教育目標

人間尊重の精神を基調とし、自己をみがき、人や地域、自然と豊かにかかわり、基礎力、思考力、創造の知恵や実践力を備え、他者と協働して、高い志と意欲をもち、新しい時代を切り拓く資質・能力をもつ児童を育成する。

【基底とする教育目標】
誇りと自信をもって、よりよい社会の創り手となる子供
学びを深める子供
生きて働く知識・技能を習得するとともに、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等を身に付け、進んで学び続ける、友達と協力して学びを深め、探究する子供を育てる。
思いやりのある子供
社会生活の基本的なきまりや規範意識を身に付けるとともに、相手を思いやる心をもち、互いに認め合い高め合う子供、適切に判断し、行動しようとする子供を育てる。
健康な子供
体力の向上および心身の健康の保持増進を目指すとともに、安全を意識して日常生活を送ろうとする子供を育てる。

教育方針

子供一人ひとりが誇りと自信をもち、自分事で活躍できる学校を子供の姿で発信する。

ア 自分事となる子供を育てる教育・指導をする学校

「わかる、できる、つかう、つくりだす」学習指導
探究的な学びの充実:『探究開三小メソッド5』による学習を全授業で実施
 めあてを示し、1時間の学習の到達目標・取組目標であるルーブリックを子供と共に決め、ルーブリックの達成に向けた学習を子供一人ひとりが主体的にすすめられるようにする。
 ルーブリックに基づく振り返りを熟考・文章化により行い、子供一人ひとりが自己の学びを捉えることができる指導を進める。
 思考ツールを効果的活用し、探究的な学びの質的充実を図る。
 タブレットパソコンを活用した「個別最適な学び」と他者の考えを共有する「協働的な学び」を進める。
「所属感、存在感、充実感、自己肯定感、共感力を育てる」生活指導
自分に誇りと自信をもち、自分を好きになる子供、他者のよさを受け止める子供を育てるために、子供のよさを瞬時に・具体的に認め、伝え、褒める指導を行う。
「まとまって続けると強い」を基に、全ての教員が共通した内容と統一した方法で指導を行う。
「楽しく、高まる」体育・健康指導
体を動かすことの楽しさや心地よさを味わわせながら、積極的に運動に親しみ、自ら体力を高める児童が育つような教育活動を推進する。
子供一人ひとりが自身の生活を見直し、心身ともに安全に生活できる保健指導、食育指導を推進する。

イ 保護者・地域が魅力・活力・信頼を実感する、子供のために協働する学校
  ・各学年、生活科・総合的な学習の時間において、地域の「ひと・もの・こと」を全単元の活動に位置付けた指導を行い、地域に働き掛ける。
  ・地域の方から子供が話を聞く機会を設定し、子供に地域の一員としての自覚と創り手となる意識を育てる。
  ・開三小学校学校運営協議会を核として、子供たちを学校・保護者・地域が支え、育てる学校風土・地域風土を高める。
  ・開校100周年に向けて、学校・保護者・地域の学校愛・協働意識を醸成する。

ウ 教職員が力を発揮できる学校
  ・職層に応じた職務遂行を行うとともに、教員の指導力向上を図るために相互授業参観を行う。
  ・学校教育の充実のため、全員経営の意識をもち、一人一提案を実行する。
  ・子供と向き合う時間と授業研究の確保のための働き方改革を推進する。
  ・教育効果を高める適宜・的確な予算の編成、執行を行う。