6月1日(木)・牛乳・じてんしゃ飯・具雑煮(ぐぞうに)・つぶつぶみかんゼリー 「長崎開港記念日献立」 「じてんしゃ飯」…この料理が出来た当時は自転車が一番速い乗り物で、その自転車よりも速く出来上がることからこの名前が付いたと言われています。 本来の「じてんしゃ飯」は煮干しが入っていますが、今日は給食用に「ちりめんじゃこ」にしました。 「具雑煮」…具雑煮は長崎県の島原半島でお正月などに食べられる雑煮のことです。今から370年ほど前、島原地方は天候が悪く作物がとれませんでした。でも、殿様による年貢の取り立ては厳しくその上幕府によるキリスト教の取り締まりも強く行われました。そのため島原地方のキリスト教徒は一揆をおこしました。これが島原の乱です。一揆の総大将だった天草四郎がキリスト教徒達とともに原城に立てこもった際、農民たちの餅を食糧として貯えさせ、山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、その雑煮で栄養をとりながら3ヶ月戦ったと言われています。これが具雑煮の始まりです。 |
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