1年生:聞こえの学習第2回目を実施

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<写真上>生徒は皆、耳栓をして難聴生の聞こえにくさを実体験しました。
<写真中>生徒が使用したワークシート。音楽が流れる中、耳栓をして先生の話を聞き分ける練習の答えが書いてあります。先生は1番目に「主張」、2番目に「市長」、3番目に「社長」と言ったのですが、この生徒は2番目と3番目を間違えて聞き取りました。
<写真下>「D組の書道部は17日1時に日比谷公園に集合」が答えです。耳栓をした生徒にはどう聞こえたか。解答例は、下に紹介した生徒の感想の中にあります。両端に立っているのは難聴学級の先生です。

 11月27日(金)第6校時目、聞こえの学習の第2回目が、難聴学級の先生のご指導の下、体育館で行われました。この学習のねらいは、実際に聞こえにくさを体験し、聴覚障害への理解を深めることです。
 授業後に書いた生徒の感想をいくつかご紹介します。
●耳栓をしたとき音がこもって、自分の息の音などがはっきり聞こえるようになって、少し怖かったです。そして、周りの声が聞こえない恐怖でとてもドキドキしました。聞き取りで何をしゃべっているのかよく分からなくて、自分の知っている言葉に変換してしまうので、難聴生はとてもすごいな、と思いました。
●耳が聞こえにくいと、似た言葉に変換して聞いてしまうことを初めて知った。
●難聴の人は、周りの声が聞こえないで自分から声を出すのは勇気がいると思いました。ある難聴生がいてその人は体育係で、準備体操を大きな声を出してやります。私だったら恥ずかしくてできない、と思いました。
●耳栓をつけて、どう聞こえるのかをやった。「B組のナイジェリアは11日土曜日に集合」、と聞こえた。すごく聞き取りにくいことが分かった。

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