海外派遣〜オーストラリア5

 5つの高校にに分かれて通っていた派遣生68名とそのホストファミリー、お世話になった先生方、クイーンズランド州教育省の方々、その他、練馬区立中学校海外派遣を支えてくださっているたくさんの方々がイプスウィッチ高校に集まり、「さよならパーティ」が行われました。

 ステージでは、日本の学校生活の紹介、柔道・剣道・手妻(日本の伝統的な手品)のパフォーマンスを行いました。
 ステージの最後に、感謝の気持ちを込めて派遣生全員で「南中ソーラン節」を踊りました。生徒達の掛け声が、会場中に響き渡り、一瞬にして会場の空気が変わり、見ている人を巻き込んでいったのが印象的でした。

 ステージの後には、10のブースに分かれて日本文化を紹介・体験してもらうワークショップを行いました。書道では、お手本を書いてあげて、来た方に実際に筆と墨で文字を書いてもらったり、また、リクエストに答えて文字を書いてあげたりしていました。(3枚目)

 日本の文化や武道に興味をもっているオーストラリアの人たちはとても多く、「本物」を披露するステージはたくさんの拍手をもらい、「本物」を体験してもらうワークショップも大盛況でした。

 日本にいると普段はあまり意識しないことですが、ひとたび日本の外に出てみると、「日本人」「日本から来た学生」として見られ、言葉や文化、生活や学校、歴史や政治のこと…様々なことを尋ねられます。
 一週間のホームステイや学校生活、また、「さよならパーティ」を通じて、日本大使・練馬大使として、たくさんの発信をすることができました。

 伝えたいのに伝え切れないもどかしさや悔しさは、これからの学習へのエネルギーにしてくれると信じています。


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