二つの「じりつ(自立と自律)」2![]() ![]() ![]() ![]() さて、昨日の続きですが、ある大学の教授が、興味深い事を述べていたのでご紹介します。 * すばらしく意欲的だなと感じる大学生に出会ったときに「いったい、どんなご家庭だったのか。」と質問すると、必ず返ってくる答えがあります。それは、「勉強しなさいと言われたことは一度もない。」です。これはもう、判で押したように共通しています。だからと言って勉強しなかったという人は一人もいませんでした。自分で計画を立て、自発的に勉強してきたという人ばかりです。 とりわけ、明朗でプラス思考の学生言葉は印象的です。その学生は「うちの親は、『あなたはどうしたい。』といつも聞いてきました。『友達が塾に行くから、私も行ったほうがいいかな。』と聞いたら、逆に、『あなたはどうしたい。』と聞くし、小学生の頃、学校に着ていく服も、1年生の頃から『あなたはどうしたい。』と私に選ばせていました。」と言っていました。 子どもの頃から、自分で考え、自分で決めて、行動してきた人は、気持ちよいほど、前向きです。「自分で考え、自分でできた」体験を積み重ねていますので、何か困難なことに出合っても、「きっと、自分ならなんとか乗り越えられる」と考えます。これは、すばらしい「自己肯定感」です。 校長 河崎晃二 |
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