小満![]() ![]() ![]() ![]() 暦便覧には、「万物盈満すれば草木枝葉繁る」とあります。「盈満」とは、「物事が満ちあふれること。また、そのさま。」という意味です。 直訳すると「全てのものが満ちあふれると、草木に枝葉が茂る。」こんな風になりますが、もう少し解かり易くすると、「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る。」ことです。 また、農耕を主としていた時代には、秋にまいた麦の種などが、ちょうど穂をつける時期でもありました。穂が出始めた麦を見て「今年は順調に育っている。」と、ほっと一安心(少し満足)したのだそうです。そんなところから、小満と言われるようになったという説もあります。 校長 河崎晃二 |
|