1年生職業講話「同窓生の話を聞く会」1/271年生を対象とした本校の同窓生による職業講話が実施されました。講話を頂いたのは平成17年度の貫井中学校の卒業生で、現在警察官を務めているAさんです。 Aさんが警察官を目指したきっかけが大変ユニークでした。 実は高校時代の部活動(バレーボール)の帰り道に自転車を押していたところ警察官に呼び止められ、「遅いので気を付けて帰ってね」と話しかけられたそうです。その会話の中で高校卒業後の進路について尋ねられ、「良かったら警察官になってみない」と言われた事がきっかけだったのです。大変不思議な運命です。 講話の中では、高校卒業後に警察学校に入学し、10ヶ月間の厳しい訓練を受けて警察官になったこと。交通課勤務での苦労話。広報課に配属となって警察音楽隊に入り、東日本大震災後の被災地を訪問して演奏し、感謝されたこと。さらには留置場課に配属となり緊迫した中での勤務のようすなどもお話しいただきました。その後生徒たちの質問に答えてもらいました。いくつかを紹介します。 Q 警察官として気をつけていること A 犯罪を未然に防ぐためにも、自ら隙を見せないよう注意して油断しないようにしている。 Q 警察官になるための資格 A 資格は特になく、採用試験に合格すれば良い Q 警察官になって良かったこと A 批判されることもあるが、「お疲れ様」や「ありがとう」と言われたときが良かった 他にもいろいろとお話しいただきました。 Aさんが1年生のために熱心に自らの経験を語ってくださり、お陰様で、1年生たちにとって働くことの意義をしっかりと学ぶことができた有意義な機会となりました。 |
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