練馬区立旭丘中学校

2025/12/05 13:21 更新

12月『東京2025デフリンピックが残したレガシー』

デフ(きこえない・きこえにくい)アスリートのための国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」が11月15日(土)〜26日(水)の12日間にわたって開催されました。私も駒沢オリンピック公園総合運動場を会場とした男子ハンドボールと陸上を観戦・応援する機会を得ることができました。
 この大会の開催を通して、これまでとは異なる変化が生まれているといいます。デフアスリートの皆さんの頑張りや活躍は、自身のためだけのものではなく、誰もが暮らしやすい日常の実現の向けた社会へのメッセージでもあります。大会は閉幕しましたが、誰もが何の障壁もなくコミュニケーションを取れるような社会の実現に向けた新たな「スタート」となっていくことが確かに実感できる大会でした。

11月『秋の深まり 学びの深まり』

10月に「川越校外学習」、「合唱コンクール」、11月に「文化発表会(舞台・展示)」、「連合演劇発表会」、「八校合同文化発表会」と大きな行事が連続して開催された中、
生徒自身が「こうしたい」「こうなりたい」という想いや願いをもって主体的に取り組むときに、生徒が見せる表情や表れる感情、発揮される行動力には、私たち教員の想像を超えるものがあり、驚かされます。あふれ出し、ほとばしる、生徒の熱いエネルギーに、生徒の確かな成長と限りない可能性を感じます。
 この2学期の様々な行事や取組の中でも、たくさんの生徒のそういう姿を見ることができました。生徒の成長や変容を見たり感じたりすることができることは、教育に携わる者として、この上ない喜びであり、やりがいであり、明日の教育活動へのさらなる活力になります。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、行事が続きましたがご多用のところご参観いただき、誠にありがとうございました。さらなる生徒の成長を願い、一層の教育活動の充実に努めてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

10月『仲間とともに、学ぶ、奏でる、やり遂げる』

毎日の授業をはじめ、学校で行う一つ一つの行事や取組はどれも大切なものであり、学んだり、やり遂げたりして、それぞれの目標やねらいを果たしていきます。
その中でも2学期の一番はやはり、旭丘中三大行事である「文化発表会」です。今年度はその構成を昨年度までと変更し、合唱コンクールと文化発表会に分けて開催します。
来年度の新たな小中一貫教育校「みらい青空学園」の開校を前に、旭丘中学校の最後の合唱コンクールを最高のものにできるよう、光が丘IMAホールで開催することとしました。 音楽の授業では、すでに合唱コンクールに向けた取組が始まっています。自分たちが目指し納得できる合唱にするための道のりは、険しいかもしれませんが、仲間とともに粘り強く繰り返し練習を重ねていってください。姿を見なくても、声を聞いただけで誰か分かるほどそれぞれ違いのある声を合わせて、個性も異なる仲間とともに、自分たちだけの素敵なハーモニーを奏でてください。そのために、指揮者、伴奏者、パートリーダー、そして一人ひとりの歌い手が、自分の役割を果たしてください。もし、なかなか上達しなかったり、意見が衝突したりと、困難に直面した時は、仲間とともに力を合わせ乗り越えていってください。

保護者・地域の皆様には、会場までご足労いただくことになりますが、ご理解と多くの方々のご来場をお願い申し上げ、そして皆さんと大きな感動を共有したいと思います。

9月『成長の夏休み 今後にも生かす夏休み』

44日間の夏休みが終わりました。部活動の練習に熱心に取り組んだり大会に出場したりした生徒、校外の活動に参加したり学校生活ではなかなか体験できないことにチャレンジしたりした生徒、来春の進路選択と自己実現に向けて学習に取り組んだ生徒など、その過ごし方はそれぞれであったと思います。2学期のスタートにあたり、もし心配なことや困っていることがあるときは、家族や教職員、スクールカウンセラーや心のふれあい相談員、周りの友達など、信頼できる人に話してください。周りの人に相談しづらいときは、電話やメール、ネットで相談できる窓口もあります。いつでも悩みを聞き相談に乗ってくれる人や場所もあります。一人で抱え込まず、相談してください。
 夏休みにそれぞれが学んだことや経験したことは、これからの学校生活をより充実させることにつながったり、将来の夢や希望に向けて前進する力になったりしていくことでしょう。ぜひ、大切にして今後に生かしていってほしいと思います。 保護者の皆様・地域の皆様には、夏休み中も本校の教育活動へのご理解・ご協力をいただきありがとうございました。2学期も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

7月『経験を積み重ねる』

7月になり、学校では1学期も残すところ1ヶ月となりました。先月行われた定期考査やD組の移動教室において、毎回の毎年の経験を積み重ねることで生徒の着実な成長につながっていることが実感できています。学校ではこれまでの経験を今回に生かすこと、今回の経験を今後に生かしていくことを繰り返しながら、生徒ひとり一人のそれぞれの成長を願い、引き続き教育活動の充実に取り組んでまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

なお、8月の「学校閉庁日」が7日から19日までと予定されており、この期間は教職員の勤務はありません。電話も留守番電話対応となります。特に12日から15日は施設管理員も勤務がありません。ご理解・ご協力をお願いいたします。

6月『授業で学び、行事で学び、地域で学ぶ』

1学期も後半に入り、新たな決意や希望とともに緊張や不安も抱いてスタートした新しい学年も、約2カ月が過ぎてそれぞれの新しい教室での学校生活も落ち着いてきた様子です。旭丘中学校の5月は、全校での運動会、3年生の修学旅行、2年生の職場体験学習と、大きな行事や取組が続きました。運動会では一生懸命で真剣な生徒の気持ちが伝わり、修学旅行と職場体験学習では校外に学習の場を移して、日々の授業では得難い貴重な学習の機会となりました。当日の学習に取り組む姿、写真に残る表情、事後学習のレポートや感想からは、やり切った達成感、数々の思い出ができた満足感、同じ気持ちの仲間がそばにいる安心感、貢献でき喜んでもらえた自己有用感、また次も頑張りたいと思える自己肯定感など、緊張しつつも充実した学習や体験ができたことが伝わってきました。

今後も、これまでの学習を生かして行事や校外学習に取り組み、行事や校外学習の成果を生かして日々の授業に取り組んでまいります。保護者・地域の皆様には、日頃より本校の教育活動へのご支援ご協力を賜り誠にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

5月『意識が変われば、行動が変わる』

先月7日に始業式を、8日に入学式を行ってスタートした令和7年度も、ひと月が過ぎました。学年が一つずつ上がって、2年生は3年生になって学校の最上級生に、
1年生は2年生になって新入生を迎えて先輩に、新入生は旭丘中に入学して中学生になりました。3月から4月になり学年が上がったことによって、生徒の意識が変わり、
それが行動へと表れていくのが、目に見えて実感でき、成長へとつながっていく生徒の確かな変化を感じています。

生徒の誰もが仲良く、楽しく、充実した学校生活を送りたいという思いを大切にして、この1年の学校生活を送っていってほしいと願うとともに、
教職員全員でその気持ちをしっかりと支えていきたいと思っています。引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。