教科書の「どうすればいいのだろう」という教材を用いて、「公正・公平に行動するには、どのような心が必要だろう」ということについて考えました。掃除中、仲間からゴミ捨てを命じられている友達を見て、何も言えなかった「ぼく」が登場する1場面。スポーツの試合中、ボールがコート内に入っていることを知りながら、「入っていない。」と主張する友達に反論できなかった「わたし」が登場する2場面。それぞれの場面で、正しいことを言えなかった理由や、言ったらどんなよさがあるかを考えることで、必要な心は何かを話し合いました。授業の終盤、子どもたちからは、公正・公平に行動するには、「勇気」や「友達を思うやさしい心」、「人によって態度を変えない強い心」が大切だという意見が出ました。
高学年は、人との関わりで悩む時期でもあるので、すぐに行動に移せないこともあるかと思いますが、今日の授業を思い出して、行動に移せることを願っています。