学校長挨拶

  校長 関 祐一

校庭の桜が満開となりました。 保護者の皆様、お子様のご入学・ご進級、誠におめでとうございます。

令和6年度の豊溪小学校は、新一年生82名、全児童482名、全16学級でスタートいたします。
このたび、第37代校長として着任いたしました、関 祐一(せき ゆういち)と申します。
開校以来148年という伝統ある学校に着任できましたことを光栄に思いますとともに、その重責に
身の引き締まる思いがいたします。前任の岩崎広明校長をはじめ、多くの皆様が築き上げてきた
よき伝統を大切にしながら、よりよい学校にするために全力で取り組んで参ります。

学校教育目標は、「考える子・やさしい子・たくましい子」です。
人間尊重の精神を基盤とし、国際社会に生きる日本人としての自覚をもち、知・徳・体の調和のとれた
豊かな人間性と自ら学び行動する力を備えた個性豊かな児童の育成を目指します。
今年度は、「考える子」を重点目標として、学力向上に取り組んで参ります。

これからの時代は「VUCA(ブーカ)」と呼ばれ、予測が困難で「たった一つの正解」などは存在しないとも
言われています。このように世の中の先行きが不透明な状況ではありますが、
例えば、「自分とは異なる価値観をもつ人々と協働して、誰もが納得できる答えを導き出す力」などが必要になると考えられます。

これまでの教育をこれからの教育に相応しいものへとアップデートすることは豊溪小学校にとって重要な課題ですが、
全教職員が一丸となって、これまでの豊溪小のよさを引き継ぎながら新たな教育の実現に向けて
積極果敢にチャレンジしていきたいと思います。

結びになりましたが、保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、子どもたち一人一人の健やかな成長と幸せな未来のために
お力添えを賜りますようお願い申し上げます。