2月5日 冬の桜の美しさ 〜見えない美しさを見ぬく〜

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 昨日、2月4日に立春を迎え、暦の上ではもう春です。これからだんだん暖かくなっていきますよということですね。春がスタートしたばかりということになります。ですから、まだまだ寒い日もあると思いますが、寒さに負けずに、頑張って生活していきましょう。
 さて、今日も入れて55日で、4月となり、新たな学年が始まります。学校に来るのは、5年生と6年生があと34日、1年生から4年生はあと33日です。
 今日は、寒く冷たい冬を乗り越えて美しい花が咲く桜の木の話をします。
 桜の木が最も美しいのはいつだと思いますか。そう、桜の花が咲く頃ですよね。だれもがそう思います。
 校長先生が今でも北町小学校に初めて来たとき、校庭の桜を見て、その美しさに感動し、とても明るく楽しい気持ちになったことを覚えています。
でも、桜の木の最も美しいのは、花も葉っぱもない黒々とした枝を空に突き出す、今の時期なのだと言う人がいます。
 なぜなのでしょうか。理由は、桜の木が今一番がんばっている姿を見せているからだそうです。桜の木は、今、枝や幹だけで冷たい風や雪、寒さに耐えています。そして、土に張り巡らした根っこから、4月に美しく立派な花を咲かせるため、一生懸命、栄養をくみ上げています。だから、1年のうちで一番頑張っている時期なのです。その頑張っている姿が一番美しいのだというのです。
 これから校庭が使えるようになったら、校庭の桜の木が頑張っている姿をじっくり見てみましょう。きっと桜の木が寒さに負けず努力していることがみなさんに伝わり、その美しさが分かると思います。
 校長先生は、みなさんに、桜の木のお話のように、見えないところでの美しさにも気付いてほしいと思います。ぱっと表面だけでは華やかな美しさが見えなくても、陰で一生懸命努力することの美しさに気付いてほしいと思います。
 そしてもう一つ。みなさんが4月から、すてきな中学生や次の学年になるには、桜の木のように栄養を体の中にため込み、頑張る時期が必要です。それがまさに今の時期です。その姿はとても美しいです。後34、33日あります。自分の得意なこと、やり残したことなどにじっくり取り組み、またまた、みんなががんばるえもんになりましょう。

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