合唱コンクール特集その3(最終回)

 今回は前回に引き続き、滝口先生のお話の続きをご紹介します。
 
 「中学校は、いろいろな体験を不十分なままに終えて卒業する人が多いです。例えば全国制覇をした凄い合唱部員も規律を守らないままで成長してしまっていたら、規律の緩い高校に入ったら伸びていきません。中学生までに達成すべきことを成し遂げていれば、高校に入ったらもっと音楽の分野を広げていける。これが本当の成長の姿です。歌を歌うことに目覚めさせてくれた中学生時代から成長し、その不十分さに気づいてそれを補っていくのが本当の成長の姿です。豊かな情操はいろいろな人から刺激を受けて自分で獲得してものです。白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手も[自分が金メダルをとれたのは今まで自分を支えてくれた人のおかげである。]と語っているのもその例です。
耐える心、がんばれる心を私たちに培ってくれた東日本大震災の人たちにとって、全校合唱で歌った『ふるさと』の歌声は、きっと彼らの心の支えになったでしょう。
 成長するには謙虚さが必要です。金賞などの賞をとったクラスの生徒は、自分の成長にそれをどう活かしていくかです。このようなシチュエーションで歌を歌えるのは大変恵まれています。1,2年生は3年生の業績をしっかりと受け継いでいきましょう。」
                            ーー終わり

<写真上>全校合唱『ふるさと』を歌う生徒たち。壇上にいる生徒は3年生の生徒全員です。
<写真中>校長先生から優勝の賞状と盾を拝受する3年1組の合唱コンクール実行委員の生徒
<写真下>舞台のソデで司会をする実行委員の生徒。合唱コンクールの裏方の仕事を最後まで立派に勤め上げました。

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