3年生「命の授業」講演会

 3月7日(木)の午後、3年生徒全員を対象に、「命の授業」の講演会が本校武道場で開かれました。講師は桜台マタニティクリニックの医院長の伊藤茂先生です。先生は、本校に来る直前、医師として出産に立ち会った直後、急いで駆けつけてくださいました。目的は、「『命の大切さ』を考え、自他の生命尊重の気持ちを深めること」と、「総合学習のまとめとして『命』について考え、自分のこれからの生き方に生かす」ことです。伊藤先生は、「今日、家に帰ったら自分を生んでくれたご両親に『有難う』を言いましょう。」と、言われて講演会を締めくくりました。
 講演の後に書かれた生徒の「総合的な学習の時間のまとめ」の文章の中から抜粋してご紹介します。
◯出産で亡くなってしまう人がいると聞いたときは、心の底から衝撃を受けました。こうして、今、僕たちが存在していることがわずかな可能性だったことを知りました。
◯生まれても1週間で亡くなってしまう人が年間で1000人以上いると聞いてびっくりしました。
◯赤ちゃんを産むのは大変で、15時間痛みに耐えなくてはならないと聞いて、女の人は凄いと思った。
◯今日映像を見て、受精してからの女性の体内での赤ちゃんの成長がどのようなものかよく見ることができた。
◯生命の誕生というのは本当に凄いことであると改めて感じた。
 伊藤先生、そして同行された看護師さん、すばらしい講演会、本当にありがとうございました。
<写真上>パワーポイントで紹介された妊娠30週(妊娠8ヶ月)の子宮内の様子
<写真中>胎児と母親の骨盤の模型を使って母親の胎内の胎児の様子を説明する伊藤先生
<写真下>妊婦の体の状態を体験できるベストを着る女子生徒
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