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4月16日(木)

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 先日、学校のあおぞら農園に、3年生の先生達がキャベツの苗を植え付けました。(毎年、隣の畑の吉田さんから苗を分けていただいています。)
 生活科の学習? ではなく、3年生から始まる「理科」の学習のための準備です。3年生のみなさんは、理科の教科書を開いてみましょう。1学期に学習する内容として、「こん虫の育ち方」が載っています。モンシロチョウやアゲハチョウの卵を見つけて、どのように変化していくのかを実際に育てながら学んでいきます。
 本来ならば、キャベツ畑にモンシロチョウが卵を産み付けにきている様子から観察させたいものです。不思議なことに、モンシロチョウはキャベツの苗が植えてある場所が分かっていて、卵を産もうとキャベツの葉をめがけて飛んできます。(写真上・中)練馬区は、23区の中でも最も畑の面積が広く、大根とともにキャベツの栽培が盛んです。地域のキャベツ畑に行けば、モンシロチョウが飛んでいる姿に出会えるかもしれません。
 モンシロチョウは、キャベツの葉のどこに、どのようにして卵を産むのでしょうか? これも観察していると、いろいろなことに気がつくはずです。キャベツの苗にとまったモンシロチョウは、おしりを葉に当てながら一つずつ卵を産み付けていきます。ちゃんとキャベツの葉の裏側に、そして卵と卵の間隔は広くとって産み付けます。なぜでしょうか・・・考えてみてください。(写真下)卵は、クリーム色で細長い形をしています。写真下の左側に私の人差し指が写っているので、卵がどれだけ小さなものか分かると思います。そして、写真右側の少し離れたところにも卵が産みつけられているのが分かります。
 5月に学習が始まる頃は、すでに卵から幼虫になり、キャベツの葉は穴だらけになっているでしょう。今日、卵を産むために飛んできたモンシロチョウは、さなぎの状態で越冬した親です。苗の間を行ったり来たりしながら、時折地面に降りてじっとしていました。卵を産み付ける体力が、そろそろ限界にきていたのでしょう。・・・最後の力を振り絞ってまた飛び立っていきました。

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