スケアード・ストレイト〜交通事故を無くすため〜

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キュー―、ガッシャン、ドーン!

車の急ブレーキ音に、自転車、通行人とぶつかった音。
3つの大きな音が校庭に響きます。

衝撃的なシーンに、驚いた表情を見せる生徒たち。

本日午後、晴天。全校生徒が参加して、スケアード・ストレイト(scared straight)方式による交通安全教室が行われました。

スケアード・ストレイト(scared straight)とは、「恐怖を直視させる」という意味。スタントマンが目の前で交通事故を再現することで、交通事故の衝撃や怖さを実感させ、交通ルールの必要性を考える機会を与えること。

25年前に中学生だった私。その当時にもこのような体験はありました。こんな呼び方になったんですね。冒頭は、本日の体験のワンシーン。普段はドラマなどで活躍しているスタントマンの方々が、迫真の演技で、交通事故の再現をしてくださっています。

・手放し運転
・ヘッドフォンを付けたままの運転
・2人乗り運転
・車道の右側を逆走運転
・スマホのながら運転
・傘さし、片手運転【写真下】

など、日常で起こりうる事故再現を見せてくれます。

実際に代表生徒1人が前に出て、「ヘッドフォンで音楽を聴いていると、どれくらいの距離まで、迫ってくる車に気付かないか」とういう体験をしました。【写真上】

「車が迫ってくることに気付かないで、怖かったです。」(生徒)

最後に、

「自転車に乗っている人が、加害者になることもあります。高齢の方にぶつかって、その方が寝たきりになって、1億円損害賠償を求められた例もあります。自転車用の保険に入っておきましょう。」とスタントマンの会社の方が話されていました。

「私も事故を起こさないために、ヘルメットを着けて運転したり、ブレーキを点検したりを日常的にやっていきたいです。」(生徒の感想より)

生徒たちの交通安全への意識が高まってきていました。
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