2年生:道徳でネットを使ったいじめについて考える

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 今週の道徳の時間は、ネットを使ったいじめについて考える授業を実践しました。今回は3枚の写真を使ってその様子をご紹介します。

(写真上)最初に、警備会社のセコムが作ったスライドを使って、「ネットの世界の怖さ」について学びました。

1.文字(絵文字)だけのコミュニケーション‥メールでは気持ちが正しく伝わらない
2.匿名性:名前を言わずに書き込める‥無責任、攻撃的になる、知らずに加害者や被害者になる
3.ネット世界の悪人は情報の世界のプロ‥悪人は悪意をもったプロの犯罪者

 安全や警備を請け負う会社が作成したものだけに、説得力があります。
 特に中学生がよく使うSNSは、「犯罪」「いじめ」「依存」の3つの点で問題点があることが指摘されました。

(写真中)次に、ETV(NHK教育テレビジョン)の番組「いじめをノックアウト」のビデオを見て、SNSが原因でいじめの始まる事例が紹介されました。SNSをやめる、または友人からの返事を怠ると「仲間外れになる」「情報から取り残される」などの理由からSNSへの依存が高まることなどが紹介されました。

(写真下)ビデオの後半、ある課題が出されました。

 ある集合写真がSNSに載せられ、写真の中の一人がそっぽを見ているところから「彼はどこを向いている」、とのやり取りがSNSで始まり、「いじり」から「いじめ」に発展しかねない状況になった時、あなたならどんな返事を書いてその流れを変えるか、という課題です。

 SNS上で起きそうな、仲間同士の「いじり」から「いじめ」に発展させない方法が具体的に話し合われました。写真は一人一人の意見がカードに書かれ、表にまとめられたものがスクリーンに映し出された様子です。


 授業後の感想には、「みんなのノリにのまれて考えずにコメント送らずに、1回考えてから送りたい」「SNSでの言葉には責任があり、最悪の場合まで予測して打てるとよいと思った」「写真を送るときは相手がどう思うかを考える」等の声が寄せられました。文字通り、みんなで「いじめをノックアウト」できると素晴らしいです。
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