何のために学校に来るか
令和8年度の早宮小学校、児童数498名、17学級でスタートしました。
始業式で、「何のために学校に来るか」という話をしました。目的は3つあります。
第一は、「勉強して賢くなるため」です。
「学校」という字が示す通り、学校は学ぶ場所です。1年生の「ひらがな」や「たしざん」から、6年生の「歴史」や「電流」まで、子供たちは一つ一つの学びを積み重ねていきます。一人で集中する時間、相談しながら考えを深める時間など、学校でしか経験できない多様な学びを通じて、子供たちは成長していきます。気づかないほどの小さな変化でも、気が付くと大きくなっているものです。そのような、一時間一時間を大切にしてほしいと考えています。もちろん私たち教職員も、子供たちが力を付けるように毎回の授業を行ってまいります。
第二は、「友達と仲良くするため」です。
休み時間に友達と遊び、笑い、時にはぶつかります。その中で子供は「自分なりの仲良くなり方」を見つけていきます。いつも笑っていられるならばそれに越したことはありません。ですが、悲しい思いやさみしい思いをまったく知らないのも少し心配です。転んだことがないと、立ち上がり方を知る機会もないからです。様々な経験ができるよう、大人が陰で支えながら見守ることも、時には必要と考えています。
第三は、「人の役に立つため」です。
低学年では、給食や掃除などの当番活動や「配り係」などの係活動に取り組みます。学年が上がるにつれて、委員会活動など学校全体にかかわる活動に広がっていきます。毎年、6年生は入学した1年生にお世話をします。小さな1年生に「ありがとう」と言われると、6年生は何とも言えない素敵な表情をします。周りからの感謝が人を育てることをしみじみと感じます。
これら3つはそれぞれ独立したものではありません。「人と関わりながら学び、関わりの中で役に立つ喜びを知る」という、響きあう関係にあります。1年間これら3つの「何のために」を子供に問いかけていきます。本校の教育活動にご理解、ご協力を賜りますとともに、ご家庭でも折に触れて、お子様と一緒に考えていただければ幸いです。
そして本校は来年度、節目となる創立50周年を迎えます。
これまで以上にご家庭や地域の皆様のお力添えをいただく機会が増えるかと存じます。こちらにつきましてもご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
