令和6年度がスタートしました。体調管理には十分気をつけ、学校生活を過ごしていきましょう。

桜の木

学校の窓から外を見ていたら、校門入ってすぐ左手にある桜の枝に白っぽいものがチラチラ見えました。
もしかしたら!と思い校舎の3階窓からよく見たらなんと、桜の花が咲いていました。
秋に桜の花が咲くなんて。
これは昨今いわれる異常気象のせい?
調べてみると季節外れの桜開花は結構あるようです。

桜は夏の間に次の春に咲く花の芽をつけます。しかしその花芽は葉が作る成分によって休眠してます。かたい芽のまま眠っているんですね。
花芽は冬が来て葉が落ちると目を覚まし、寒い冬を経て春の温かさとで成長し花を咲かせます。
ところが何かの理由で葉が早く落ちてしまうと花芽が早く目を覚まします。初秋の涼しさを冬と勘違いし、気温が上がると春が来たと思い込んで花を咲かせるそうです。
そういえば校門すぐの桜の木も早めに落葉しています。

ところでこの長年、開進第一中学校の春を彩ってきた桜の木は、今年中に伐採することが決定しました。とても古い木ですので木の中が空洞になっていていて、いつ倒れてもおかしくない状態だからです。
季節外れの桜の開花。
その仕組みにについていろいろ書きましたが、もしかしたら桜の木が皆さんにあいさつをしてくれているのかなと思いました。
コロナの影響で入学式に桜を見ることができなかった1年生へ。
毎年桜吹雪の中、楽しそうに笑いながらきれいだと言ってくれた2年、3年の皆さんへ。
ずっと学校を見守ってくれていた桜からの最後のプレゼント。
木の前を通りかかったらぜひ、季節外れのお花見をお楽しみください。
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