おつかい![]() ![]() ![]() ![]() 朝、母から「お豆腐買ってきて。」と頼まれると、お金と鍋を持って近所の豆腐屋に行きます。豆腐屋につくと「お豆腐一丁ください。味噌汁用に切ってください。」と頼むとお風呂のような大きな水槽から豆腐を一丁手ですくい出し、そのまま大きな包丁でさいの目に切って水を張った鍋に入れてもらいます。子供心に包丁で手は切れないのか不思議に思っていました。 夕方には、買い物かごを持っておつかいに行きます。今と違って、買うものによって八百屋や肉屋や魚屋などの店で買い物します。八百屋や魚屋は、ざるなどに品物が盛られていて「一山〇円」と書かれていました。頼むと、新聞紙で作った袋などにいれ買い物かごに入れてくれます。また、店内の天井から吊り下げられた籠の中にお金を入れ、そこからおつりを出してもらいます。今のおつかい風景とは随分と違っていました。 校長 河崎晃二 |
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