教育目標 ○自主的に学び、考え、実行する人 ○心豊かで、ともに助け合う人 ○健康で、勤労を愛する人

4月25日(木)

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横割りバンズパン 牛乳
揚げ魚のマリアナソースがけ
茹でキャベツ
コーン豆乳チャウダー





 今日の献立の「揚げ魚のマリアナソースがけ」のマリアナソースはトマトソースの一種で、イタリア料理に使用されます。イタリア語で「船乗りの」を意味する「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったと言われており、イタリアの都市ナポリの船乗りがよく食べていたことが由来とされています。
 魚だけでなく豚肉や鶏肉、レバーなどとの相性もよく、ケチャップの甘さと野菜がよく絡んで子供たちも大好きな味です。
 今日は「セルフサンド献立」なので、横割りのパンに茹でキャベツと揚げ魚のマリアナソースがけを挟んで食べてください。

4月24日(水)

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麻婆豆腐丼 牛乳
小松菜の中華スープ







 中国にも「麻婆豆腐」はあるのですが、日本のものとは味付けが根本的に異なります。日本では、辛さといえば、唐辛子の辛さのことを指しますが、中国では、唐辛子以外に「花椒」と呼ぶ「山椒」の辛さが存在します。中国語では「ホアジャオ」と言います。
 この「花椒」を用いた辛さは、舌が痺れる辛さで、中国語では「麻」といいます。ちなみに、唐辛子を用いた辛さは「辣」といいます。日本料理では基本的にこの「花椒」を用いて料理する事は無いため、日本人には「麻」の辛さはなじみがありません。
 それで、日本の中華料理の「麻婆豆腐」の中にも「花椒」は入っていませんが、本場中国の「麻婆豆腐」にはこの「花椒」がたっぷり入っています。そのため、中国の方が日本の「麻婆豆腐」を食べると、全く味が違うと感じるようです。

4月23日(火)

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たけのこご飯 牛乳
大根とキャベツの和え物
生揚げのそぼろ煮






 「たけのこ」とは皆さんもご存知のとおり、竹の芽の部分です。竹にはいくつかの種類がありますが、「たけのこ」とはすべての竹の芽の総称として使われています。
 「たけのこ」の食べごろは土から少し顔を出すか出さないかのときに限られます。十日もすると若竹に成長してしまうので、食べられなくなります。それだけに有り難く、季節を感じることができるご馳走です。
 「たけのこ」はそんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上とも言われています。「たけのこ」の旬である3月から5月にかけての時期の献立の「たけのこご飯」には、新たけのこを使って混ぜご飯を作りました。新たけのことは生のたけのこのことです。
 この「たけのこご飯」を食べて、春の訪れを感じてください。

4月22日(月)

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ご飯 牛乳 和風ハンバーグ
切干ときゅうりの和え物
具だくさんみそ汁






 「ハンバーグ」の語源は、「ハンブルク」というドイツの港町に由来していると言われています。 19世紀初頭に渡米したドイツ移民が、「ハンブルク」で食べられていた形状の似た料理をアメリカで再現し、その料理に「ハンバーグ」という名前を付けたのです。 この料理がアメリカで人気となり、その後日本でも広まったと考えられています。肉のふわふわとした食感が特徴的です。 ひき肉にパン粉や玉ねぎを混ぜ込むことで、肉の食感がより柔らかくなり、ジューシーさを引き立てます。 さらに、日本の「ハンバーグ」はソースとの相性が抜群です。 デミグラスソースや和風のたれ、トマトソースなど、さまざまなソースがあります。
 今日の給食の「ハンバーグ」は和風のたれをかけた和風ハンバーグです。

4月19日(金)

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メキシカンライス
牛乳
ポテト野菜スープ
果物





今日の果物は「いちご」です。「いちご」が日本で食べられるようになったのは、江戸時代末期の1830年代といわれています。オランダ船によって持ち込まれたので、当時はオランダイチゴと呼ばれていたようです。
「いちご」の表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実なのです。それぞれのツブツブの中に種が入っています。一粒の「いちご」は、200個から300個の果実が集まったものです。私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎なのです。知らない人も多いようです。
「いちご」はビタミンCが豊富で、みかんやグレープフルーツの約2倍もあります。積極的に食べたい果物の一つですね。


4月18日(木)

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ご飯 牛乳
しらすのふりかけ 肉豆腐
切干と油揚げの炒め物






「切干(きりぼし)」とは「切干(きりぼ)し大根」のことです。「切干(きりぼ)し大根」は、生(なま)の大根を千切(せんぎ)りにして、すのこの上に広げ、天日(てんぴ)で乾燥させたもので、西の方では「千切(せんぎ)り大根」と呼ばれています。宮崎県で多く生産されていて、干(ほ)すことで甘味(あまみ)と独特(どくとく)のシャキシャキとした歯(は)応(ごた)えが生まれます。
90%が水分でできている生(なま)の大根を乾燥させると、水分がなくなって栄養素だけが大根に残ります。 つまりなくなった水分だけ100g当りの栄養素が増えたことになります。 また乾燥することで生(なま)の大根より小さくなるのでその分、たくさん食べることもできます。このようなことから「切干(きりぼ)し大根」は凝縮(ぎょうしゅく)された栄養素を多く摂取(せっしゅ)できるのです。

4月17日(水)

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春キャベツの甘辛丼 牛乳
チンゲン菜のスープ







 「キャベツ」は季節ごとに栽培される品種が異なります。4月から6月、7月から10月、11月から3月の3回の収穫期(しゅうかくき)があります。
 代表的な品種(ひんしゅ)として、春キャベツは4月から6月に出回(でまわ)るキャベツで、巻きがゆるやかで、球の中心に近い葉も緑色を帯びています。葉が柔らかいので、サラダや生(なま)の千切(せんぎ)りキャベツなどに向いています。冬キャベツは11月から3月に出回(でまわ)るキャベツで、葉が堅(かた)くて煮くずれしにくいので、煮物に向いています。夏(か)秋(しゅう)キャベツは7月から10月に出回(でまわ)るキャベツで、春キャベツと冬キャベツの中間的な特徴を持っています。
 今日の「甘辛(あまから)丼(どん)」のキャベツは春キャベツで作りました。

4月16日(火)

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ガーリックトースト
牛乳
ポークトマトシチュー
もやしとわかめのサラダ





「トマト」はヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということばがあるほど、栄養たっぷりな野菜です。「トマト」の成分として多く含まれる旨味(うまみ)成分のグルタミン酸は 日本ではあまり馴染(なじ)みがないですが、世界を見てみるとヨーロッパを中心として、「トマト」がおだしとして利用されています。さっぱりした味わいだけでなく、旨(うま)味(み)もあり、肉や乳製品などとの相性(あいしょう)も抜群(ばつぐん)です。
日本にトマトが伝来(でんらい)したのは17世紀なかばとされています。その頃は「トマト」は観賞用(かんしょうよう)でした。食用(しょくよう)として利用されるようになったのは明治時代に入ってからで、キャベツやタマネギなどの西洋(せいよう)野菜(やさい)と共にあらためて欧米(おうべい)から導入(どうにゅう)されました。近年ではヨーロッパだけでなく、日本でも愛されています。

4月15日(月)

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ご飯
牛乳
白身魚の彩り焼き
キャベツのおかか炒め
じゃが芋と生揚げの味噌汁




 今日の「おかか炒め」のおかかは「かつお」からつくっています。
「かつお」という魚は旬が2回もあるとても珍しい魚です。獲れた時期によって違った味が変化し私たちを楽しませてくれます。1回目が4月〜5月頃で、2回目が8月〜9月頃です。このうち、4月〜5月頃に獲れるかつおは「初鰹」、8月〜9月頃に獲れるかつおは「戻り鰹」と呼ばれます。たくさんのエサを食べることによって身に脂がたっぷりと乗る「戻り鰹」に対し、「初鰹」はまだ脂ののりが少ないものの、身は引き締まっており、クセが少なくあっさりとした味わいと弾力のある食感が特徴です。ちなみに「かつお節」は脂肪分が多いと完成に時間がかかり、脂が酸化して風味も落ちてしまうため脂が少ない「初鰹」をつかうことが多いそうです。

4月12日(金)

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ご飯
牛乳
のりの佃煮
五目肉じゃが
茎わかめのきんぴら




 江戸時代から保存食として食べられてきた「佃煮」は、現在の東京都中央区佃周辺あった佃島にちなんで生まれた東京の名産品です。 江戸幕府始まりの時に徳川家康が、墨田川河口にある佃島に、漁師たちを移住させたことで、この地は漁業の中心的な場所となりました。漁師が江戸湾で採れた小魚や貝などを味付けして煮たものが始まりです。
佃煮にされるのは イカナゴのような小魚、アサリなどの貝類、昆布などの海藻類が用いられました。しそやごまなどを加えることもあります。
今日の給食では、海苔で「佃煮」を作りました。

4月11日(木)

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ミートソーススパゲティ
牛乳
じゃこ入りサラダ






日本の「ミートソース」はスパゲッティ・ソースの定番として広く知られています。
「ミートソース」はイタリアのパスタ料理の「ボロネーゼ」が「アメリカ」に渡ったのちに、そこでアメリカンスタイルに変化したものです。「ボロネーゼ」はトマトペーストを使うのに対し、アメリカの「ミートソース」はトマトケチャップを使い、砂糖やウスターソースなどで甘みを加えることで、「ボロネーゼ」よりも甘めに仕上げています。茹でたままのパスタの上にのせて食べるのが日本スタイルです。ナス、ピーマン、きのこなどを具材に加えることも一般的です。
 給食ではケチャップだけでなく、トマトを裏ごしした加工食品の、トマトピューレも加えて、味に深みを加えています。


4月10日(水)

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黄金赤飯
牛乳
鶏の照り焼き
こんにゃくと小松菜のごまみそ炒め
紅白お祝いすまし汁






 日本では古くから赤い色には邪気を祓う力があると考えられており、加えてお米が高級な食べ物であったことから、神様に赤米を炊いて供える風習があったと考えられています。 そこから災いを避ける、魔除けの意味でお祝いの席で振る舞われるようになりました。また、関東地方では小豆の代わりに「ささげ豆」が広く使われてきました。これは、皮の薄い小豆が胴の部分で真っ二つに割れる様子に「切腹」が連想される、として武士の多い関東では「縁起が悪い」と好まれなかったことに由来します。「ささげ豆」は皮が分厚いので、小豆のように簡単に割れません。この風習が現在でも色濃く残り、関東のお赤飯は「ささげ豆」を使うところが多いようです。
 今日は入学・進級お祝い献立です。「黄金赤飯」には「ささげ豆」とさつまいもが入っています。

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