ご挨拶
校長 関口 一也
開校50周年の節目を迎えました。
昭和の後半から平成、そして令和へと続く歴史は、常に保護者、地域の皆様とともにありました。今も語り継がれる「サンマの炭火焼」、「ビオトープの造成」、「稲づくり」。登校時の安全に関する見守り体制の構築もその系譜の上にあります。こうした潤いのある学校生活をサポートしてくださる方々の思いに支えられ、富士見台小学校は発展を遂げてきました。
変化の大きな時代、先を見通しづらい状況にありますが、富士見台の伝統=保護者、地域とともに子供を育てることを大切にし、人格形成の基礎を築く、教育の営みにこれからもしっかりと取り組んでまいります。
目指す学校像は、以下のとおりです。
・ 一人一人に居場所(安心)と出番(成長の実感、自己有要感)のある学校
・ 心通い合う、児童の笑顔あふれる学校
・ 清潔で、落ち着きのある美しい学校
・ 保護者や地域と連携する開かれた学校
今年度、重点と位置付けることは、道徳教育の推進です。正しく生きる、共に生きる、よりよく生きるための素地となる教育の充実を図ります。これまでマスク越しのコミュニケーションをせざるを得なかった現実を踏まえ、「友情・信頼」の道徳的価値に光をあて、自他を尊重し合う心をもって、言葉や行動で思いやりの心を表現することができる児童を育てていきたいと考えます。