全校朝会のお話

2学期始業式

夏休みの宿題は終わりましたか

今日から新学期、新しい二学期です。暑い中、背筋を伸ばす皆さんの姿を見ると、校長先生の背筋も伸びます。

だけど、中には夏休みにできなかったことが気になっている人もいるかもしれませんね。まだ夏休みの宿題が終わっていない、という人、いるかもしれません。先生に叱られるかもしれない、そう心配している人がいるかもしれません。安心してください。先生たちはそんなことでは叱りません。

夏休みの宿題は、それを出したから先生たちが得をする、出さなかったから先生たちが損をする、というものではありません。子供の皆さんが自分の力を自分で磨くことができるように、目標として渡したものです。全部終わっていなければ、終わらなかったというだけのことです。

なんだ、それならやった方が損じゃん、と言う人がたまにいます。そうですか。皆さんも夏休み中にオリンピックを観ましたよね。オリンピックに出ている選手の中で、練習中に血を流したり、吐いてしまったりするほどの練習をしていない人は、誰もいません。そんな練習をして、損じゃん。練習をしない人はいくらでもいるのに。金メダルを取れない選手はいっぱいいます。金メダルとれないのに、練習して損じゃん。そう思いますか。

苦労は無駄だった、と思いますか。集中して取り組むことができた人は、その分だけ、脳が鍛えられていますよ。目に見えませんが、脳の中で神経が細かく強く育っていますよ。その育ちは、皆さん自身のこれから先にずっと役に立ちますよ。苦労したことは、損ですか。

でも、中にはみんなと同じ量の宿題ができなかった人もいます。できなかったことは、もう過ぎてしまったことです。ただし、そのままにしておいてはいけません。できなかったということは、自分の中に苦手がある、ということです。先生やおうちの人のためではなく、自分のために、これからどうするか、です。

先生に応援してもらって、これから少しずつ終わらせる、と言うのも方法です。これならできる、という自分なりの勉強を代わりに頑張る、というのも方法です。担任の先生に相談してください。先生たちの仕事は、皆さんの成長を助ける、皆さんの頑張りを支えることです。叱ることではありません。

それから、夏休みに気になっていること、というこでは、友達のことや家族のこと、自分自身のことで、上手くいかなかったということがあるかもしれません。

困ったことの中には、自分だけではどうしようもないことがあります。ひとりではどうしようもない、と思い込んでしまうことも、誰かに相談すると解決の道が見えてくることがよくあります。学校には、担任の先生だけでなく、斎藤先生や蓑田先生、佐藤先生や篠田先生など、皆さんのことを一緒に考えてくださる先生方がいます。困ったときは必ず相談するのですよ。

さあ、新しい二学期の始まりです。70周年記念の行事も、学芸会も、6年生は移動教室もあります。頑張るチャンスです。自分を伸ばすチャンスです。チャレンジし、失敗し、乗り越えて、大きくなっていきましょう。