ビオトープの樹木

ア行

アラカシ
ブナ科常緑高木。
別名 クロカシ、イヌガシ
名の由来 葉がやや大きく鋸歯が粗いのでこの名がある。
樹皮は緑がかった灰黒色。浅い割れ目と皮目がある。葉は単葉で互生し、枝先に集中する。
葉身は倒卵状長楕円形または長楕円形.長さは5〜13cm、幅は3〜6cm。
葉の表面は濃緑色。
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カ行

グミ
グミ(茱萸、胡頽子)はグミ科グミ属(学名:Elaeagnus)の植物の総称で、果実は食用になる。
なお、グミは大和言葉であり、菓子のグミ(ドイツ語でゴムを意味する"Gummi"から)とは無関係である
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クヌギ
樹高は15-20mになる。 樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目ができる。
葉は互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯がならぶ。葉は薄いが硬く、表面にはつやがある。
落葉樹であり葉は秋に紅葉する。紅葉後に完全な枯葉になっても離層が形成されないため枝からなかなか落ちず、2月くらいまで枝についていることがある。
花は雌雄別の風媒花で4-5月頃に咲く。雄花は黄色い10cmほどの房状に小さな花をつける。雌花は葉の付根に非常に小さい赤っぽい花をつける。 雌花は受粉すると実を付け翌年の秋に成熟する。
実は渋味が強いため、そのままでは食用にならない。
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クワ
落葉性の高木
大きいものは15mに達するが、普段見かけるのは数m程度のものが多い。樹皮は灰色を帯びる。
葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。
大きい木では、葉の形はハート形に近い楕円形だが、若い木では、葉にあらい切れ込みが入る場合がある。
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コナラ
落葉高木 別名はホウソ
樹皮は灰黒色で、縦に裂け目が入る。葉の先はやや広がって尖り、短い葉柄がある。
また、ふちが尖った鋸歯があり、裏面が灰白色の葉は互生。
 春に葉の付け根に1〜2個の花が咲き、その年の秋に長さ2cm前後の細長いどんぐりが実る。
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サ行

サルスベリ
キョウチクトウ(夾竹桃)と共に夏を代表するような花です。木の幹は文字どおりつるつるしています。
名前の付けられかたが似ているものとして,ニチニチソウ(日々草),ヒャクニチソウ(百日草),センニチコウ(千日紅)があります。
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ザクロ
初夏の青い空を背景に赤い花がきれいです。
秋になると実が大きくなり,「柘榴を割ったように」という感じではじけます。
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ソメイヨシノ
バラ科 落葉高木
葉は単葉、葉柄には一対の赤い蜜腺がある。幕末に東京から持ち出され広められた。
東京都の花になっている。入学式前後に開花し、器、家具、楽器、彫刻などに利用する。
 
ソヨゴ
常緑の高木。
アカマツ林中に多くみられる。 亜高木層から草本層に出現し、高木になることは少なかったが、マツ枯れによって高木のアカマツが枯損し、一躍脚光を浴びることになった。
葉は革質で卵状楕円形。普通全縁で鋸歯はない。雌雄異株であり、花の数は少ないが、蜜源として重要であるという。
材は建築用材などにはならないが、良質の炭として利用された。
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ケヤキ
ケヤキ科 落葉大高木
葉は単葉で、表面がザラザラしている。また、葉のはしはのこぎりの葉のようにギザギザになっている。
暖かい所に分布し、街路樹や庭園樹としても植えられる。建築、家具に利用し木目が美しい。
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タ行

ナ行

ナナカマド
落葉 小高木 花期:晩春〜初夏葉は無毛またはほとんど無毛であり、複葉で11〜17の小葉からなる。
鋸歯はバラ科の特徴をよく示し、鋭く規則的で美しい。5月頃、枝の先に大きな花序を付ける。
全体の花序は枝分かれした花序がいくつも集まっており、全体として1つのまとまりのある花序に見える(複散房花序)。
果実は赤く熟し、美しい。ナナカマドは「7回かまどに入れても燃え残る」との意味と聞く。
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ニシキギ
別名:ヤハズニシキギ(矢筈錦木)
花期:春
紅葉がきれい。実は二つずつつく。また,枝にはコルク質の翼が付くので,これをみるだけでニシキギであることがわかる。
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ハ行

ハナミズキ
ミズキ科 落葉中高木
葉の側脈は4〜5個で間借りが大きい。花びらに見えるのはがくへんと呼ばれるもので花ではない。5月〜7月頃に花が咲く。
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ハンノキ
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木
樹高:15〜20m。径:60cm。
花:2月頃、葉に先だって単性花をつける。
雄花穂は黒褐色の円柱形で尾状に垂れ、雌花穂は楕円形で紅紫色を帯び雄花穂の下部につける。
果実:松かさ状。
葉:葉は有柄で長さ5〜13cmの長楕円形。縁に細鋸歯がある。
材:薪炭・建築・器具・楽器用。樹皮:果実は、古く染料にした。
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ヒノキ
高木の常緑樹
檜または桧とも。福島県以南に分布する。
雌雄同株、高さ30mを超えるものもある。
葉は対生で鱗片状、4月に地味な花を咲かせる。
材は、よい芳香などを利用した檜風呂が知られているが、建築や家具、船などの材料としても需要の多い木材である。
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マ行

ヤ行

ヤマモミジ
紅葉や黄葉が美しい「もみじ」の代表。
このヤマモミジやイロハモミジ、オオモミジ等を元にして、多くの園芸品種が作られている。葉が開く前に、赤く小さな花がさく。
紅葉の見頃は11月頃です。
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ヤマモモ
常緑高木
成長がおそい。花の開花時期は3月〜4月で、実の時期は6月〜7月。
ヤマモモは潮風や公害につよい。木には雌雄がある。
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ユキヤナギ
バラ科の落葉低木
別名にコゴメバナ、コゴメヤナギなど。春に小さい白い花を咲かせる。
中国原産という説もあるが、日本原産であると考えられている。
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ラ行

ワ行

参考

    岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
    植物生態研究室(波田研)のホームページ