2-3 道徳授業地区公開講座

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7月10日の土曜日に、道徳授業地区公開講座がありました。

2年3組では、「ぐみの木と小鳥」を読んで、親切について考えました。

ぐみの木に頼まれ、病気のりすに、ぐみの実を届けた小鳥。
少し元気になってきたりすを見て、
また次の日もぐみの実を届ける約束をします。
しかし、次の日は嵐。
ぐみの木に「りすさんのところへ行くのは、あらしが
やんでからにしてくださいね。」と言われ、小鳥はじっと考えます。
やがて、小鳥は力をふりしぼって飛んで、りすのところにいきます。
りすは、お礼を言い、もうすぐよくなることを伝えます。

子供たちは、小鳥になったつもりで、小鳥の気持ちを考えました。
一番意見がでてきたのは、「あらしの中、小鳥はどんなことを
じっと考えていたのだろうか」というところでした。
・約束したから届けてあげたい
・りすさんに元気になってほしいから、届けたい
という、行きたい、行かなくちゃという思いが出てきました。
その一方で、
・嵐の中でかけたら、自分も危ない。
・自分になにかあったら、りすさんのところへ届ける人が
いなくなってしまう。
という、やめた方がいいのではないかという思いも出てきました。

みんなで迷って意見を出し合った後、
力をふりしぼってりすのところへ行くと、
お礼を言われ、小鳥もうれしい気持ちになったことに気付き、
親切にすると自分もよい気持ちになると学びました。

この学習を通して、
「これから友達に優しくしていきたい。」
「困っている人がいたら、助けてあげたい。」
という思いをワークシートに書いていました。

この学習が、今後の生活に生きていくとよいと思います。
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