5月7日 「早寝早起き朝ごはん」を考えよう

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 突然ですが、みなさんはこのマークを知っていますか?
 これは、「早寝早起き朝ごはん」運動のシンボルマークです。
 では、「早寝早起き朝ごはん」クイズを行います。3問出題します。よく考えて答えてください。

○第1問 平日に睡眠が足りなくても、週末にたくさん眠れば問題ない。
 ○か×か。
 答えは、×です。人は必要な睡眠を毎日とる必要があり、あらかじめまとめてとっておくことはできません。また、週末の朝遅くまで寝ていると体内時計のリズムが夜型化して、翌週の前半の「時差ぼけ」状態を引き起こします。そのために授業に集中できずに成績が下がったり、肥満や病気になる危険性が高くなったりします。規則正しい生活を心がけましょう。
○第2問 朝型の人は夜型の人より勉強やスポーツの成績がよい。
 ○か×か。
 答えは、○です。生活のスタイルが朝型の人と夜型の人を比べた場合、朝型の人の方が勉強やスポーツの成績がよいという研究報告があります。また、朝食を毎日食べている子供は、学力や体力が高いというデータもあります。スポーツの世界では、「早寝早起き朝ごはん」を実践することは、基本中の基本と言われています。
○第3問 朝食を抜くとやせられる。
 ○か×か。
 答えは、×です。朝食を抜くと、体温が下がりきれずにカロリー消費が減り、やせにくい身体になるだけでなく、物事に集中できなくなるなど様々な不調の原因になります。栄養のバランスのとれた朝食を毎日食べる習慣をつけることが大切です。

 今回のクイズでも分かったように、子供たちが健やかに成長していくためには、早寝早起きによって、正しい生活のリズムをつくり、毎日栄養バランスのとれた朝ごはんを食べることによって、一日の脳と身体を動かすためのエネルギーをつくり出すことが必要なのです。
 今月26日は運動会です。朝練がある応援団の人もいます。あついなかあさからこうていで練習する機会も多くなります。これまで、なかなか「早寝早起き朝ごはん」が実践できなかった人は、ぜひこの機会に家族と一緒に「早寝早起き朝ごはん」について考え、チャレンジのきっかけをつくってみましょう。

4月23日 はじまるよ! 本のカーニバル

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 今日、4月23日は「子ども読書の日」です。そして、「子ども読書の日」から5月12日までの約3週間は、「こども読書週間」です。
 1959年(昭和34年)に始まった、「こども読書週間」。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日〜14日)でしたが、2000年から、今の4月23日の「子ども読書の日」から5月12日までになったということです。今年の「こども読書週間」の標語は、『はじまるよ!! 本のカーニバル!!!』です。本を読み始めるとわくわくします。本を読むとカーニバルに参加したような楽しい気分になります。みなさんも本を読んでもっと楽しみましょう。そんな思いが込められた標語です。
 そして、小さい時から本を読む楽しさを知っていることは、とても大切なことです。北町小でも朝読書を進めていて、1週間のうち金曜日の朝の10分間は、読書タイムとして本を読むことになっていますね。さらに青葉の読書月間が6月1日から6月29日までともみじの読書月間が11月1日から11月30日まで行われます。
 みなさんは、今どんな本を読んでいますか?これまで読んだ本で一番好きな本は何ですか?小さい頃に読んだ本で心に残っている本は、一生の宝物になります。
 校長先生は、これまでいろいろな本を読んできましたが、今思い出してみると何冊かの大切な本との出会いがありました。去年も紹介しましたが、今日もいくつか紹介します。
 小学校の頃よく読んだのは、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズです。怪人二十面相と明智小五郎の対決に胸を躍らせて読んでいました。このシリーズで推理小説のおもしろさを知って、次にイギリス人作家コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズをたくさん読みました。大人になってからもよく読みました。「はらぺこあおむし」「ルドルフとイッパイアッテナ」
 以前、校長先生の友達と「一生のうちに何冊本を読めるか」という話をしたことがあります。1年間は365日で、だいたい52週間くらいです。1週間に1冊として、1年間で約50冊、10年間で500冊です。50年読み続けても2500冊にしかなりません。一説によると、年間7万冊以上の本が出版されるということです。そう考えると、人が誕生して亡くなるまでの間に読める本は、限られていることがよく分かります。
 だから、読む1冊1冊の本を大切にしたいものです。もしかしたら、みなさんの中には、どの本を読んだらいいか分からないという人がいるかもしれませんね。そういう人は、ぜひ図書館に行ってごらんなさい。北町小の学校図書館には、支援員の島尻先生が週に2,3日いらっしゃいます。北町小の近くには、大きな平和台図書館もあります。
 本の中では、昔でも、今でも、未来でも、どの時代へも行くことができます。日本でも、外国でも、宇宙でも、どこへでも行けます。別な人でも、動物でも、魚でも、何にでも変身することができます。本の中では、できないことはありません。
 さっそく本を読みたくなってきませんか?

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