III.指導内容
1.ふたばルームの教育目標
児童一人一人の実態や特性に応じて、状態の改善および調和的な発達を図るとともに、児童の自立と社会参加に必要な力を育む。
2.教育目標を達成するための基本方針
(1)「自立活動」を中心とした指導を行う。児童の実態に応じて、心身の調和的発達を図るため、個別指導と小集団指導を適宜取り入れ、指導の効果を高める。
(2)在籍学級担任や連携機関との連携を図り、児童の実態を的確に把握し、学校生活支援シートおよび個別指導計画に基づき、有効で適切な指導を行う。
(3)保護者および関係機関との協力・連携を図り、共通理解の下に目標の達成に努める。
3.指導の重点
(1)自立活動の内容6区分のうち「心理的な安定」「人間関係の形成」「コミュニケーション」「環境の把握」を中心に個別や小集団での指導を行う。
(2)教育活動全般を通して温かな人間関係を築き、情緒の安定を図る。
(3)周囲の状況や相手の気持ちを考え、適切な言動がとれるようにする。
(4)対人関係の基礎培い、言語の発達を促すことで、より良いコミュニケーション能力を育成する。
(5)日常生活や学習活動に必要な基本的態度を育成するとともに、身体感覚および運動機能の向上を図る。
4.その他の配慮事項
(1)1単位時間は45分とする。
(2)児童の実態や指導内容を考慮して指導時間を設定する。また、児童の発達状況や在籍学級での適応状態により、適宜改善する。
(3)教師相互の協力・連携を密にし、臨床発達心理士の助言を生かしながら共通理解の下、指導の充実を図る。また、指導体制の工夫や改善に努める。
5.特別支援教室巡回校
・石神井東小学校(拠点校)
・南が丘小学校
・南田中小学校
・下石神井小学校