文化祭その1、1年生編

11月3日(土・文化の日)、第60回文化祭が開かれました。舞台発表、展示発表とも見どころが多く、非常に盛況でした。これから、文化祭の特集をしばらく続けます。最初は1年生編です。
 1年生の舞台発表は英語劇で「Another Story of Urashima Tarouもう一つの浦島太郎物語」です。脚本は、舞台発表担当の先生(担当は英語科)が作ったオリジナルです。生徒は英語を本格的に学び始めてまだ半年。「よく生徒が英語を覚え、演じていました。生徒の表情からは、やり遂げたという達成感を感じました。」と舞台発表担当の先生がしみじみと語っていました。
 1年生の展示発表は、今までの総合学習でまとめた「練馬・川越調べ」を中心に、「国調べ」(社会)、「スポーツレポート」(体育科)、が1年生の展示場に、「朝ごはんコンクール」(家庭科)が3階被服室など、各所で展示されました。会場には生徒が作った「ちがや馬」や「練馬大根の成長の様子」などが展示されました。展示発表担当の先生からは「生徒たちは様々なことを一生懸命に調べた。しかし、練馬大根づくりは台風で大きな被害を受け、ほとんどを植え直し、苦労した。」と語っていました。
 舞台発表も展示発表も1年生らしい初々しさがあり、とても見ごたえのある素晴らしい発表でした。
<写真上>1年生の舞台発表「Another Story of Urashima Tarouもう一つの浦島太郎物語」の中の一場面
<写真中>「ちがや馬」づくりの展示。手前に並んでいるのが「がちや馬」です。ちがや馬飾りは、戦前まで区内の農家でよく行われていた、七夕の風俗慣習です。短冊などを飾った2本のササ竹の間に荒縄を渡し、それに馬の形をした「ちがや馬」を雌雄一対にして向かい合わせにつるします。
<写真下>練馬大根についての展示。練馬大根の栽培は、江戸時代の元禄期頃には盛んになりました。昭和の初めのころまで盛んに栽培され続けますが、大干ばつやモザイク病の大発生によって大きな痛手を受け、食生活の洋風化・急激な都市化による農地の減少などにより、昭和30年頃から栽培が衰退し、練馬大根が出回ることがほとんどなくなってしまいました。現在の主要生産物はキャベツになっています。

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