体育祭を終えて前の晩から続く、どしゃぶりの雨。校庭には大きな池ができていました。このような状況で、誰しもが今日の実施は難しいだろうと思っていました。今日できなければ、予備日である水曜日の実施となります。しかし、その水曜日も雨予報…。予備日もできなければ、体育祭は中止(もしくは学年ごとの実施)となります。何が最善なのか、全員が悩み、考えました。最終的には、中止だけは避けたいことを一番と決断し、短縮バージョンの実施を目指し、学校全体で協力し(保護者の方も手伝ってくれました)、決行することができました。 慌ただしい実施となりましたが、さすが開三中生。気持ちの切り替え、行動の切り替えが早く、全力で取り組む姿勢は本当に素敵でした。プログラム1番のラジオ体操では、全員の動きがそろい、指先まで美しい演技を披露し、素晴らしいスタートとなりました。(ラジオ体操は授業でも美しいとよくほめていましたね♪) 体育祭を終えた今、どんな気持ちでいますか?勝敗にこだわるからこそ、嬉しい気持ちや、悔しい気持ちが生まれてきます。練習では、うまくいかずに重い雰囲気になったり、強い言葉でぶつかったりする場面もありました。「文句ではなく意見を言おう。前向きに話し合いをしよう。頑張りたい気持ちはみんな同じなのだから、言い合いで終わるのはもったいないよ。」そんなことを伝えたクラスもあります。運動が苦手な人も、得意な人も、当日うまくいった人も、うまくいかなかった人も、この行事から何か一つでも感じ、学べることがあったら嬉しいです。競技中や閉会式の表彰時に、自分のクラスだけでなく、他のクラスにも温かい拍手を送っている姿がとても印象的でした。これからも学校生活は続きます。体育祭で得られたことを、ぜひ次のステップへと生かしてください。一緒に成長していきましょう!! |
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