図工室より

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 最近、「きれいだな」「おもしろいな」など、自分の心が動くものを見たり聞いたりしましたか?私は、STAY HOMEが始まってから、なぜか植物に目が行くようになりました。ふだんは見過ごしているような変化に敏感になっているのを感じます。歩いている場所は家の近所と学校の近所だけなのですが、今まで気が付かなかった小さな変化に気づくのです。例えば、雨上がりに水玉を乗せた葉っぱの美しさ、コンクリートの隙間に咲いた小さな花。今までは通り過ぎていた場所で足をとめて小さな感動を味わいました。そして、日常が戻ってくると忘れてしまうかもしれないと思って、みつけたものをできるだけスマートフォンで撮影したり、メモに書き留めたりしました。多分、テレビやインターネットで命にかかわる悲しいニュースをたくさん見ているので、植物が毎日少しずつ変わっていくことに励まされているのだと思います。花はその瞬間だけでも美しいですが、蕾がふくらみ、花が開き、花が散った後に小さな実になっていく、という変化を感じると、より愛しく思えます。つまり、花の形を見ているのではなく、やがて枯れていくことも含めた命を見ているのだと思うのです。自分の気持ちにおきた小さな変化をこれからも大切にしていきたいです。

※写真は、雨上がりの露を含んだ綿毛と、フラミンゴの足のようなピンク色だった紅葉の若枝です。

図画工作専科
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