12月17日の給食魚のみそがらめ きゃべつの浅漬け のっぺい汁 牛乳 一口メモ 今日の魚は、「モウカサメ」というサメの仲間を使っています。宮城県の三陸沖でとれた魚です。サメは、切り身としてお店に並ぶよりは、はんぺんなどの練り製品の材料に使われることが多いです。今日は、から揚げにして、みそやケチャップ、ごまで作ったたれをかけています。 汁物の「のっぺい汁」は、日本各地の郷土料理として、古くから食べられてきた料理です。地域によって、「のっぺ」とか「ぬっぺ」など、呼び方が少しずつ違います。とろみがついた具だくさん汁は、体も温まります。 12月16日の給食ポークビーンズ 果物(ラフランス) 牛乳 一口メモ ポークビーンズは、アメリカの家庭料理の一つです。野菜や肉とたくさんの豆をトマト味で煮込んでいます。 今日使用している豆は、「手亡豆(てぼうまめ)」と言って、白いんげん豆の一種です。「手亡豆」は、和菓子の白あんにも使われます。朝から給食室でかたい豆をコトコト煮込んだので、ちょうどよいかたさに煮あがっています。野菜と一緒に食べると、食物繊維のはたらきで、お腹の中を掃除してくれます。 果物は、今が旬の「ラフランス」です。一番有名な産地の山形県から届きました。独特の甘い香りと、ぬるっとした食感が特徴です。 12月13日の給食卵焼きの甘酢あんかけ 華風野菜 ごまキムチスープ 牛乳 一口メモ 今日のスープには、韓国の漬け物「キムチ」が入っています。白菜やニラ、にんじんなどの野菜を唐辛子や魚介類のエキスと一緒に漬け込んで作られています。 唐辛子には、カプサイシンという成分が入っているので、食欲増進や体を温める働きがあります。今日のように寒い日にはぴったりです。ピリッとした辛さもありますが、みそやごまで味をまろやかにしています。 12月12日の給食鯖のタンドリー風 白菜のごま和え すずしろ汁 牛乳 一口メモ 今日の魚「鯖(サバ)」は、魚の背中の部分が青みを帯びているため、「青魚」とも呼ばれています。そのため、魚へんに青と書いて「鯖」という漢字になっています。 背中が青い魚には、血液をサラサラにして病気を予防する成分がたくさん含まれています。今日は、ヨーグルトやカレー粉、ケチャップを合わせたたれに漬け込み、スパイシーな味付けにしています。 「すずしろ汁」の「すずしろ」は、春の七草の一つで、大根のことを言います。すりおろした大根がたっぷり入っています。 12月11日の給食切り干し大根のごま酢和え みかん 牛乳 一口メモ 今日の和えものには、たくさんの「切り干し大根」を使用しています。昔から日本の保存食として、新鮮な野菜がなくなる冬の貴重な食品とされてきました。昔は、生の大根を千切りにしてざるなどに広げ、太陽に当ててカラカラに乾燥させて作りました。水分がなくなることで、大根のうまみや栄養もぎゅっと濃縮されます。生の大根に比べると、歯や骨を丈夫にするカルシウムの量も多くなります。 今日は、切り干し大根のしゃきしゃきの歯ごたえが残るように、和えものにしました。 12月10日の給食
献立名 チャンポンつけ麺
揚げぎょうざ 牛乳 一口メモ チャンポンは、明治時代に九州長崎で生まれた料理と言われています。 ある料理人が、中国人留学生のために、安くて栄養のある食事を食べさせようと、ありあわせの野菜や肉を炒め、中華麺を入れてスープで煮込んだのが始まりです。 「チャンポン」というのは、いろいろなものを混ぜ合わせるという意味もあり、このような名前がついたようです。 今日は、スープに麺を入れて食べる「つけ麺」にしました。 ※写真データはありません。 12月9日の給食ししゃものみりん焼き 大根のおかか和え ちゃんこ風汁 牛乳 一口メモ 相撲の力士が食べる食事を「ちゃんこ」と言います。一般には、大きな鍋で作る「ちゃんこ鍋」が有名です。 ちゃんこ鍋には、野菜やきのこ、豆腐、肉や魚など、いろいろな食品がバランスよく入っていて、お相撲さんのパワーの源にもなっています。今日は、みそ風味の具だくさんの汁物にしました。 12月6日の給食スペイン風オムレツ キャベツのスープ 牛乳 一口メモ 今日は、スペインの料理を給食のメニューにしました。 パエリアは、いろいろな野菜や肉・魚介類をお米と一緒に炊き込んだ料理です。サフランという花のめしべを乾燥させたものを一緒に入れて、お米に黄色い色を付けます。このサフランは、とっても高価なものなので、給食では使うことができません。代わりにターメリックで色付けをしました。 じゃがいもやウィンナーが入り、ボリューム満点のスペイン風オムレツと一緒に食べられるように調理しました。 12月5日の給食のりのつくだ煮 じゃがいものカレー煮 野菜とちくわの炒め物 牛乳 一口メモ 今日は、いつもの肉じゃがをカレー風味に味付けした「じゃがいものカレー煮」を献立にしました。 じゃがいもには、風邪の予防に有効なビタミンCが多く含まれています。その量は、ビタミンCが多い果物の代表でもある「みかん」と同じくらい含まれていると言われています。 カレー味がよくしみ込んだじゃがいもをしっかり食べて、風邪の予防に努めさせたいと思います。 12月4日の給食おでん 野菜チップス 牛乳 一口メモ 今日の野菜チップスは、かぼちゃとさつまいもとれんこんを彩りよく油で揚げて作りました。 冬が旬のれんこんは、穴が開いていて向こうが見通せるので、縁起の良い野菜と言われます。そのため、お正月のおせち料理にも使われます。れんこんの穴は、真ん中に1つと周りに9つあり、全部で10個開いていると言われています。 11月29日の給食ペイザンヌスープ くだもの(りんご) 牛乳 一口メモ 今日は、自分ではさむミートソースサンドの献立です。ミートソースには、ひき肉、玉ねぎ、にんじんの他に、レンズのような形をしたレンズ豆も入っています。味付けには、カレー粉やチリパウダーも使い、少しスパイシーに仕上げました。 ペイザンヌスープは、フランスの家庭料理の一つです。「ペイザンヌ」というのは、フランス語で「田舎の」とか「お百姓さん」といった意味があるそうです。野菜たっぷりのやさしい味のスープです。 11月28日の給食鰆(さわら)のゆずみそ焼き 切り干し大根の煮物 せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日の汁物「せんべい汁」は、青森県の郷土料理です。小麦粉で作られた「南部せんべい」が汁の中に入っています。 昔、寒さの厳しい東北地方では、お米を栽培するのが難しい地域でした。そこで、お米の代わりになる小麦やそばを栽培していました。この南部せんべいも、そんな東北の人々が生み出した食品です。 汁の中には、鶏肉やきのこ、いろいろな野菜や里芋など、せんべいの他にも食材がたくさん入っています。 今日も寒い一日です。給食をしっかり食べて、体の中から温まることができるようにしていきます。 11月27日の給食わかめサラダ 牛乳 一口メモ ポークストロガノフは、ビーフストロガノフの牛肉の代わりに豚肉を使って作った料理です。 ビーフストロガノフは、ロシアのストロガノフ家に古くから伝わる牛肉の煮込み料理と言われています。今日の給食では、豚肉や玉ねぎをトマト風味に煮込み、生クリームでまろやかさを出しました。 パプリカパウダーで、ほんのりオレンジ色に色付けしたご飯と一緒に食べられるように調理しました。 11月26日の給食じゃこと小松菜のふりかけ 厚揚げのふきよせ 白菜のゆず風味 牛乳 一口メモ 今日は、和食の煮物がメインとなっているおかずの献立です。 「ふきよせ」とは、色とりどりの木の葉が風で一か所に吹き寄せられる様子から、いろいろな種類の野菜や具材を使った煮物をこのように呼んでいます。 今日の煮物には、にんじん、たけのこ、玉ねぎ、しいたけ、厚揚げ、グリンピースが使われています。いろいろな色の野菜や食材を偏りなく食べることで、栄養のバランスが良い食事になります。苦手な食べ物があっても、学校では少しずつ食べるように指導しています。 11月23日の給食トビウオのチーズバーグ 夕焼けポテト 五目汁 牛乳 一口メモ 今日のハンバーグは、東京都の島「八丈島」の近くでとれたトビウオを使っています。トビウオは、名前の通り胸びれを広げて海面を飛ぶことができます。その距離は、300メートルになることもあるそうです。 卵は「とびっこ」といって、お寿司のたねにも使われています。また、西日本では、トビウオのことを「あご」といい、乾燥させて料理のだしに使います。 今日は、ひじきやチーズも入れて、丈夫な体をつくるための鉄分やカルシウムがたくさんとれるように工夫しました。 11月22日の給食レンズ豆サラダ くだもの(みかん) 牛乳 一口メモ 今日のカレーには、インドの料理の「タンドリーチキン」が入っています。鶏肉をケチャップやヨーグルト、カレー粉などを合わせたたれに漬け込み、オーブンで焼きました。 インドでは、「タンドール」という壺のような形をした釜に鶏肉を貼りつけて焼くことから、このような名前がついています。いつものカレーよりも肉にしっかりカレーの風味がつき、スパイシーに仕上がっています。 サラダに入っているオレンジ色の「レンズ豆」も、インドではスープやサラダにして食べられています。豆には、お腹の掃除をしてくれる食物繊維がたくさん含まれています。豆の食感を楽しめるサラダになりました。 11月21日の給食ポテたこ焼き 牛乳 一口メモ 「ポテたこ焼き」は、田柄小の新メニューです。調理員さんが、夏休みの研修会で、おいしくて楽しいメニューの開発をして考えました。たこ焼きの生地は、小麦粉を水で溶いて作ります。しかし、この「ポテたこ焼き」は、名前の通りに、ゆでたじゃが芋をつぶしたもので作っています。 うどんとたこ焼きの組み合わせは、成長期の子ども達の食事としてはよい組み合わせとは言えません。でも、今日は展覧会のお楽しみメニューとして、じゃが芋を使ったたこ焼きを出しました。うどんは、野菜たっぷりの具だくさんにしてあります。 11月20日の給食じゃがいものそぼろ煮 三色ごま和え 牛乳 一口メモ 今日の野菜のおかずは、「三食ごま和え」です。この中で一番多く使われているのが白色の「もやし」です。 植物の種を水に浸して暗い所に置き、芽が出たものが「もやし」になります。「もやし」というと、あまり栄養のない食品というイメージがあるかもしれません。しかし最近の研究では、種から芽が出る時にそれまでになかったいろいろな栄養素が生まれることが分かりました。 今日は、風邪の予防に有効な栄養素であるビタミンAをたくさん含む、にんじんや小松菜と一緒にごま和えにしました。 11月19日の給食豚肉のコチュジャン炒め チンゲン菜としめじのスープ 大学芋 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、油で揚げたさつま芋に甘辛いたれをからめた「大学芋」です。 「大学芋」という名前がついたのは、今の東京大学の前にあったかき氷屋さんが、冬の間かき氷に代わるものとして販売したのが始まりと言われています。それがとても評判になり、大学の前で販売している芋なので、「大学芋」と呼ばれるようになったという説があります。 また、その他にも、最高においしいお芋料理であることから、「大学芋」という名前になったという説もあるそうです。 カラッと揚がった芋とたれの組み合わせで、子ども達にもおいしい大学芋に仕上がりました。 11月18日の給食ししゃものしらぎ揚げ きんぴらごぼう みぞれ汁 牛乳 一口メモ 今日の汁物には、吉田農園さんから届いた大根がすりおろして入っています。白いかたまりが雪のように見えることから、「みぞれ汁」という名前がついています。すりおろした大根が汁の底に沈まないように、片栗粉でとろみをつけてあります。 大根には、食べ物の消化を助けてくれる「アミラーゼ」という成分が含まれています。体が温まり、お腹にもやさしい汁物です。 |
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