5月27日(月)3年生振替休日。1、2年生はいつも通りです。

合唱コンクール作文(3年生)

 合唱コンクールから、3週間が経とうとしていますが、3年生の学年だよりでも紹介されている作文を改めて紹介いたします。

「私たちの虹」三年C組 平岡 結衣
 最後の一画。一枚目が納得いかなかったからと言ってやり直した二枚目。紙から筆を離したとき、私の心の中には、きっと勝てるという希望の虹が架かりました。石坂先生にプログラムをお願いされたときはすごく嬉しかったです。私は、クラス全員の自信を自由曲の「虹」という文字に込めました。クラスを代表して「虹」を書いたことは、絶対に勝ちたいという私の思いを一層強くさせました。
 練習では、重ねていくうちにだんだん上達していき、一体感が生まれました。気になるところや改善点があれば全員が積極的に意見を出し合いました。そして修正を重ねて、自分たちの納得のいく完成形を目指しました。
 前日の練習では、最高の仕上がりで、歌っていた自分自身もびっくりしたほどでした。最後に先生も含め、クラス全員で円陣を組みました。明日は勝てる。これはおそらくクラス全員が確信したことでしょう。
 当日、もうすぐ私たちの番だというのに私は全然緊張していませんでした。絶対勝てるという自信しかなかったからです。プログラムがめくられました。「虹」が現れました。そして舞台に上がり、私たちの合唱は始まりました。自由曲の終盤では、ソロの人たちが、美しいメロディーを会場内に響かせてくれました。おかげで私は、最後まで楽しく歌うことができました。審査結果まで私は、最後まで勝つこと以外考えませんでした。
 いよいよ審査結果の発表です。会場には緊張が漂いました。一年生、二年生と発表されていき、次は三年生です。三年生の審査結果が発表された瞬間、私たちの後方から喜びの声が聞こえてきました。C組は惜しくも金賞には届きませんでした。自信があった分、負けたときは悔しかったです。けれど、私はクラスで素敵な合唱をすることができて、嬉しい気持ちもありました。この二つが混ざり合って少し複雑な気持ちでした。しかし、クラス全員で一つのことに全力を注ぎ、一つになれたことはかけがけのない青春だと思えます。このことは一生の思い出であると思うし、一生忘れたくありません。
 今、私の心の中には虹が架かっています。この虹は希望の虹で、これがあれば何だって頑張れるような気がします。最後の学校行事を終え、私たち三年生は受験一色になっていくと思いますが、逃げたい時、やめたい時、辛い時はこの虹を思い出して、自分の夢を全力で追いかけたいと思います。
 今回の合唱コンクールを引っ張ってくれた文化行事委員、私たちの合唱を作り上げてくれた指揮者、素敵な伴奏をしてくれた伴奏者、ものすごく緊張したと思います。ソロパートの三人、そして思い出の一ページを書き上げてくれた三年C組のみんなへ。本当に楽しかったです。本当に嬉しかったです。だけど本当に悔しかったです。みんなもそうだと思います。しかし、今回の経験を通して私たちはクラスとして成長できたと思っています。卒業まであと半年です。時の流れは本当に早いです。私は三年C組で過ごす一分一秒を今まで以上に大切にしていきたいと思っています。半年後、三年C組全員が笑顔で卒業できる日を願って。
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