2-3 道徳授業地区公開講座![]() ![]() 2年3組では、「ぐみの木と小鳥」を読んで、親切について考えました。 ぐみの木に頼まれ、病気のりすに、ぐみの実を届けた小鳥。 少し元気になってきたりすを見て、 また次の日もぐみの実を届ける約束をします。 しかし、次の日は嵐。 ぐみの木に「りすさんのところへ行くのは、あらしが やんでからにしてくださいね。」と言われ、小鳥はじっと考えます。 やがて、小鳥は力をふりしぼって飛んで、りすのところにいきます。 りすは、お礼を言い、もうすぐよくなることを伝えます。 子供たちは、小鳥になったつもりで、小鳥の気持ちを考えました。 一番意見がでてきたのは、「あらしの中、小鳥はどんなことを じっと考えていたのだろうか」というところでした。 ・約束したから届けてあげたい ・りすさんに元気になってほしいから、届けたい という、行きたい、行かなくちゃという思いが出てきました。 その一方で、 ・嵐の中でかけたら、自分も危ない。 ・自分になにかあったら、りすさんのところへ届ける人が いなくなってしまう。 という、やめた方がいいのではないかという思いも出てきました。 みんなで迷って意見を出し合った後、 力をふりしぼってりすのところへ行くと、 お礼を言われ、小鳥もうれしい気持ちになったことに気付き、 親切にすると自分もよい気持ちになると学びました。 この学習を通して、 「これから友達に優しくしていきたい。」 「困っている人がいたら、助けてあげたい。」 という思いをワークシートに書いていました。 この学習が、今後の生活に生きていくとよいと思います。 |
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