練馬区立中村中学校

2024/04/26 12:20 更新

指導の重点

各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動

ア 各教科

  1. 学力向上に向けて、わかりやすい授業を展開し、基礎・基本の確実な定着を図る活動を行う。学力調査の結果を踏まえて授業改善推進プランを作成し、指導内容や指導法の工夫、評価方法の工夫改善を推進する。教員間の相互研修を行い、授業力の向上に努める。
  2. 各教科とも、学年間での繰り返しの指導や記録、説明、批評、論述、討論などの言語活動の充実を図る。
  3. 指導方法工夫改善加配がある理科と数学では、TTを活用した授業および少人数の学習集団を編成した授業、習熟の程度に応じた指導による個に応じた指導を行うことにより理数教育の充実を図る。
  4. 授業時数の確認を適正に行い、進度を確認しながら進める。生徒、保護者には学習指導計画および評価計画を明確に示し、計画に則った適正な評価・評定を行う。
  5. 長期休業前の三者面談や夏季休業中の学力補充教室・学習教室等を利用し、二学期制の利点である学びの連続性を確保し、確かな学力の定着と向上を図る。学力向上支援講師やALTも活用し、放課後や長期休業中の学力補充教室を開催する。
  6. 学校図書館を整備し、読書活動を推進し、各教科等において有効活用できるようにする。電子黒板や実物投影機等のICT機器を使用した授業について研修を深める。

イ 道徳

道徳教育推進教師を中心に、道徳の授業を要として各教科やボランティア活動を含めた体験的活動等の学校教育活動全体を通して、よりよい生き方を求めて主体的に行動できる道徳的実践力を育成する。

  1. 人権尊重の精神を基調に、人権教育プログラムを活用し、自他の生命を尊重する心・思いやりと感謝の心を育成する。
  2. 道徳の時間では副教材や心のノート等を活用して心の教育の充実を図り、道徳的判断力や実践力を養う。
  3. 道徳授業地区公開講座を充実させることによって、個々の教師の指導力を向上させ、教師と生徒、生徒相互の心の交流を大切にし、道徳性を高める。

ウ 総合的な学習の時間

  1. 校外体験学習、修学旅行に関連して、「地域、伝統・文化」について課題を設定し、設定した課題に対して調査し、まとめ、発表させる。また、創造的に取り組む態度を育て、課題解決能力を身に付けさせる。
  2. 合唱コンクールに向けた取組において、大学との連携により外部指導員を招いて専門的指導を行い、自己表現力を育成する。
  3. 地域の事業所、福祉施設、小学校等との連携を図り、「職場体験」「ボランティア体験」を行う。これらのことを通して望ましい勤労観や職業観を育成する。

エ 特別活動

様々な集団活動や体験活動の実践を通して、豊かな生活を築き社会に積極的に参画する力を育成する。また、生徒の「自己有用感」、「共感的人間づくり」、「可能性の開花」をサポートする。

  1. 学級活動の話し合いの中で言語活動を活性化させ、コミュニケーション力を高める。また、望ましい人間関係を形成するとともに、意見を出し合って集団決定する力、会議を進行する力等を身に付けさせる。
  2. 生徒会活動や学校行事を通して、生徒一人一人に目標をもたせ、自主的、実践的態度を身に付けさせる。