ごあいさつ

校長着任4年目、第14代校長 永井 美奈子と申します。
 下石神井小学校は、お陰様で開校54年目の春を迎えました。歴代の校長先生をはじめ、教職員や保護者・地域の皆様が築き上げてこられた歴史と伝統を受け継ぐとともに、本校教育の更なる発展に努めて参ります。

教育理念イメージ図 基本理念「自立 共生 挑戦」

さて、今年度も本校は、「自立 共生 挑戦」を基本理念に掲げました。
 子供たちには、予測困難と言われるこれからの時代をたくましく生き抜き、幸せで明るい未来を創ってほしいと願っています。そのために、小学校時代には、よりよく生きるための基礎や土台づくりをしっかりと行うことが大切であると考えます。その土台となるのは、子供一人一人が自分らしく自信をもって生きる力「自立」であり、互いを認め合い、尊重しながら協働し、よりよく生きる力「共生」です。さらに、変化の激しいこれからの社会をたくましく生き抜くためには、失敗を恐れずあきらめず、自分を成長させる「挑戦」する力が必要であると考えます。

目指す学校像「一人一人が輝き 響き合う学校」

子供たちは、それぞれに光る個性と無限の可能性をもっています。私たち教職員は、子供一人一人のよさを認め、可能性を信じて寄り添い、励まし、心のこもった丁寧な指導をしていきます。こうした指導を積み重ねながら子供たちに自信と自己肯定感を育み、一人一人のもてる力を最大限に伸ばし、輝かせていきたいと思います。また、学校は、子供たちが共に学び合い、互いに思いやり、助け合いながら成長するところです。豊かな関わり合いと温かな「言葉の力」を通して、互いに心を通わせ、響き合い、高め合う学校を創っていきます。そのために、すべての教科や教育活動において、互いの考えや立場を尊重しながら、対話や話合いを通して解決する力を育んでいきます。
 本校は昨年度から二年間、練馬区教育委員会の教育課題研究指定を受け、今年度はいよいよ研究発表の年となります。研究主題「生き生きと他者と関わり合い、自分の考えを深める児童の育成〜話合いを通した主体的・対話的で深い学びの実現」のもと、全教職員が一丸となって目指す学校像の実現に迫ってまいります。
 笑顔あふれる下石神井小学校の子供たちの未来に向けて、皆様の御支援、御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

    R4 校長写真

令和7年4月1日
練馬区立下石神井小学校長
永井 美奈子