草の手入れについても話をしました。ほとんどのサクラ草の鉢には、花芽がついてぐんぐん伸びてきています。もうすでに、赤やピンク、白色の花が咲いている鉢もあります。鉢の中にたまっている落ち葉や、茶色くなってきた葉っぱを取り除き、毎日たっぷり水と愛情をあげるように伝えました。
 全校朝会が終わってから、5年生がサクラ草の鉢を移動しました。(写真中)今までは、日陰に置いてありましたが、少し日当たりの良い場所に移動させました。正門を入ってから、一番目立つ場所に5年生のサクラ草が並びました。太陽の角度が少しずつ変化してきているので、日当たりの様子を見ながら、時々各学年の鉢の置き場を指示しています。これからは徐々に日差しが強くなってくるので、2〜3時間太陽が当たる場所がベストです。暖冬もありますが、今年のサクラ草の生育は非常に順調です。
 今日から、校長と6年生とで行う会食会を始めています。応接室に数名ずつ6年生を呼び、一緒に給食を食べる取り組みです。卒業前の6年生に、毎年行っています。今日は、1組から5名の子ども達が給食を持ってきました。将来の夢を中心に、一人ずつ様々な話題について話をしながら会食をしました。(写真下)
 6年生にもなると一人一人とても個性的で、さらにしっかりとした目標や希望を抱いているものです。卒業に向けての2か月間がとても大切であるということを最後に話しておきました。

1月17日(金)

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 5年生は、社会科の時間に「暮らしを支える情報」という学習をしています。社会科は、3年生以上の学年で指導しています。その中でも、社会情勢の変化に対応して指導内容が最も移り変わってきているのが、「情報」に関する学習です。
 情報を伝える様々なメディアについて学習した後、今は「広がるネットワーク」の学習をしています。教科書では、図書館と病院のネットワークを取り上げて学習を進めるようになっていました。
 練馬区でも、区立図書館の全ての蔵書がネットワークでつながっています。光が丘図書館に無い本でも、他の図書館にあれば貸し出し状況を調べたり、取り寄せたりすることが可能です。今後は、区立学校の図書室ともネットワークをつなげていく計画があります。今年度の夏休みに、学校の図書室の本にバーコードをつける作業が行われました。また、つい先日、学校の図書室にノートパソコンが入りました。まだ使用する段階ではありませんが、準備が整ったら、本の貸し出し状況がパソコンを通じて管理されることになります。・・・毎年、返却されてこない本が何冊かあり困っていますが、そういうこともなくなるでしょう。
 ところで、今日5年1組で学習していたのは、病院でのネットワークについてです。(写真上)私がよく行く歯医者や耳鼻科、眼科は、全て電子カルテになっています。前回までに診てもらった検査結果や薬の処方など、全ての記録がパソコンで管理されています。大学病院に行くと、さらにネットワークの力を感じます。様々な検査結果がネットワークを通じてつながり、主治医の先生はパソコンを通して血液検査やCTの結果を見ながら診断します。ネットワークがなかったら、いちいち検査結果を人が運ばなければなりません。ただでさえ大学病院では時間がかかるのに…です。さらに、個人病院と大学病院ともネットワークがつながっていて、患者が同じ検査を何度も受ける必要がなく、診てもらえるようにもなってきています。
 教科書には出てきませんが、学校もネットワークでつながっています。サーバーに莫大なデータが蓄積されていて、情報が管理されています。それだけに、先日のシステム障害は大きな痛手となりましたが・・・。
 4年生は、総合の学習の時間に、来月実施予定の「二分の一成人式」に向けた学習を行っています。今は、自分史作りや音楽(合唱や合奏)の練習に取り組んでいます。当日(2月8日(土))は、体育館に学年全員が並び、その成果を発表します。
 今日は、各クラスに呼びかけの台本が配布されました。呼びかけも、自分たちの成長を伝える大切な発表の場です。各クラスの代表がセリフを言ったり、学年全員で声をそろえて言うセリフもあります。たった一言のセリフでも、当日見に来てもらう保護者の方々にしっかり届くように、心を込めて練習をしていきます。(写真中)
 今週から、飼育委員会の児童による「ショコラとのふれあい体験」を行っています。中休みと昼休みを全校のクラスが1回ずつ入るように割り当て、体験を希望する子が飼育小屋に集まることになっています。
 今日の中休みは、2年2組の体験がありました。6年生の委員会の児童が、うさぎの抱っこの仕方を説明してから始めました。2年生の子ども達の膝の上にうさぎのショコラをそっと置いてあげました。(写真下)
 動物は、自分を抱えてくれる人の気持ちに敏感に反応するものです。最初は小刻みに震えていたショコラでしたが、次第に慣れてきたようです。全員の膝の上でおとなしく過ごしていました。普段は広々とした飼育小屋で過ごしていますが、しばらくの間ショコラは、休み時間のたびに忙しくなりそうです。

1月16日(木)

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 1校時に、国語と音楽の授業観察がありました。
 まず、4年1組の国語の授業を参観しました。早めに教室に入ったら、朝の会の最中でした。ちょうど1分間スピーチが始まるところでした。「先生への提案」というテーマで、自分の意見をしっかりと話していてとても立派でした。毎朝、クラスの子が順番にスピーチをしているのでしょう。年間を通じて何度かこういう経験をさせていくことは、子どもの話す力を育てます。
 国語の学習は、「詩を書こう」という単元で、自分の書いた詩を紹介し合う授業でした。教科書の直前の単元「詩を楽しもう」では、工藤 直子さんの書いた「のはらうた」の詩を読み味わってきました。「のはらうた」は、野原の動物や植物、自然の事物などになりきって書かれた詩で、教科書に載っている詩以外にもたくさんの作品があります。4年生の廊下には、「のはらうた」の本が何冊か置いてありました。
 子ども達は、動物や植物などになった視点で書いた詩をすでにいくつか作ってありました。今日は、その詩に紹介文をつけて、友達と交流するという学習でした。先生が書き方を示した後、一斉にノートに自分の詩を紹介する文章を書き始めました。
 どの学習もそうですが、先生が「さあ、書いてみましょう。」と言って、すぐに書き始める子もいれば、なかなか鉛筆が進まない子もいます。担任の先生は教室中を回り、そんな子どもの様子を探りながら声をかけていきます。これは、「机間指導」という教員にとって大切な指導技術の一つです。いわゆる「個別の支援・指導」の場であり、誰にどの程度支援をしてあげたらよいかは、担任の先生が一番よく把握しています。(写真上)
 1校時の後半は音楽室に行き、5年3組の授業を参観しました。5年生の音楽は、卒業関係の行事に向けた合奏や歌の練習を中心に学習しています。まず、「威風堂々」のリコーダー合奏を練習していました。この曲は、来月末の「6年生を送る会」で、6年生が退場する時の音楽として演奏します。また、3月の卒業式でも、6年生が退場する時に演奏することになっています。ということは、5年生全員がしっかりリコーダー演奏をマスターしておかなければなりません。(写真中)
 次に、パッヘルベルの「カノン」のリコーダー練習にも取り組みました。卒業式で、6年生が入場する時に演奏する予定です。「カノン」は、同じ旋律をずらして開始していく「旋律の追いかけっこ」が魅力的な曲です。きれいなリコーダーアンサンブルになるように練習していきます。
 有名な曲なので、子ども達はCDを聴いてすぐに反応していました。中には、「お風呂が沸いた時の曲だ」と言っている子がいましたが、それくらい様々なところで使われている曲です。
 4校時に、2年1組でカッターを使った図工の授業がありました。2年生は、図工の時間に「カッターナイフタワー」という作品に取り組んでいきます。今日は、その前段階として、カッターの使い方についての学習をしました。(写真下)
 カッターナイフを使うのは、小学校では2年生が最初です。家庭でも持たせていないところが多いでしょうから、どの子も初めての経験だったと思います。まず、カッターの仕組みや安全面の指導をしっかり行っていました。そして、カッターで紙を切る時は、「ねかせて」「チクッ」「ひじでスー」の3段階で教えていました。
 カッターでうまく紙を切ることができない子の多くは、鉛筆のようにカッターを立ててしまうところが原因です。まずは、カッターの刃が紙に当たる角度を小さくすることが大切です。次の「チクッ」は、紙にしっかりカッターの刃を入れることを表現しています。色画用紙を切るので、しっかり力を入れてカッターの刃が入るようにします。最後の「ひじでスー」は、カッターの刃の角度を変えずに手前側に引いて切り込みを入れることを言っています。チクッとか、スーという「オノマトペ」を使った指導は、子どもにとても伝わりやすいものです。
 今日はカッターナイフの練習でしたが、次回の図工の時間からは作品づくりになります。カッターならではの、きれいな切り口を生かした作品になるように指導していきます。

1月15日(水)

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 2年1組で、「お年玉をもらったけれど」という資料を使った道徳の授業が行われていました。(写真上)ちょうど冬休み中のお正月に、子ども達はお年玉をもらったばかりです。親戚の人達が集まれば、結構な金額を手にした子もいたのではないでしょうか。ところが、お金の使い道をよく考えて使わないと、後で後悔をすることになります。今回の資料は、子ども達の身近によくありがちな内容で、だれもが失敗を経験していることではないでしょうか。
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる資料です。
 自分が小学生の時は、小さくて地味なポチ袋にお年玉が入っていました。100円玉が何枚入っているのかを楽しみにするようなお年玉でした。ある調査によると、現在の小学生(低学年の1,2年生)のお年玉平均総額は、1万円〜2万円とのことです。時代が違うなと思いました。物価の違いだけでなく、「お年玉」というものに対する社会の感覚が変わり、昔とはずいぶんかけ離れたものになってしまいました。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。日常生活の中で、食塩や砂糖を溶かすという経験はよく行われています。しかし、溶けたものはどうなったか、そして物質によって溶け方がどう違うのかということまでは詳しく知り得ません。5年生の理科では、おもに食塩を使って実験を行っていきます。
 今日は、3組が理科室を使って実験をしていました。「食塩は、水に限りなくとけるだろうか」という実験です。水50mlに食塩5gを入れてかき混ぜ、溶けきったらまた5g加える・・・ということを繰り返していきます。(写真中)食塩は水にとても溶けやすい物質ですが、次第に溶けづらくなり、溶け残りが下に沈むようになってきます。では、他の物質ではどうでしょうか。あるいは水ではなく、お湯に対して溶ける量はどうなるでしょうか。水に溶けるという現象が目に見えないことであるだけに、子ども達の興味・関心は尽きないものがあります。
 3,4校時に、3年1組の図工の授業がありました。木工作に取り組んでいました。まずは、垂木をのこぎりで切る学習です。「家にのこぎりはあるけれど、使ったことはない」という子ども達がほとんどのようでした。先生からのこぎりの正しい使い方を教えてもらい、一人ずつ挑戦しました。
 のこぎりの使い方は、3段階で指導しています。最初は、のこぎりの刃を入れて切り口を作る段階です。木材の角にのこぎりを斜めに当てて、ゆっくり引いて道筋をつけます。第2段階は、のこぎりを強く引いて木材を切り進めていきます。姿勢が真っすぐでないと、切り口が曲がってしまいます。最後の第3段階は、切り終わりのところです。もう少しで切り終わるというところになったら、木片が欠けないようにスピードをゆるめなければなりません。
 角材を切るだけでも、のこぎり初挑戦の3年生にとってはとても大変な作業でした。友達が体重をかけて角材がずれないように押さえつけ、のこぎりを動かしている子に「あともう少しだよ」と声をかけていました。(写真下)のこぎりの刃は、手前に引いたときに切れるようにできています。前に押す時に力を入れている子がいて、なかなか切れていかない子がいました。しかし、これも経験が大切です。何度もやりながら身についていくものです。

1月14日(火)

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 4年生は、図工の時間に「ネズミーランド」というタイトルで、ネズミのオリジナルキャラクターを製作する学習をしています。今年は子年、・・・干支は「ネズミ」になります。ネズミのキャラクターと言えば、何と言っても「ミッキーマウス」が思い浮かびます。服装や手に持たせるものも含めて、ミッキーマウスに負けない自分独自のネズミのキャラクターをどのように考えていくでしょうか?
 今日は、その学習の導入として、日頃よく目にしているキャラクターをどれだけ観察しているのかを、クイズ形式で試していました。題して「うろ覚えクイズ」です。何も見ずに、サザエさんの顔を正しく描くことができるでしょうか? 昔からテレビでなじみがあり、何度も目にしていながらも、なかなか正しく思い出すのは難しいものです。では、ウルトラマンやふなっしーはどうでしょうか? 大人でも正確に描くのは難しいものです。
 最後に、アイスキャンディーのキャラクターが出題されました。CMで目にしたり、アイスを食べた袋に大きく描かれているのに、顔の形や表情を思い出すのは難しいものです。キャラクターの細かな部分は、確かに「うろ覚え」でしかありません。正解の絵を見て、子ども達は「あぁぁ…」と納得していました。(写真上)
 しかし、どのキャラクターも、なんとなく覚えている部分があるものです。サザエさんであれば、「髪の毛に3つのお団子のようなものがあった。」とか、ガリガリ君であれば、「水色のアイスキャンディーを持っていた。口が大きかった。」という記憶です。キャラクターには、そうやって人に印象付ける部分が必要です。さあ、子ども達は、自分独自のネズミのキャラクターに、どのような特徴をもたせるでしょうか。
 5年1組の子ども達が、パソコン室で下田移動教室に関する調べ学習をしていました。移動教室に向けた学習は、総合の学習の時間に位置付け、各自がテーマをもって調べていきます。観光地としての下田の様子や、移動教室のコースに入っている城ケ崎海外や下田海中水族館、あるいは名産の「キンメダイ」について調べている子もいました。(写真中)
 ちょうど先週土曜日のテレビ番組で、下田海中水族館のペンギンが紹介されていました。7月に誕生したオウサマペンギンの赤ちゃんのユニークな姿が放送されていました。体はまだ子どものペンギンで、焦げ茶色のもふもふの毛に包まれていました。それでありながら、食べ物をたくわえておく習性から、親ペンギンよりも体が大きくなっていました。5年生は、移動教室の2日目に水族館に行く予定です。赤ちゃんペンギンのよちよちと歩く姿を見ることができるかもしれません。今から楽しみです。
 今日から、3学期の授業観察が始まりました。授業の様子を校長と副校長とで1時間ずつ見て、各先生方の指導力向上に結び付けていく取り組みです。今日は、5校時に1年1組の体育の授業の様子を見ました。1年生は、来週水曜日に体育の研究授業を実施します。(当日の授業は、1年2組が行います。)先週から跳び箱を使った運動遊びの学習を取り上げ、学年全体で指導法を共有しながら取り組んでいるところです。
 跳び箱を使った運動遊びとして、「跳び箱ランド」と名付けた場の設定を行った授業をしています。大きく3つの場を設け、着地や腕の支持、またぎ乗り下り等を目的としながら、1年生にとって楽しく運動遊びができるように工夫していました。
 しかし、その場の設定は、1年生にとってはとても大変なものになっていました。多くの跳び箱を運んだり、マットや平均台、セーフティーマットも使います。多少時間はかかっていましたが、子ども同士で声をかけ合いながら、準備をがんばる姿が見られました。(写真下)
 こういう道具の出し入れも、大切な体育の指導の一つです。そして、今まで指導してきた学級経営が試される場面でもあります。

1月11日(土)

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 第二土曜公開日に合わせて、校内書き初め展が始まりました。水曜日に3学期が始まり、学期始めの新鮮な気持ちとともに書いた作品が全校一斉に廊下に展示されました。今日から2週間展示します。(学校のある時間帯でしたら、いつでもご覧いただくことができます。)
 1,2年生の硬筆で書いた書き初めは、色画用紙を台紙として展示してあります。また、3年生以上の毛筆で書いた書き初めは、雲華紙(うんかし)という紙を台紙に使っています。書き初めは、少し離れた位置から見ていただくと、一人一人の作品の良さが際立って見えてきます。登校してきた子ども達が、さっそく廊下に出て自分や友達の作品に見入っていました。(写真上)
 今日は、毎年恒例となっている「卒業記念もちつき大会」が体育館で行われました。この行事は、地域の伝統文化を体験するとともに、お世話になった地域の方々に対する感謝の気持ちを育むことをねらいとして行っています。卒業前の6年生がメインとなる行事ですが、田柄小では4,5年生にも地域伝統のもちつきの様子を見せ、つきたてのもちの試食を行っています。
 朝早くから、大勢の地域の方々やおやじの会、そしてPTAのお手伝いの皆様にお集まりいただきました。もちつきは、もち米を蒸す作業から始まります。大きな臼や杵などの道具類は、今朝早く吉田さんに運んできていただきました。大きく立派な臼は、この田柄の地の歴史と伝統を感じさせる立派なものです。
 4年生と5年生は、もちつきの仕方について説明を聞いてから、地域に伝わる千本つきの技を見学させてもらいました。千本つきは、田柄ならではの伝統の技です。その後、つきたてのおもちを試食しました。温かいおしるこに入ったおもちは、つきたてならではのおいしさでした。
 最後に6年生が体験をしました。5人ずつ小さな杵を持ち、臼を取り囲んでリズムに合わせてついていきます。また、担任の先生も大杵を持ってもちつきをしました。
 大人が行う千本つきでは、地域のベテランの方々によるすご技を見ることができました。5人の息が合っていくと、おもちが臼の中でくるくると回転し始めます。おやじの会の皆さんは、ベテランの方々からコツを伝授していただきながらがんばっていました。
 子ども達が大人になったら、いつかこの田柄の地でこのようなもちつきの伝統を地域の子ども達に広められる立場になってもらいたいものです。本日は、たくさんの方々にお越しいただき、もちつき大会の運営に携わっていただきました。深く感謝申し上げます。(写真中・下)

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