図工室より

“STAY HOME” ステイ ホーム、家にいよう…という取り組みが始まって、家にいる時間がとても増えました。向山小のみなさんも、家の中でいろいろなことを考え、いろいろなことに取り組んでいると思います。4年生は昨年、空き箱を使って「ようこそ いらっしゃいませ」という題材でお店をつくりました。また、卒業生が粘土でつくった「レンガの家」を見た人も多いと思います。図工室からは、「家」に関係するおすすめのアーティストを2人紹介します。

●村上慧(むらかみ さとし)さん。
 ダンボールでおうちをつくって遊んだことがある人はいますか?村上さんは、自分の体がすっぽり入るくらいの家を発泡スチロールでつくり、その家をせおって日本全国を旅しました。絵本「家をせおって歩く」を見ると、くわしいことがかいてあります。「そもそも『家』とは何だろう?」と考えたのがきっかけだそうです。みなさんにとって「家」はどんな場所でしょうか。村上さんの写真を見ると自分でもやってみたくなります。「ダンボールハウス」でインターネット検索をすると、力作ハウスをたくさん見ることができますよ。

●藤森照信(ふじもり てるのぶ)さん
 不思議な建物をたくさんつくっている人です。藤森さんが自分で考え、今も住んでいる家には、屋根にタンポポが生えています。その名も「タンポポ ハウス」。そのほかにも、友達の家は屋根にニラが生えている「ニラ ハウス」。ちょっと高すぎる場所に建ててしまった「高過庵 たかすぎあん」など、写真を見ると思わずニコニコしてしまう建物がたくさんあります。自分が家を建てるとしたら、どんな家を建てたいかな?と、考えるのはとても楽しいですね。

 絵本にも、家をテーマにしたお話がたくさんあります。私が大好きなのは、佐藤さとるさんの「おおきなきがほしい」、バージニア・リー・バートンさんの「ちいさいおうち」、岩井 俊雄さんの「100かいだてのいえ」シリーズなどです。みなさんが好きな「家」の本はありますか?家にいる時間に、家のことを考えてみるのもおすすめです。そして気分が向いたら、想像した家を絵にかいたり、工作したりしてみてはいかがでしょう。

                              図画工作専科

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