3年総合「石神井の自然のよさを伝えるには・・」

3年生の石小タイム(総合的な学習の時間)では、石神井の自然のよさを伝えるという課題を設定し、「昆虫」「植物」「植物」「魚(川や池など)」「自然を保護するための取り組み」「畑」のグループに分かれてそれぞれ調査を進めています。先週の金曜日の3・4校時はフィオーレ自然観察会の方に来ていただき、冬の石神井公園の自然の豊かさを教えていただきました。冬というとイメージでは生き物はあまりいない。植物は枯れている・・・こんな感じですが、実は冬ならではの自然に満ち溢れていることが分かりました。木々の芽は、春に向かって膨らんできています。地面を見ると様々な種類の実が落ちています。ちょっと耳をすませると、色んな鳥の声がします。木の枝を見ると、蓑虫がいます。木の皮の裏には、蜘蛛が卵を産んでいました。偶然にもカワセミも見られました。3組は、フィオーレ自然観察会の中村さんという方に説明していただきました。中村さんの説明を聞いているうちに、私もすぐ近くの石神井公園ではなく、27人で遠くの自然が溢れる場所に旅行に来たような感覚になりました。石神井公園は都内でも珍しい植物や生き物が見られる希少な公園だそうです。石神井小学校の子供たちは生きた学習がすぐ身近でできること、本当に幸せ者だと改めて感じました。
 子供たちは、今後も実際に石神井公園に行って、見て、感じたことや調べたことを「石神井の自然のよさ」として伝えられるように発表に向けて活動します。3組には「畑」グループもあり、こちらはまた冨岡さんにご協力いただき、発表に向けて始動します。フィオーレ自然観察会の方は、発表までまとめていく道のりもご協力いただけるようです。本やインターネットを活用した調査方法や、今回のようにその道に長けた人に出会ってインタビューをしたり教えていただいたりする方法なども学習の一環として指導して参ります。
 ちなみに、最後の写真の真ん中にカワセミが写っています。分かりにくいですが・・・

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