12月15日(木)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・高野豆腐のそぼろごはん ・大根ときゅうりのおかか和え ・かきたま汁 ・牛乳 〔写真右〕 溶き卵をいれて、かきたま汁を仕上げています。 高野豆腐は、正式には「凍り豆腐」と呼ばれています。名前のとおり、豆腐を凍らせて、乾燥させたものです。冬に豆腐を外に置いたままにしていて、偶然に作り方が発見されたそうです。乾燥したままでは食べられないので、水で戻し、だし汁で煮るなどして味をつけて食べます。和歌山県にある高野山の名物だったことから、高野豆腐といわれるようになったそうです。 12月14日(水)献立![]() ![]() ・ごはん ・鮭の塩焼き ・切り干し大根の炒め煮 ・野菜の味噌汁 ・牛乳 切り干し大根は、煮たり、あえ物に使ったり、給食にはよくでてきます。大根を保存食として考えられたのが切り干し大根です。太陽の光に当てて干した大根を細く切って、切り干し大根ができます。切り干し大根には、おなかの調子を整えてくれる食物繊維が多く含まれています。また、太陽に当てて、干すことにより、栄養価が増し、生の大根よりもカルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、鉄分が多くなっています。 12月13日(火)献立![]() ![]() ・ハニートースト ・マカロニサラダ ・冬野菜のポトフ ・牛乳 ポトフは、フランスの家庭料理のひとつです。昔、フランスの農家の人たちが、土鍋に材料と水を入れて火のそばに置き、仕事に出かけ、帰ってきたときにちょうど出来上がっていたというのがポトフのはじまりなのだそうです。「ポ」は鍋、「フー」は火、つまり、ポトフとはフランス語で「火にかけた鍋」という意味があります。今日のポトフは、にんじん、かぶ、ブロッコリー、白菜などの冬野菜がたくさん入っています。冬野菜には、風邪を予防するためのビタミンが豊富に含まれています。 12月12日(月)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・ごはん ・手作りふりかけ ・千草和え ・じゃがいもと厚揚げの煮物 ・牛乳 〔写真右〕 かつお節と調味料を水分がとぶまで炒めた手作りのふりかけです。 じゃがいもは最初は食べ物としてではなく、花を楽しむために作られていましたそうです。じゃがいものふるさとは南アメリカのアンデス山地で、古代インカ帝国の人たちが栽培したのが始まりといわれています。それから、ヨーロッパに伝わりますが、最初は、花を楽しむために使われていました。その後、食べるために作られるようになり、今では色々な料理に使われています。 12月9日(金)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・チキンドリア ・ジュリエンヌスープ ・みかん ・牛乳 〔写真右〕 調理さんにごはん→ホワイトルゥ→チーズの順番に盛りつけて作っていただきました。 今日は、給食ではじめて登場する「チキンドリア」です。ドリアは、日本で生まれた料理です。横浜のホテルの料理人が1925年に作ったのがはじまりと言われています。今日は、ターメリックライスを炊き、鶏肉と野菜が入ったホワイトソースをかけ、さらに上からチーズをかけて焼きました。フランス語で千切りという意味のジュリエンヌスープと一緒にいただきました。 12月8日(木)献立![]() ![]() ・親子丼 ・キャベツとじゃがいもの味噌汁 ・牛乳 キャベツは一年中食べることができますが、寒くなってくるとおいしい野菜のひとつです。冬に収穫されるキャベツは、葉がかたく、一枚ずつきつく巻かれているのが特徴です。今日の味噌汁に入っているキャベツは、練馬区で収穫されたキャベツを使っています。この季節になると練馬区でもたくさんのキャベツが収穫されています。 12月7日(水)献立![]() ![]() ・ガーリックトースト ・ツナサラダ ・コーンクリームスープ ・牛乳 ガーリックは、日本語でいうとにんにくのことです。一年中食べられているにんにくですが、旬は5月から6月です。にんにくは古代エジプト時代から食べられていたと言われるほど、古くからある食材です。エジプトのピラミッドを建設した労働者たちが、疲れをとるために食べていたといわれ、疲労回復に強い効果があります。独特の強いにおいがありますが、このにおいの元は「アリシン」という成分です。にんにくは、青森県で一番多く生産されおり、その生産量は7割以上です。 12月6日(火)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・ごはん ・さばの味噌煮 ・野菜の生姜醤油和え ・白菜のけんちん汁 ・牛乳 〔写真右〕 約2時間半煮込みました。 さばの体の背中側には、青色のまだら模様があり、お腹側は白くなっています。これはさばが海の表面近くを泳ぐために、自分を守る保護色になっているからです。寒い季節のさばは、脂がのっていて、とてもおいしいです。今日は、そんなさばを使って、さばの味噌煮を作りました。約650切れ、全校分の魚の切り身を、大きな鍋に入れて、じっくり煮込んで作りました。みその他に、昆布やしょうがを入れて、味がよくしみこむまで煮込みました。 12月5日(月)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・練馬スパゲティ ・じゃがいものハニーサラダ ・牛乳 〔写真右〕 練馬大根について掲示した資料です。 今日は、練馬区で作られた「練馬大根」を使った給食の日です。練馬区にある全ての小・中学校で、練馬大根を使って給食がつくられています。練馬大根は、細長いのが特徴です。青首大根に比べて、長く育てるために手間がかかり、抜く時にも折れやすくて大変なので、練馬大根を作る農家の人がどんどん少なくなっていました。しかし、「練馬」の名前がついた大根を復活させたいと農家の人たちの協力で、また少しずつ作られるようになってきたそうです。 12月2日(金)献立![]() ![]() ・ごはん ・白身魚の南蛮漬け ・野菜のごま和え ・あおさの味噌汁 ・牛乳 今日の魚は、たらです。たらは、白身のあっさりした味の魚です。お腹いっぱい食べることを「たらふく食べる」といいますが、これは、たらのお腹がいつもふくらんでいることからでたたとえです。南蛮漬けは、油で揚げた魚などを、刻んだねぎや唐辛子を入れた、お酢などの調味料に漬け込んだ料理です。日本では、江戸時代の頃、スペインやポルトガル、オランダなどのことを南蛮と呼んでいました。南蛮から伝わった料理という意味で、南蛮漬けとよばれるようになりました。 12月1日(木)献立![]() ![]() ・中華丼 ・大豆入り中華サラダ ・牛乳 中華丼は、中華料理の一つで、豚肉、いか、たくさんの野菜を炒め、中華風の味付けをしたものをごはんの上にかけて食べます。海、山、畑の食品がいっぱい入り、栄養バランスもよく、ボリュームたっぷりで、スタミナのつくどんぶりです。中華丼は、東京の中華料理店で、お客さんから、「八宝菜をご飯の上にのせてほしい」と頼まれて作ったのが始まりといわれています。 11月30日(土)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・チリビーンズドッグ ・クリームシチュー ・りんご ・牛乳 〔写真右〕 中の具をコッペパンにひとつずつはさんでいます。 今日の果物は、りんごです。りんごは、人類が食べた最も古い果物と言われているそうで、起源はおよそ8000年前といわれています。日本でりんごの生産量が一番多い県は、青森県です。今日のりんごも青森県産です。外国では、「1日1個のりんごを食べると医者がいらない」といわれているほど、栄養価が高い果物です。 11月29日(火)献立![]() ![]() ・ごはん ・いなだの照り焼き ・おひたし ・さつま汁 ・牛乳 今日は、さつま汁です。さつま汁は、九州の鹿児島の郷土料理です。今の鹿児島県あたりを、昔は薩摩藩と呼んでいました。薩摩藩で育った「薩摩鶏」を骨ごと煮込んで、具だくさんの汁ものにしたのが、さつま汁のはじまりです。さつまいもは、ビタミンCがたくさん含まれており、さつまいも1本に、夏みかん1個と同じぐらいのビタミンCがふくまれています。 11月26日(土)献立![]() ![]() ・チキンときのこのカレーライス ・アップルドレッシングのサラダ ・牛乳 今日は、カレーライスです。カレーを作るときにカレー粉を使います。このカレー粉は、食欲をそそる香りのコリアンダーやクミン、舌を刺激するからさをもつ唐辛子やマスタード、カレーの色のもとになるターメリック、他にもにんにくやしょうが、シナモンなど12から20種類ものスパイスを合わせたものです。イギリスでこのスパイスをあわせたカレー粉をビンや缶につめて売るようになり、日本には明治時代はじめにイギリスから伝わり、だんだん広まっていったそうです。今日のカレーライスには、秋が旬のきのこも入っています。 11月25日(金)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・ごはん ・あじのさんが焼き ・切り干し大根と胡瓜のごま酢和え ・もやしの味噌汁 ・牛乳 今日のおかずのあじのさんが焼きは千葉県の郷土料理です。さんが焼きとは、いわしやあじなどの新鮮な魚を三枚におろして包丁で細かくたたいて、味噌で味付けをした「なめろう」という料理に野菜を加えて焼いたものです。山に仕事に行く時、あわびの殻に漁師料理のなめろうとごはん入れて持っていき、山の家で焼いて食べたので、「山家焼き」と呼ばれるようになったと言われています。 11月24日(木)献立![]() ![]() ・ごはん ・手作りわかめのふりかけ ・ナムル ・韓国風肉じゃが ・みかん ・牛乳 肉じゃがを考え出したのは、明治時代の兵士、東郷平八郎だといわれています。彼は、イギリスに勉強しに行った時、食べたビーフシチューの味が忘れられず、部下に命じて料理を作らせました。しかし、その頃日本には、シチューに使うバターやワインがなかったので、代わりに、砂糖やしょう油を使って料理を作ったところ、肉じゃがのような料理が出来上がりました。今日は韓国風ということで、豚骨でとったスープで煮て、コチュジャン、ごま油をいれて仕上げています。 11月22日(火)献立![]() ![]() ![]() ![]() ・ミルクパン ・きのこのグラタン ・ピクルス ・キャベツとコーンのスープ ・牛乳 今日のグラタンには、しめじ、マッシュルーム、エリンギの3種類のきのこが入っています。しめじは、大きな輪をかいたように発生して、地面を占めるほどたくさんはえることから、しめじと言われるようになったそうです。また、日本では約1000以上もの種類があり、そのうち400〜500種類が食べられます。 11月21日(月)献立![]() ![]() ・ごはん ・さばのゆず味噌焼き ・彩りきんぴら ・野菜椀 ・牛乳 「きんぴら」という言葉は、江戸時代の浄瑠璃と呼ばれるお芝居に出てくる主人公のさかたのきんぴらの名前に由来しています。このきんぴらのお父さんは、まさかりかついで熊にまたがり...という歌にある金太郎さんです。きんぴらは、金太郎の息子ということで、とても強くて、勇ましいといわれていました。ごぼうは、歯ごたえがあり、体を元気にしてくれる食べ物です。そこで、きんぴらの強さと同じぐらいというところから、きんぴらごぼうという名前の料理ができました。今日はごぼうの他にも、れんこんやピーマンをいれたきんぴらを作りました。 展覧会ギャラリー 6![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 展覧会ギャラリー 5![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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