II.入室対象児

学習面ではおおむね理解できているのに、言葉の理解や表現が難しかったり、人とのかかわりが苦手だったりすることで、集団から逸脱するなどの行動が見られ、一部特別な指導を必要とする知的に発達の遅れがないお子さんが対象です。

〜例えば下記のような状況があります〜

  • 周りの音や見たもの、手順が気になって、活動が続けられないことがある。
  • 本人に悪気はないが、場や状況に合わない言葉や行動が目立つ。
  • 聞く、話す、読む、書く、計算する等のうち、特定の学習で極端に苦労している。
  • 忘れ物が多く、片づけが極端に苦手で、いつも身体や手足が動いてしまう。
  • 人の遊びに興味を示さず、一人遊びが多かったり、怒りや不満の表現が激しかったりする。
  • 緊張や不安感が強いため、言葉が上手く出なかったり、学校に行きづらくなったりする。