かたくりルームは、通常の生活に適応しながら、さらに児童にとって必要な支援、指導を小集団や個別(ペア)の形態で行う教室です。特別支援教室とは?区立小学校に在籍している児童が、週に1〜2回かたくりルームに通い、必要な支援や指導を受けます。 |
特別支援教室での巡回指導とは?平成28年度より、順次各学校に特別支援教室が開設されました。巡回拠点校である関町小かたくりルーム教員が巡回校に週1回程度赴き、 |
対象となる児童は?
学校生活に概ね参加できており、学習上、生活上の困難さを抱え、一部特別な指導を必要とする、知的に遅れがない児童が対象です。
通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な支援を必要とする児童が通う教室です。 |
どんな指導をしているの?
個別指導や小集団学習を通して、人と関わる楽しさや大切さを体得させ、自己統制力や自己表現力を培い、社会性を養います。児童のよさや力を伸ばし、つまずきの対応の仕方を共に考え、支援します。
1 個別学習(個別・ペア)
個別またはペアで、各教科のベースとなる課題を取り扱いながら行う自立活動です。
・認知の特性〔聞いて理解、見て理解など情報処理の特徴〕に応じた学習内容の習得
・認知の偏りに対してのトレーニング学習
・自己肯定感に支えられた自己理解を深める活動
・達成感がもてる学習
2 小集団活動
小集団で行う自立活動です。「ゲーム」「遊び」「ロールプレイ」「話し合い」「計画」「実行」の活動を通して、ソーシャルスキル(好ましい人間関係を築き、維持するための技能)コミュニケーションスキルの向上をねらった活動です。
・ルールのあるゲーム(負けたときの気持ちの処理の練習)
・相手を意識したコミュニケーション活動、自己紹介、他己紹介、インタビューゲーム、伝言ゲームなど
・相手を意識したゲーム、協力ゲーム
・場面対応力を目指したソーシャルスキル、『こんな時どうする?』など
(学校場面や生活場面でのソーシャルスキルトレーニング)
3 体育・作業的な活動(個別・ペア・小集団)
運動や作業活動を通して、動と静のコントロール、運動企画力、身体調整力、集団における適応動作などの学習を行います。また、物作りを通して手指の巧緻性を高め、継続力、集中力を身に付けます。
・基本的な体力・筋力の向上・姿勢の保持
(バランスボール・バランスデスク・縄跳び・ボール運動、サーキットトレーニング等)
・工作
・手芸的活動
特別支援教室の指導・支援の体制
巡回指導教員の動き今年度も、巡回指導教員は、以下の通り曜日ごとに巡回校で勤務いたします。 |
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相談は随時受け付けています。
関町小かたくりルーム 〔直通〕TEL・FAX 3929−1293