1月15日 二言挨拶先週は、校門での挨拶や校舎内で会った時の挨拶が、とても笑顔で元気に、心が込められているようになってきました。 そんな中で、校長先生にこんな挨拶をしてくれるお友達がいます。『校長先生、おはようございます。』『おはようございます。今朝はちょっと寒いですね。』 「おはようございます。」だけではなく、『校長先生』とか『寒いですね』といった“もう一言”の挨拶を付け加える挨拶ができる人がいるのです。すまいる学級のみなさんは、必ず「稲葉校長先生、おはようございます。」と校長先生の名前を付け加えてくれます。 このような挨拶を「二言(にげん)挨拶」といいます。 平成26年までプロ野球の横浜ベイスターズの監督だった中畑清さんという方がいます。中畑さんは、読売巨人軍の元選手で、現役時代には絶好調男といわれ、四番バッターでもありました。中畑さんは、大学の野球部員だった頃から、当時の大学の野球部の監督が、「二言挨拶」の上手な学生だったといっています。 誰かに「こんにちは。」と声をかけます。普通ならこれで終わりですが、中畑さんは必ずその後に、「今日はいい天気ですね。」とか、「おばあちゃん、いつも元気ですね。」といったもう一言を付け加えるそうです。 「二言挨拶」、みなさんもどうですか? お友達に朝会った時、「おはよう。今日も元気にいこうね。」 学校から帰る時、「さようなら。また明日会おうね。」 お家の人が仕事から帰ってきた時、「お帰りなさい。お疲れ様。」 はじめの挨拶にこうして、もう一言加えると、挨拶自体に、さらに心が通ってきますね。 それから校長先生はこの「二言」は、場合によっては必ずしも言葉である必要はないとも思っています。朝の校門での挨拶で、必ず立ち止まる。そして挨拶をしてくれる人もいます。また、挨拶の言葉とともに、両手タッチをする、または微笑んでみる。こんな形の「二言挨拶」もあるかもしれません。 心を通わせる「二言挨拶」、ぜひみんなで取り組んでほしいと思います。 |
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