食育推進研修会!先生たちも勉強しています

9月27日(木)午後、食育推進研修会が本校体育館で開かれました。第一部は研究授業、第2部は研究協議会、第3部は宍戸鈴子先生(元東京都小学校食育研究会会長、西東京市教育委員会教育アドバイザー)からの指導・講評。練馬区内の小中学校の食育推進リーダーを中心に100人近くの担当者がお見えになりました。
 本校が大きくかかわったのは、研究授業を本校で行ったことです。授業の形式は本校の保健体育担当の教師と栄養士の先生が2人(2人とも20歳代の若い先生です)で教えるティームティーチング。対象生徒は3年生男子43名。保健体育科の単元の「健康な生活と疾病の予防」の中の「生活行動・生活習慣と健康(全5時間)」の第1時間目として『食生活と健康』の授業は行われました。授業では、1:プロジェクターを使ったり資料を使ったりして2人の先生の説明を聞きいて理解する場面、2:栄養バランスのとれた夕食を6人ずつのグループに分かれて考える場面、3:グループの発表し、そしてほかのグループの発表を聞いて学習する場面、4:先生からのまとめの話を聞く場面で構成されていました。
 生徒も、参観している先生方も盛り上がる、非常に見どころのある授業になりました。生徒は食べ盛りの3年生男子生徒。エビピラフ、御飯を2杯食べる、など種類、量が多いながらも栄養バランス考えた夕食が発表されました。
 授業後、生徒たちからは「自分が栄養バランスが良い食事だと思っていても違うことがあることを知った。今日習った食事バランスガイドを上手く使って食選択ができたらいいと思った。」「栄養士の先生がその日の栄養バランスがあまり良くなくても、それ以外の日でバランスを補っていけばよい、と言っていたのでそうやっていきたい。」等の感想が寄せられました。
 研究協議会や講評では、「女子生徒が授業の対象者だったら女子は食が細いのでこういう展開にはならなかっただろう」「選択肢をコンビニエンスストアで買える食事にすれば、もっと選び易かったのではないか」、などの意見が出されました。先生も生徒もみんな良い勉強になりました。
 講師の宍戸先生をはじめ、集まった先生方、そして授業を行った2人の先生や3年生男子の生徒たち、ありがとうございました。
<写真上>授業で使われた「食事バランスガイド」のパワーポイントの資料
<写真中>グループ学習を行う生徒とそれを参観する先生たち
<写真下>実物投影機で自分のグループで考えた夕食をスクリーンに映し、発表する生徒。手前は発表を聞く生徒と授業を参観している先生たち
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