練馬区立大泉第一小学校
4年 ふれあい環境学習
4年生の総合的な学習の時間に、石神井清掃事務所の8名の方をお招きし、「ごみ」についての環境学習を行いました。
実際にごみ収集車も学校に来てくださり、私たちのくらしの中で出るごみが、どのように分別され、どこへ運ばれ、どのように処理されていくのかを、実物や体験を通してわかりやすく教えていただきました。
実際のごみを使って分別体験を行い、生ごみに多くの水分が含まれていることや、水をしっかり切ることの大切さなどを学びました。また、プラスチックごみについても、リサイクルマークがあるかどうかによって扱いが異なることを知り、子どもたちは驚いた様子で話を聞いていました。
クイズ形式でのレクチャーでは、「私たちが使っているごみ集積所は、誰が決めているのか?」という問いに対して、「地域の住民みんなで決めている」と聞いて、驚く声も上がりました。さらに、可燃ごみを燃やすときに出る800度の熱が、プールの加熱などに有効活用されていることや、最終的に出る灰が埋め立てられている場所にも限りがあるという現実的な課題にもふれ、真剣に話を聞く姿が見られました。
「埋め立て地は50年しか使えないこと」「まだその先のことが決まっていないこと」については、子どもたちからもたくさんの意見が出され、未来について考えるきっかけになったようです。
最後には、「リデュース・リユース・リサイクル」の3つのRの中で、一番大切なのは「ごみそのものを減らすこと(リデュース)」であるというメッセージを受け取り、子どもたちの心に強く残る学習となりました。
【できごと】 2025-07-01 12:50 up!
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