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4月22日(水)

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 田柄小には、イチョウの木が1本しかありません。正門を入った右側(以前、開放の入口だった玄関前)の植え込みにあります。3年前までは、現在の東門側にもう1本ありましたが、バスケットコートを新設するにあたって撤去しています。
 全ての木々に新緑が出てくる時期です。イチョウの木からも若葉がぐんぐんと出始めています。枝先から伸びてきている葉っぱの一枚一枚をよく見ると、小さいながらもちゃんと「イチョウの葉」の形をしていることが分かります。まるで、赤ちゃんの手のように・・・(写真上)
 イチョウの木は、植物分類学の上で、とても貴重な種類に属しています。約2億年前の中生代ジェラ紀に栄え、現在まで種を絶やさずに続く歴史の古い木と言われているからです。その仲間の多くは、恐竜と共に氷河期に絶滅していて、現在イチョウ科の木は、現存するものしかないそうです。そのため、イチョウはメタセコイアと共に「生きた化石植物」と呼ばれています。
 プール脇の鉄棒付近に、ブルーベーリーの苗が何本か植えてあります。大人の背丈ほど大きく成長したものもあります。(写真中)ブルーベーリーは、夏に果実ができ、全国各地のブルーベーリー園では、よく摘み取り体験が行われています。
 花は、ちょうど今頃咲き始めます。ドウダンツツジやスズランのように、釣り鐘状の形をした白い小さな花をつけます。よく見ると、アリが何匹か花に寄ってきていました。地面から1.5mほどもある場所に、よくブルーベーリーの花が咲いていることが分かったものです。時々釣り鐘状の花の中に入り込んでいました。(写真下)
 こうして虫が来ることで、受粉して実ができる・・・と思うでしょうが、ブルーベーリーの場合はちょっと違います。ブルーベーリーは、自分自身の花粉では受粉しにくい傾向があります。したがって、違う品種を近くに植え付けてあげなければ実がつきません。ブルーベーリー農家では、別の品種の花粉を採取し、人の手で受粉作業を行うようにしています。
 田柄小のブルーベーリーは、夏に実ができたとしてもあまり目にすることはありません。愛宕神社に住む鳥たちがいつも見張っていて、真っ先に収穫にやって来るからです。

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