7/20(月) 放送朝会

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週の初めの全校朝会は、6月以来、ずっと放送で行っています。感染防止のため、全校で集まることはしていません。
朝会の初めは、6年生の挨拶からです。3人の6年生が、言葉を言います。本来なら校庭で多きな声で言うところですが、今は、放送にしてもらっています。全校で集まれる日が待ち遠しいです。

さて、今日は、「心がつらいとき、どうしたらいい?」というお話でした。
ちょっと長いですが、掲載します。

今日は、心についてのお話をしたいと思います。
みなさんは、いやなことが続いて、ものすごく気持ちが落ち込んだとき、どうしていますか。
いやなことが続いたり、自分の力ではどうしようもない、つらいことが起こったりすると、心が押しつぶされたような気持になりますね。
 心が押しつぶされて小さくなってしまうと、いいことは目にうつらず、いやなことばかり考えるようになり、心はどんどん小さくなっていきます。
こうなると、心の元気もどんどんなくなっていき、やがて体を動かすこともいやになったり、心の病気になったりしてしまうことがあります。
 でも、そんな、自分ではどうすることもできないつらいことでも、乗り越える方法はあります。
 皆さんの心には部屋があって、「心の部屋」には、小さなドアがついています。そして、ドアの向こうには、今より少しだけ広い部屋があります。いやなこと、つらいことが増えてきて、今の部屋は窮屈だと感じたら、ドアを開けて、もっと広い部屋へ移動しましょう。ただ、ドアを開く方法は、二つしかありません。
一つ目は、ドアを強くノックする方法です。ドアを思いきりどんどんとたたいて、周りの人に「自分はここから出たいんだ!」ということを知らせましょう。心が押しつぶされそうなときは、自分の頭だけで考えず、いろいろな人に相談することが一番です。
二つ目の方法。誰かに相談してもなかなか解決しないときは、思い切って、全く違う世界に飛び込んでみましょう。スポーツでも遊びでも、習い事でも、何でも構いません。新しいことに挑戦したり、好きなことに没頭したりすることで知らなかった世界や新しい世界が見えてくると、自然と心のドアも開かれます。
このように、いやなこと、つらいことで心がいっぱいになるたびに、心のドアをあけ、心の部屋をどんどん大きくしていくと、やがて、最初に自分が考えていたいやなこと、つらいことが、びっくりするぐらい小さく感じられる時が来ます。そして、自分はこんな小さなことで悩んでいたんだ!と、笑いながら話せる日が、必ずやってくるそうです。

どうですか。心のドアを開いて、心の部屋を大きくする話。ちょっと難しかったですか。
ちなみに、校長先生は、いやなこと、つらいことがあったときのストレス解消法があります。それは、簡単なことを繰り返す、という方法です。例えば、歩く。音楽を聴きながらひたすら歩く。それから、家のお風呂や階段や床を、ひたすらごしごし掃除をする。そんなことをしています。ほかにも、読書をすることもストレス解消法です。さっきの方法でいうと全く違う世界に飛び込むって方法です。

今日のお話は、「こころのふしぎ なぜ どうして」という本に載っていたお話です。校長室の前に置いておきますので、もしよかったら読んでみてください。
(おしまい)

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