1月27日(金)献立・ポークカレーライス ・海藻サラダ ・牛乳 〔写真右〕 飴色になるまでじっくり炒めたたまねぎ(左)と小麦粉とバターで作ったカレールウです(右)。 カレーは戦後、日本人の栄養改善のために給食に出されていたそうです。昭和40年代までは、主食はほぼパンでしたが、50年代になりごはん給食が始められ、カレーライスが人気メニューとなりました。今もカレーライスは、給食の好きなメニューの上位に入っています。 1月26日(木)献立・ごはん ・ヘルシーハンバーグ ・糸寒天のごま酢和え ・白菜の味噌汁 ・牛乳 いつもの給食のハンバーグは、豚肉だけで作っていますが、今日は豚肉のほかに東京都八丈島産のムロアジを入れたハンバーグです。ムロアジは、魚のあじの仲間で、体長が40cm前後まで大きくなります。背中が青く、体側には黄金色の帯があります。「くさや」という干物の原料として有名な魚です。 1月25日(水)献立・きび入りごはん ・鮭の塩焼き ・野菜のごま和え ・すいとん ・牛乳 1月24日から30日は、「全国学校給食週間」です。戦争が終わった後、再び給食が始まったことを記念したものです。今から約120年前、山形県でお弁当を持ってこられない子どもたちにおにぎりと塩鮭、漬物を用意したのが始まりでした。今現在の給食には、ごはんやパン、麺など色々なものがあります。しかし、戦争が終わったころの給食は、炊飯器がなかったので、ほとんどパンでした。また、大きなパンでその分、おかずも少なかったそうです。 1月24日(火)献立・コッペパン ・鶏肉のケバブ ・インディアンポテト ・ハブチュチョルバス ・牛乳 今日の献立は、トルコ料理です。トルコ料理は、フランス料理、中華料理とならび、世界三大料理のひとつです。ケバブは、トルコの代表的な料理で「焼く」という意味があります。本来は羊の肉を使うことが多いのですが、給食では鶏肉で作りました。日本では、串焼きのような「シシケバブ」、積み重ねた肉を回転させながら焼く「ドネルケバブ」などが有名です。ハブチュチョルバスは、人参のスープのことです。人参の半分をミキサーにかけて、残りの半分は形を残しました。人参をたくさん使っているので、人参の甘味がきいた優しい味のスープです。 1月23日(月)献立・キムタクごはん ・にらチヂミ ・広東スープ ・牛乳 〔写真右〕 焼き上がったチヂミを切り分けています。 今日は、「キムタクごはん」です。日本の漬け物たくあんと韓国の漬け物キムチが入った混ぜご飯です。チヂミは、韓国料理のひとつです。一見、日本のお好み焼きと似ていますが、違いは生地と材料です。お好み焼きには「小麦粉」を使いますが、チジミは小麦粉だけではなく、「上新粉」も加え、モチッとした歯ごたえがあります。また、チヂミは韓国の方言のひとつで、プッチチゲとも呼ばれています。 1月20日(金)献立・ターメリックライスのホワイトソースがけ ・グリーンサラダ ・紅茶のケーキ ・牛乳 〔写真〕 焼き上がった紅茶のケーキです。(写真中) あるクラスから嬉しいメッセージをいただきました。(写真右) 今日は、1月のお誕生日給食です。デザートに紅茶のケーキを作りました。お茶を飲むという風習は中国が発祥ですが、世界で一番紅茶を飲んでいるイギリスに伝わったのは1930年代のころです。当時は紅茶ではなく、緑茶は広まり、それに砂糖やミルクをいれて飲んでいたそうです。紅茶が作られている国としては、インドやスリランカが有名です。 1月19日(木)献立・ごまときな粉の揚げパン ・カントリーサラダ ・肉団子のスープ ・牛乳 揚げパンにまぶしてあるきな粉は、大豆をひいて粉にした食べ物です。大豆は、体をつくるもとになる食べ物で、牛肉に負けないくらいの栄養があることから、「畑の肉」といわれる食べ物です。今日の揚げパンは、見た目はいつものきな粉揚げパンですが、きな粉と白ごまをまぶした揚げパンです。給食の揚げパンは、ひとつずつ給食室で揚げて、きな粉やごまをまぶして作っています。 1月18日(水)献立・ごはん ・さばのねぎ味噌焼き ・野菜の辛子醤油和え ・のっぺい汁 ・牛乳 のっぺい汁は、日本全国にある郷土料理のひとつです。お寺で余り野菜の煮物にとろみをつけ、具だくさんの汁物にしたのがはじまりだと言われています。地域によって使用する食材は違いますが、里芋や大根、人参などをだしで煮て、しょうゆと塩で味を整え、でんぷんでとろみをつけたお汁です。のっぺい汁という名前の由来は、「とろみがあってのっぺりとしている」というところからきています。のっぺい汁は、とろみがついているので冷めにくく、寒いときにはぴったりのお汁です。 1月17日(火)献立・黒砂糖パン ・ポテトのチーズ焼き ・水菜サラダ ・ジュリエンヌスープ ・牛乳 水菜は、江戸時代の本にも登場する伝統的な京都の野菜です。水と土だけで作られていたことから「水菜」と呼ばれるようになったそうです。霜にあたるとやわらかくなる冬が旬の緑黄色野菜です。京野菜を代表する青菜なので、関東では「京菜」とも呼ばれています。シャキシャキとした歯ごたえが特徴で、サラダやお鍋に使われます。鉄やカルシウムをたくさん含んでいます。今日は、もやしとコーンと一緒にサラダに使いました。 1月16日(月)献立・チリビーンズライス ・フレンチサラダ ・いよかん ・牛乳 今日の果物は、いよかんです。いよかんは、別名あなとみかんと呼ばれ、みかんとオレンジをかけ合わせたもので、皮は厚いですが、香りがとてもよくて、ジューシーです。明治時代に、山口県で発見されたことが、はじまりと言われています。現在では、主に愛媛県で生産されています。愛媛県は、昔、「伊予の国」と呼ばれていました。よって、育ちの地である伊予の国のみかんにちなんで、「いよかん」と名付けられました。 1月13日(金)献立・小豆ごはん ・いかの生姜焼き ・白菜のゆず風味和え ・けの汁 ・牛乳 明後日の1月15日は、「小正月」です。小正月には、小豆がゆを食べて、1年間病気にかからず、健康にいられるように願うという風習があります。今日は、あずきの入ったごはんを作りました。また、今日のお汁は、「けの汁」です。けの汁は、青森県の郷土料理で、小正月に食べられます。約400年前、津軽藩の兵士が敵の城を攻めていたとき、城にあったあり合わせの材料で作った食事をして戦いました。その材料がちょうど7種類であったことから、津軽の七草がゆとして、けの汁が始まったといわれています。また、名前の由来は、白いかゆにかけて食べる汁、「かゆの汁」がなまって、「けの汁」になったと言われています。 1月12日(木)献立・ごはん ・麻婆大根 ・春雨サラダ ・牛乳 今日は、いつもは豆腐ですが、旬の大根をたっぷり使った、麻婆大根です。大根は全国各地で作られていて、地域によって旬が少しずつ違いますが、冬になると甘さが増してくる野菜です。大根は、上の方、真ん中、下の方で味が違います。上の方が辛みは少なく、先の方にいくほど辛みが強くなります。 1月11日(水)献立・けんちんうどん ・竹輪の天ぷら(カレー味) ・白玉あずき ・牛乳 今日、1月11日は、「鏡開き」の日です。鏡開きとは、お正月の間、お供えしていた鏡餅を、今年もよい一年でありますようにと願いながら、木づちでたたき割り、お雑煮やお汁粉などにして食べる行事です。正月に「切る」、「割る」という言葉を嫌ったため、「開く」とい言います。今日は、そんな鏡開きにちなんで、白玉あずきを作りました。白玉あずきは、小豆と砂糖を煮込んで、あんを手作りし、白玉と和えています。 1月10日(火)献立・赤米ごはん ・松風焼き ・紅白なます ・七草汁 ・牛乳 明けましておめでとうございます。2017年度の給食が始まりました。今年も、子供たちに安全で安心、そしておいしい給食を作りたいと思います。よろしくお願いいたします。今日は、お正月献立です。日本では、昔から1月7日に、1年間病気をせず、無事に過ごせることを願って、「七草がゆ」を食べる習慣があります。七草とは、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」の7種類の野菜のことです。給食では七草すべてをそろえるのは難しいので、せり、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の入った七草汁を作りました。 |
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